チェルノブイリの増加はスクリーニングと過剰診断だけというのは、さすがにかなりの少数派（なとろむ、2016年3月19日）

早川由紀夫 @HayakawaYukio

@drsteppenwolf さんも、呪縛から100％解き放たれているわけではないのですね。

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

２つの原発事故で見つかった甲状腺癌のうち、過剰診断の割合は、福島 99％、チェルノブイリ 90%ぐらい。このあたりが落とし所なんだろうと思う。

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

不利益しか生み出さない高精度甲状腺スクリーニングは行ってはならない。たとえ放射線過酷事故後であってもだ。これが福島から得られた教訓だ。

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

福島第一原発事故ぐらいじゃ癌は増加しない。チェルノブイリぐらいで癌は増えるかどうか微妙なところ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

フクシマで出たセシウムの量はチェルノブイリの12分の1だった。これに人口密度を加味すると集団被ばく線量はほとんど同じ。がん発生率に違いがあると考えるほうに無理がある。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

「フクシマとチェルノブイリとは違う」の物言いを自己批判して撤回しない限り、この問題は解決しない。国際機関によるフクシマのレベル認定は、事故から数ヶ月をかけて徐々に上げられて（チェルノブイリと同じ）7になったが、当事者たちの認識は依然として5か6のままだ。

𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

私は甲状腺癌の治療にしばらく携わってて、こじれた結果として苦労してる（ただし死ぬことは滅多にない）患者さんも数多く見てるので、甲状腺癌に関しては偏ってる自覚があります。正直な所、個人的には「どっちか分からないなら、こじれる前に切った方がまだマシなんじゃないか」くらいは思ってます。

𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

私があまり口を挟まなかったのは、その辺の偏りを自覚していたから、というのもあります。元々、「あの原発事故で甲状腺癌増加なんて起こらん。チェルノブイリとは違う」と思ってるので、一斉検査をやめるのには同意ながら、「過剰診断が問題だからやめよう」に全面的に同意はできなかったんですね。

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

高汚染の最管理地区は最新の超音波検査法。一方、汚染の少ないコントロール地区は触診。これでは客観的な比較はできないと思う。 →イリーン「チェルノブイリ：虚偽と真実」 nashim.org/jp/pdf/ 第五部 チェルノブイリ事故に対する国際的専門家の評価 p384下段 pic.twitter.com/RE40MOKUnp

拡大

早川由紀夫 @HayakawaYukio

事故後うまれも触診だったか？

名取宏（なとろむ） @NATROM

デミチック氏は「ベラルーシ共和国で手術せず様子を見た例と手術をした例とでは、子供の寿命は格段に違った」と主張していますが、データは示されていません。「チェルノブイリの小児甲状腺癌検査を３０年間に渡り担当した偉い先生がそう言った」からと、データなしで信じるのは悪しき権威主義です。 twitter.com/cyborg0012/sta…

cyborg001 @cyborg0012

@NATROM @kuninosaiseiwo 「甲状腺がん検診の・・・・有効であるという傍証（観察研究）すら存在しない」が口癖の内科医さんですが、デミチック氏はこれを否定している。経過観察した癌患者との比較でも予後にはっきりとした違いがあると述べています。早期発見による予後改善効果はチェルノブイリでも実証済みということです。

2017-05-09 06:54:16

名取宏（なとろむ） @NATROM

『「福島県で急速に増え始めた小児甲状腺がん（JBpress）鎌田實氏の記事」内の故ユーリ・デミチク氏の見解について』[ togetter.com/li/1102575 ]のコメント欄で「子供の寿命は格段に違った」データのの情報について質問しましたが、いまのところ答えがありません。

名取宏（なとろむ） @NATROM

子供の『寿命』は違ったというのは、全生存に差が出たと読めます。遠隔転移とか甲状腺全摘とかなならともかく、予後の良い小児甲状腺がんで全生存に差が出るというのはきわめて考えにくいことです。いったい、何人を「手術せず様子を見」たのでしょうか。

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

第五福竜丸事件を含むビキニやチェルノブイリの低線量放射線被害は盛られたものだ。そこを指摘せずに、福島は〇〇とは被曝量が違うから大丈夫って主張するのは実に筋が悪い。低線量被曝被害を創作されたら福島はたちまち危険ゾーンとなってしまうのだから。

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

ビキニやチェルノブイリで起きた妄想被害が、福島でも起こっているだけなんだ。大した違いはない。

名取宏（なとろむ） @NATROM

福島県の甲状腺がん検診について検証したいのなら、まず、一般のがん検診について知るのが良いと思います。

名取宏（なとろむ） @NATROM

がん検診については医師も誤解している人が多いです。30歳台の乳がん検診は推奨されていませんが、そうしたがん検診を行っている医師に「ガイドラインで推奨されていないことを被験者に十分に説明しているのか」と尋ねたところ、「でも、30歳台でも乳がんはたまに見つかりますよ」との返事。

名取宏（なとろむ） @NATROM

単純に「手術を要する癌が見つかってよかった」とお考えなのでしょう。この考え方は間違いです。まったくメリットのないがん検診でも、治療を要するがんが見つかることはあります（韓国の甲状腺がん検診が典型です）。「全体としては不利益が大きくても個人では利益がある人もいる」とすら言えません。

名取宏（なとろむ） @NATROM

詳しくは[検診で発見されたがんの予後が良くても、がん検診が有効だとは言えないのはなぜか？ d.hatena.ne.jp/NATROM/2017030… ]で説明しています。ご質問は歓迎します。ツイッターは字数制限があったりしますのでブログのコメント欄が確実です。患者のための議論をしましょう。

名取宏（なとろむ） @NATROM

「個人のブログなんて信用できねーぜ」という方は、疫学の教科書か、[ ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22393129 ]あたりから、関連する論文にあたってください。