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経営学たん
@keieigakutan
一方で、組織文化の変革は短くとも数ヶ月、長いと年単位のものとなります。先程も言いました通り、組織文化は企業の土台となっているのでその変化にはなかなか苦労を伴います。
2016-04-05 02:06:40
経営学たん
@keieigakutan
話を戻しましょう。続いて、組織文化の機能を見ていきたいと思います。 組織文化にも良い面(機能)と、そして悪い面(逆機能)が存在します。 まずは機能の方から見ていきましょう。
2016-04-05 02:09:02
経営学たん
@keieigakutan
組織文化には以下の機能が存在します。 ①『コミュニケーション・情報処理の円滑化』 判断基準を共有するため、意思決定のすり合わせが用意となり、コミュニケーションを円滑化することができます。
2016-04-05 02:12:39
経営学たん
@keieigakutan
②『行動規範』 組織に公式の規定がなくとも、組織文化は自発的に構成員の行動範囲や規範を制御し、またどのような学習を重視すべきかを暗黙的に指示します。
2016-04-05 02:15:52
経営学たん
@keieigakutan
@zatutan 特に③についてはAppleが非常に面白い例に思えます。 pic.twitter.com/bqHwE2aezE
2016-04-05 02:22:41
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経営学たん
@keieigakutan
一方で、組織文化の逆機能としては、次のものがあります。 ①『思考の均質化』 行き過ぎると、構成員の思考様式が同じようになり、思考の多様性を奪う。 また組織が環境変化に見舞われたときに、人々が変化を拒み、その対応ができなくなる。
2016-04-05 02:26:24
経営学たん
@keieigakutan
このように、組織文化にも機能と逆機能が存在します。皆さんが身を置いている組織と比較してみて、何か思い当たるものはあったでしょうか?
2016-04-05 02:33:46
経営学たん
@keieigakutan
【参考文献】 ・桑田耕太郎 田尾雅夫『組織論 補訂版』有斐閣アルマ(2010) ・ ジェームズ・マーチ ハーバード・サイモン『オーガニゼーションズ 第2版---現代組織論の原典』ダイヤモンド社(2014) ・エドガー・シャイン『企業文化―生き残りの指針』白桃書房(2004)
2016-04-09 20:02:18