「萌え」についてのあーだこーだ

ライトノベル作家の榊一郎先生による「萌え」に対する考え方や表現技法のありがたいお話です。
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榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@KFusho いかにも「萌えキャラだぜ!」的な出し方をする(関係性に頼るまでもなく云々)のは、まあ、言うなればメニューに餃子しかない店とか、そーゆーのと同じで、際物の印象が私にはありますw 普通に関係性が成立している上でなおかつ萌えキャラになってるのも居ますしね。

2011-02-03 00:27:59
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@KFusho ちと言い方が変か。「肉うめえ!」という人に、延々肉だけ出し続けるのも、アリですが、より肉の味を引き立てて、全体として美味しい料理にするための前菜とかスープとかワインとかも含めたコース料理もアリで。どっちが上下って事は無いとは思いますが、

2011-02-03 00:31:23
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@KFusho 後者の方が普通の人には喜ばれるわな、と。でも、とりあえず腹減った! って人にはまず灼いた肉だすぜ! もありとか、いかん、余計混乱してるかw<肉=「萌えキャラ」ね

2011-02-03 00:32:38
古池 ケロ太@小説家になろう @kerotaF

@ichiro_sakaki 勉強になります。便乗するような形になりますが、先生がキャラ立てをする上で、一番大切にしているものってなんでしょうか?(弱みを持たせるとか、生い立ちをしっかり作りこむとかの類で)

2011-02-03 00:43:33
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@kerotaF 一番大切ね……行動規範とそれが成立するに至った経緯ですかね。まあキャラのモチベーションと過去、とも言えますが。これがしっかりしてないと、とっちらかった印象の行動をしたりするので。とっちらかるとキャラがぶれる。キャラがぶれると感情移入しにくい。

2011-02-03 00:49:32
榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@kerotaF 拙作なんかでは「ストレイトジャケット」が顕著ですが、全員、「どうしてこいつはこうなのか」に理由があります。それを作中で明示するかしないかはそれぞれですが(蛇足になるから語らない場合もある)、作者は頭の中にそれをおいておいて、ことある毎に参照する、と。

2011-02-03 00:51:06