古代の女帝持統天皇と大津皇子の事件そして彼女の即位を巡る素人の個人的な考察等
- tenkaichu_
- 33285
- 58
- 2
- 1
当時の出来事についてはだいたい日本書記に書かれています。
『日本書紀』(にほんしょき)は、奈良時代に成立した日本の歴史書。日本に伝存する最古の正史で、六国史の第一にあたる。舎人親王らの撰で、養老4年(720年)に完成した。神代から持統天皇の時代までを扱う。漢文・編年体をとる。全30巻。系図1巻が付属したが失われた[1]。
※同時期に編纂された書物に古事記もありますが、此方は天武天皇と持統天皇の時代を取り扱っていないので今回は省きます。
@tos個人的に考察しているそれぞれの関係(※高市皇子←---藤原氏の矢印は完全なる妄想です。) pic.twitter.com/JWpLFxxlP6
2016-05-28 23:29:38あの時代わざわざ記録に残らなかった事は何もかも全部分からないんだぞ! 非常にしょうもない事でもたまたま書き留めてくれる人が居てくれたらそれが歴史なる
2015-12-26 17:32:11大津の変は謀反の経緯が全く記載されてなくて、コレは大津を処刑した側がかなりエグいやり方で彼を陥れたから~って可能性を真っ先に考えるけど、でも、歴史書を編纂したのは勝った側なんだから、謀反の経緯より大津への賛辞こそ真っ先に消すべき記述なのではないだろうか
2016-04-02 01:32:28『懐風藻』によると「状貌魁梧、器宇峻遠、幼年にして学を好み、博覧にしてよく文を属す。壮なるにおよびて武を愛し、多力にしてよく剣を撃つ。性すこぶる放蕩にして、法度に拘わらず、節を降して士を礼す。これによりて人多く付託す」(体格や容姿が逞しく、寛大。幼い頃から学問を好み、書物をよく読み、その知識は深く、見事な文章を書いた。成人してからは、武芸を好み、巧みに剣を扱った。その人柄は、自由気ままで、規則にこだわらず、皇子でありながら謙虚な態度をとり、人士を厚く遇した。このため、大津皇子の人柄を慕う、多くの人々の信望を集めた)とある。『日本書紀』にもおなじ趣旨の讃辞が述べられており、抜群の人物と認められていたようである
大津皇子のwikipedia(※上記)より
アニメや漫画のキャラクター相手ならば突っ込むべきポイントではありませんが、
彼は物語の中の架空の登場人物ではありません。
大津皇子のwikipediaを見ると彼への賛辞はまず懐風藻に記されて日本書記にも同じ賛辞が記されている〜と記載されているのですが、日本書記の成立は720年で懐風藻の成立は751年… 明らかに日本書記の方が先ですね pic.twitter.com/l1rw8gGxkT
2016-06-30 22:19:25@tos書記は大津への賛辞に加えて、妃の山辺の殉ずる様子を目撃した人々が皆涙した~という記述も記されていて、悲劇の皇子大津像は彼を処刑したハズの朝廷側の人間によって編纂された書記からスタートしているのではないでしょうか
2016-06-04 15:22:44不比等は持統天皇の懐刀だ!→大津皇子を追い詰めたのは不比等!ってイメージがやや定着してるけど、ワシはむしろ不比等は大津皇子に対してかなり好意的だった可能性もあるのではって思っています
2016-04-02 01:53:15日本書紀は基本的に本当の事を記録してると思う でも、蘇我氏を貶める為に印象操作したり、都合の悪い事は丸ごと記載しなかったり、都合の悪い事を覆い隠す為に余計な事書いたりとか そういう事は思いっきりやってるw
2016-03-01 16:17:11印象操作の日本書紀だけど、大津皇子は思いっきり後世の人々に同情されるように書かれててるから、不比等は持統の懐刀で彼女の私欲の為に大津を嵌めて殺害した〜説は成り立たないと考えている
2016-03-01 16:34:32なんか日本書記のここらへんをパラパラしながら解説を見ると、この部分は後漢書を真似して書かれた箇所や文章が一緒になってる箇所が多いらしいんだよねー 元祖パクツイ?
2016-03-31 22:13:10創作物で草壁皇子はよく大津皇子との対比で病弱だったり、やや情けない感じに描かれてる事が多いそうですが、実際はそうだったとも限らないのではないでしょうか。 早死にしたとはいえ、一般的な成人男性くらいの体力はあったのでは?
2016-03-31 22:21:41※氷高皇女は後の元正天皇の事です。
草壁皇子といえば残忍で冷酷な母親に従わざるえなかった病弱で気弱な皇子というイメージがあるみたいだけど、吉野の盟約の時、 大津皇子→子供無し 草壁皇子→既に一児のパパ だからな!!!!!
2015-11-28 09:57:26日本書記に明確に彼が立太子の記事があることから、天武の後継者に指名されていたっていうのが定説ですが、この立太子の記事は後世の作為であるという説もあるそうですね。 個人的にはこの後世の作為説を支持します。
2016-03-31 00:15:57