村上部長⑧【旅行】

村上部長シリーズ第8話
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クラゲの秘密のお部屋 @04_kurage

【旅行 sideM ②⑥】 そう言って タオルや浴衣を持って風呂場に消えてった彼女 ようやくの時間に もう俺は ニヤけが止まらんかった

2016-03-13 23:32:49
クラゲの秘密のお部屋 @04_kurage

【旅行 sideS ②⑦】 露天風呂 ずっと気になってて あれに入るのかって思ったら お家でたまに一緒に入るけど その何倍も緊張しちゃう 明るいし 半分外で 声とか聞こえちゃうのかな… 声って… 自分で考えて恥ずかしいくなって 急いで服を脱いで かけ湯して 早々に温泉に入る

2016-03-14 23:39:04
クラゲの秘密のお部屋 @04_kurage

【旅行 sideS ②⑧】 5分待ってって言ったのにすぐに入ってくる信五さん 入ってくるのはわかったけど 信五さんの方全然見れなくて 端にいて海を眺めてるフリをする 後ろから手が伸びてきて 引き寄せられて 信五さんの足の間に収まる 「真っ暗やな」 『はい…』

2016-03-14 23:39:10
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【旅行 sideS ②⑨】 「1日目は楽しかった?」 『はい。とっても』 「もっと遠くとか行きたいなー」 『沖縄いきたいです!信五さんダイビングするんでしょ?』 「誰に聞いてん、あー。丸山か」 『はい!海潜ってみたいです』 「せやな。久々に行きたいわ」 2人で行きたい所を言い合う

2016-03-14 23:39:12
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【旅行 sideS ③⓪】 会話で少し緊張が解れたのに 不意に信五さんが襟足にキスをするから 身体がビクッとしてしまう 「まだ緊張感してるん?」 『だって…恥ずかしいです』 「こっち向いて?」 向かい合わせになって 信五さんに跨る形になる

2016-03-14 23:39:14
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【旅行 sideS ③①】 そのまま腰と後頭部をしっかり押さえられて キスをする 掛け流しのお湯の音と同じくらいのキスの音 ゆっくり離れて行って 首筋から降りて行く 思わず仰け反ったら 今度は胸を舐める信五さん 『ふぁっ…』 「声聞こえるで」

2016-03-14 23:39:16
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【旅行 sideS ③②】 そう言われて必死に我慢するのに やめてくれない 意地悪だ… 口角が少し上がってるもの 信五さんの肩を掴んで必死になっていると くるりと回って わたしをお風呂の淵に座らせる あっという間に足を開かされて 抵抗する間もなく信五さんの舌が這う

2016-03-14 23:39:18
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【旅行 sideS ③③】 『あぁっ…ダメっ…』 「まだやって」 イきそうだったのを止められて 再びお湯の中に 信五さんの上になって ゆっくりと入ってくる 『んっ…』 最初から容赦なく 下から突いてくる信五さん 肩に口を付けて声が漏れない様にするけど無意味で

2016-03-14 23:39:19
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【旅行 sideS ③④】 最後はもう声とかどうでも良くなってた… 「大丈夫か?」 『やりすぎです…』 「風呂も広いしな」 『お隣に聞こえちゃう…』 「あんなお前見られたらあかんけど声くらいは…」 『信五さんのエッチ』 いつにも増して今日の信五さんはベタベタだ

2016-03-14 23:39:21
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【旅行 sideS ③⑤】 「まだまだ夜はこれからやでな」 『…っ…』 驚愕して声も出ない… それを見て笑ってる信五さん 『もっ、もう!信五さんの変態!』 先に露天風呂から出た私 身体が温泉と行為ですごく火照ってた…

2016-03-14 23:39:23
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【旅行 sideM ③⑥】 露天風呂で乱れる彼女とか もう最高やな って俺はやっぱ変態やな… さっさと出て行ってしまった彼女 暑いし俺も風呂から上がる 浴衣になれずに 帯で苦戦してる彼女 「貸してみ?」 さっと帯巻いてやる 『あ、ありがとうございますっ』

2016-03-15 22:42:13
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【旅行 sideM ③⑦】 「着なんくても良かったけど脱がす楽しみあるでな」 『…っ…』 物凄い勢いで俺を見る彼女 『信五さんやっぱり変態です!』 そう言って先に部屋の中に戻ってった このままって思ったのに まぁええわ 俺も浴衣を着て戻る

2016-03-15 22:42:15
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【旅行 sideM ③⑧】 見ると三角座りでふさぎこんでふ彼女 近づくと泣いてる様に見える 「どないしてん」 とりあえず彼女を足の間に収める 「やりすぎたか?ごめんやで。つい…」 首を横に振る彼女 「じゃあどないしてん?」 『…』 「言わなわからへんやろ?」

