- keieigakutan
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皆さん、こんばんわ。経営学たんです。やっと春の訪れを感じられるようになりましたね! この前は上野公園で桜が綺麗に咲いているのを見ていました。最近は、時たま暖かい日もあり、これから気温も上がっていくんでしょうね。うーん、そろそろ服装も春っぽくしましょうかね・・・。
2016-04-04 23:01:24春といえば、新入生、そして新社会人の皆さんおめでとうございます! 皆さんの努力が花開いたこの年、心よりお祝い申し上げます。そして今後ますますのご活躍をお祈りしています。
2016-04-04 23:02:25「時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力をたくわえている。たくわえられた力がなければ、時が来ても成就しないであろう」とは松下幸之助氏の言葉ですね。
2016-04-04 23:03:08今日から四日間、23時頃はうるさくしてしまいます。どうかご了承ください。 不快でしたらミュートまたは「なんだこの眼鏡?」程度に無視していただけると幸いです。
2016-04-04 23:07:39なお、連ツイに際して、( @zatutan )を利用して、連ツイの補足や裏話も同時進行していきます。本当に他愛もないことしか話しませんが、もし気になる方は是非フォローしてみてください。
2016-04-04 23:12:02@zatutan ちなみに今回の連ツイの原稿は、以前勉強会(学術たんの勉強会とはまた別のもの)で発表したレジュメを連ツイ用に補足・加工したものだったり。その時の題名は『組織の基本、組織文化、組織学習』。12ページほどで各分野をつなぎ、短くまとめ上げたものです。#連ツイ補足・裏話
2016-04-04 23:11:27本日はその第一回目、『“組織”とはなんだろう?』を呟きたいと思います。 皆さんがよく耳にする“組織”。なんとなく身近ですが、ぼんやりとしたイメージとなっているかもしれません。
2016-04-04 23:09:47私もかつて友人に「組織ってなんなの?」というもう純度100%みたいな質問を投げかけられて、困惑してしまった経験があります。その時は経営学に触れ始めて間もなかったのもあり、私としても、質問してくださった友人としても満足いく回答ではなかったと思います。
2016-04-04 23:15:46@zatutan また、ある場では宣伝の担当させていただいたことがあるのですが、“戦略”という部分に目が行き過ぎて、その実行の際に失敗を起こしてしまった経験もしたこともあります。詳しいことは言えませんが、要するに組織をしっかりと見れていなかったんですよね。#連ツイ補足・裏話
2016-04-04 23:18:28@zatutan これらの歯ぎしりが出るほど悔しい失敗の経験から、「組織とはなんだろう?」という疑問が自分の中に芽生え始めたのが、組織論に触れ始めたのがきっかけだったりします。#連ツイ補足・裏話
2016-04-04 23:20:31では、「組織」とははたしてなんでしょうか? これについては様々な言い方がありますが、C・バーナードの定義を使うならば、以下のように解釈されます。 「二人以上の人々の、意識的に調整された諸活動、諸力の体系」(Barnard[1938])
2016-04-04 23:22:35ちょっとわかりにくいですよね。 ですので、もう少し柔らかくしてみると、大体こんな感じです。 “組織とは、構成員が二人以上おり、彼らが何らかの形で調整をし合いながら、活動をしている体系” 大雑把にはこんな感じで解釈してください。
2016-04-04 23:27:00①『 伝達 』(互いに意見や情報を伝達している) ②『 貢献意欲 』(それらの人は貢献しようとする意欲がある) ③『 共通目的 』(共通の目的を達成しようとしている)
2016-04-04 23:32:07「集団」と「組織」は何が異なるか。 それは以上の三条件を保持できているかどうかによると思われます。正確には、「集団」の中でも、三条件を満たせている集団を「組織」というべきでしょうか。
2016-04-04 23:35:38この組織の定義及び三つの条件は、組織論の講義では最初のうちに学ぶであろう基本事項です。これらはなんだかんだ組織論を学ぶ上では根幹となりますので、できれば覚えておきたいですね!
2016-04-04 23:40:16さて、今軽く組織の定義と成立条件についてやっちゃいましたが、もう少し深く掘ってみましょうか。皆さんの中にもいらっしゃるかもしれませんが、こういうお考えをもう方がいるかもしれません。 「そもそも組織なんて学んで何になるんだい?」と。
2016-04-04 23:45:29まず第一に単純なものから。 組織というものは現代社会の基礎構成要素としてあらゆるところに存在しているためです。 例えば、大学、病院、企業、警察、政府など・・・私たちはただ日常生活を送るだけでも、常に多くの組織と関わり、また所属をしています。現代社会は組織で満ち溢れているのです。
2016-04-04 23:48:27すなわち、それは組織が私たちに与える影響が非常に大きいことを指し示します。 そして、それらは個々人に一定の規範または影響を与えることで、彼らの行動や価値観を形成する役割を一部担っています。
2016-04-04 23:49:30例えば、「怪我をした」という状況に置かれたとき、私たちは疑問も感じず病院に足を運びます。これは病院という「怪我や病気を治す組織」が、「怪我や病気になったら病院に行けばいい」という私たちの行動規範を形作っているともとれますね。
2016-04-04 23:54:14もっと身近な例を使えば、企業に所属している人は企業から給与を受け取り、それによって生活をしています。またその企業の価値観を、個人が共感することになれば、その人はその価値観に則った判断を行うようにもなります。
2016-04-04 23:58:57そしてそのことと関連しますが・・・ 第二に、「組織が行動を起こす際のメカニズム」や「私たちへの影響力」というのは、簡単には認知できないという問題があるためです。
2016-04-05 00:02:17組織による影響の中には、うまく活用すれば非常に効果的なものがあります。 例えば、モチベーションはこれにあたりますね。構成員またはチームのモチベーションは高まれは、その組織の生産性に強く貢献します。 逆に、モチベーションが低ければ、組織におけるリスクが増大します。
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