病理医ヤンデルと教科書のおすすめ
読了しました、「こわいもの知らずの病理学講義」。医学部生は、学部の病理学の授業が入る前に読んでおけばきっとものすごく役に立ちます。 pic.twitter.com/FZ7094h7jx
2017-11-15 10:35:00「こわいもの知らずの病理学講義」ですが、ぼくはこの本が今「一般向け」に受け入れられているというのがすごいことだなあと思います。もし、この本の発売前にぼくが原稿を読んだら、「高校の高等生物を理解できることが大前提ですし、医学部生向けですね」といって初版を3000部に設定したと思います
2017-11-15 10:41:18けど実際にはこの本もう30000部近く売れてるんですよ。こんなに難しいことがいっぱい書いてあるのに……。世間が医学に対する知識を渇望している、ということのあらわれなのかもしれません。ノーベル賞受賞者たちのエピソードなどが豊富で、元科学少年の心をくすぐりました。楽しかったです
2017-11-15 10:42:37一番のターゲットとしては、「病理学をこれから勉強する必要がある医学生」だと思うけど……うーん……この高度な本が30000部も売れちゃうのか……すごいなあ……
2017-11-15 10:45:353週間 de 消化器病理 臨床医のための病理のイロハ とてもよい本です。ことばの使い方が厳密だし丁寧。消化管、肝胆膵に携わる臨床医は必携……というか、福嶋先生の本だというだけで買った消化器ドクターはすでに多いのではないかと。 pic.twitter.com/4p15JZOqho
2018-01-26 12:48:00微生物プラチナアトラス 佐々木雅一 amazon.co.jp/dp/4895929108/… これはマジですごい本 感染症屋さんはもちろんだけど、ほとんどの臨床医が一度読んどいたらいいんじゃねぇかな……菌をコロニーで同定するだけじゃなくて抗菌薬のクルーとか検査室に足を運ぶタイミングまで書いてある はんぱねぇ
2018-03-28 17:06:44がん‐4000年の歴史 シッダールタ・ムカジー amazon.co.jp/dp/4150504679/… めっちゃくちゃにいい本、難度は高いが広く一般におすすめしたい。個人的には医療系の学生こそ読んで欲しい、一見無味乾燥な分子生物学の授業が大逆転して輝き始めるはずである 今後この本を「教科書」として人にすすめる
2018-07-10 13:09:53骨太で大変しっかりした本、何気なく流し読みしても全く頭に入ってこないがじっくり読むと大切なことがいっぱい書いてある。本気で勉強したい研修医、さらには本気で指導したい上級医におすすめ pic.twitter.com/cw3VfAoPPw
2018-09-24 12:20:11前作「神戸大学感染症内科版TBL」もおもしろかったのだが、こちらのほうがさらにおもしろい。まだ読んでる途中だけどすでにおすすめできる感じ 医学生は買ったらいいと思うし、40歳医師(ぼく)もありがたく読む 勉強になる pic.twitter.com/NUYwVbxQpi
2018-10-11 19:08:47感動で震えます。虫による皮膚炎の総論、虫の生息地(風景写真)の細かな解説、各種の虫の皮膚炎を(自ら虫に刺されながら!)撮影した写真と異常に多いコラム、そしてきわめつけが第4章「人に害を及ぼさない虫」、普 通 に 虫 百 科、最後は虫刺されと鑑別が必要な皮膚病アトラス。圧倒的 pic.twitter.com/YfKJCEoW5A
2018-11-01 16:48:07これはマジですごいのでズーネットさんとか博物月報さん、タイムラインに潜む感染症医の方々や臨床検査技師、もちろん皮膚科医のみなさま、さらにはえーと、なんか図鑑が好きな人とかはみんな買うといいです。これで値段が税抜き12000円とかマジで信じられない、12万円の間違いではないのか
2018-11-01 16:49:33週末の出張中、行きの飛行機で読み終わり、あまりにすばらしく周囲にすすめまくり、土曜日の消化管エコー研究会でお世話になっている成田日赤のエコー技師さんに勢いで進呈し、その後帰りの飛行機でもう一度読むために電子版を購入した。ちなみに明日あたりもう一冊届くので研修医室に寄付する pic.twitter.com/ZanzO7IXfv
2018-11-19 08:33:06この本は皮膚病理のためというより、「炎症」とか「浮腫」とか「肉芽」のような病理学のキホンを学んでいない人が読むと真価を発揮すると思う。まったく病理の素養がない人が読むと厳しいかもしれないが、皮膚だけでなく消化管にしろ胆膵にしろ膠原病・血管炎にしろ「炎症」と戦う臨床医には勧めたい
2018-11-19 08:35:03届いた、少し読んだ、最高 すごくいい。病理初心者、中級者、病理診断ではどこに目を付けたらいいか、所見の意味、レポートの書き方……こういう本が欲しかった すごい! pic.twitter.com/u8m7KWvdCn
2018-11-29 12:01:53病理を勉強するときどういう教科書がいいですか、という質問には今まで「臨床に役立つ!病理診断のキホン教えます(羊土社)」と「Quick Reference Handbook for Surgical Pathologists(Springer)」を進めていたけど、これからは金芳堂の「外科病理診断学 原理とプラクティス」をあわせてすすめます
2018-11-29 12:04:41Antibiotic Basics for Clinicians (ABC)を、いろはでニュアンスごと翻訳したの、うまいなー…… pic.twitter.com/6FVeQEnX2m
2019-04-25 13:23:37病名がなくてもできること ―診断名のない3つのフェーズ 最初の最初すぎて診断名がない あとがなさすぎて診断名がない 不明・不定すぎて診断名がない ... amazon.co.jp/dp/4498010205/… 激烈な名著でした、医学生・研修医もそうですが医師全般におすすめします。
2019-05-23 11:32:31第1章、優等生風の「鑑別診断至上主義」に留まらない現場のリアルな名医の思考。第2章、臨床判断が遅れると取り返しがつかない難病・稀少疾患に肉薄。第3章、不明熱・不定愁訴の患者と医師をまるごと「治療」。「困難を抱えることが、医師の本来の仕事である」とは著者の言、最高ですわ
2019-05-23 11:35:34そして今は右の本、西智弘「がんを抱えて、自分らしく生きたい」を読んでいる。まだ読み終わる前だが、こちらは医師にぜひ読んでほしい、もっというと、「こんなに国民は読んで考えてるのに医者は読んでないの?」と医師にプレッシャーをかけるためにベストセラーになったらいいと思う pic.twitter.com/0nll61OU91
2019-06-05 07:07:04読了、さっきぼくこれを「本屋大賞とれる」って書いたけど、不正確だった、芥川賞っぽい。ほんとに。芥川賞の選考してる人(とかいるのか知らんが)は、この本を読んで考えてみてほしい。マジで pic.twitter.com/C4k0R5YyTT
2019-06-07 11:01:21