2016-03-15 22:42:17
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【旅行 sideM ③⑨】 『…信五さんは…こういう所に女の人と良く来たんですか?』 え? それが理由? そんなんで? 「なんで急に…」 『信五さん慣れてるから…』 それで泣くなんて 彼女を顔だけこっちを向かせて 涙を拭う 「まぁ、旅行には来たことあるけど」

2016-03-15 22:42:18
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【旅行 sideM ④⓪】 また涙目になる彼女 「けど、そのために仕事必死になって終わらせて休み取ったりはしたことないわ」 『信五さん…?』 「つまり、仕事よりもお前やから。一緒におるだけで満足してるわけじゃないからな」 『信五さん…ありがとうございます…』

2016-03-15 22:42:20
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【旅行 sideM ④①】 「そんなことで泣くな」 『…ごめんなさい…』 そのまま唇にキスをする 「そんな心配なら」 ひょいっとカバンの中をあさる 「引越しの時に元彼から貰ったもん処分したからないんやもんなー」 小さい箱を渡す 「俺やってお前の過去に嫉妬するからな」

2016-03-15 22:42:21
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【旅行 sideM ④②】 中身を確認する彼女 『信五さん…これっ…』 雑貨屋で彼女が見とったピアス そっと買っておいた 『可愛い…ありがとうございます…』 「お気に召しましたなら光栄ですっと」 彼女を持ち上げる 『し、信五さんっ…』 そっと布団の上に降ろす

2016-03-15 22:42:23
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【旅行 sideM ④③】 「お互い嫉妬せんようにしよな」 肌蹴た浴衣を直そうとする彼女の手を取って そのまま押し倒す 『もう、してませんっ…』 そういう口を思いっきり塞いだ

2016-03-15 22:42:24
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【旅行 sideS ④④】 信五さん… こういう所に何度も来てるみたいに スマートで 露天風呂だって 浴衣だって 信五さんの頭の中はそればっかり… 折角初めての旅行なのに… 信五さんが浴衣の帯を締めてくれて そそくさと先に出てくる 『はぁ…』

2016-03-16 23:37:22
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【旅行 sideS ④⑤】 泣きそうになって 目の前の缶ビールをグイッと飲み干す 飲んでもすっきりしなくて 信五さんがでてきて慌てて俯くけれど すぐにばれちゃう 私だけじゃなくて 信五さんも色々考えてくれてたんだ… 丸山さんにポロって言っちゃったの 筒抜け…

2016-03-16 23:37:24
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【旅行 sideS ④⑥】 雑貨屋さんで見ていたピアス 欲しかったやつ いつの間に… 喜んでいたら 抱えられてあっという間に布団の上 浴衣が肌蹴て慌てて直すのを制止されて そのまま押し倒される 言い訳する口を塞がれて ビールで冷めた熱が再び帯びてくる

2016-03-16 23:37:25
クラゲの秘密のお部屋 @04_kurage

【旅行 sideS ④⑦】 胸の合わせから手が入ってくる 「なんも付けてないとか」 肩口を開かれて 胸が露わになる 隠す手を押さえつけられたまま 舌が這って行く 『はぁっ…』 「風呂よりもうちょい声出してもええで」 帯も外されて 全てが見える…

2016-03-16 23:37:28
クラゲの秘密のお部屋 @04_kurage

【旅行 sideS ④⑧】 指が確信をつくけど もうそこは充分濡れてて 「ならさんでもええか…」 って一気に入ってくる 最初から激しくて 『もうっ…ダメっ…』 「まだやっ…」 信五さんだって限界のくせに ゆっくりになる 「もっと、俺でいっぱいになればええねんって」

2016-03-16 23:37:29
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【旅行 sideS ④⑨】 うっすら目を開けると 信五さんと目が合う 「ずっと縛り付けておきたいくらい。誰でもええ訳やない。お前やからな」 信五さんの頬を両手で触れると 優しいキスが降りてくる 「こんなおっさん夢中にして…悪い女やで」 八重歯を見せて笑う信五さん

2016-03-16 23:37:31
クラゲの秘密のお部屋 @04_kurage

【旅行 sideS ⑤⓪】 「お前は?」 『え?あっ…ンッ…』 聞いておきながらいきなりスピードを上げる信五さん 「早よ。答えて?」 『ンッ…やぁっ…』 全然答えさせてくれなくて 限界が近づく中で 『信五さん…だけですっ…愛してますっ』 そのまま意識を失った…

2016-03-16 23:37:32