ケプラー宇宙望遠鏡の大発見。ハビタブルゾーン内地球サイズ5個を含む1200個の系外惑星をNASAが発表。
その、太陽からちょうどいい感じに離れてて遠すぎて寒くもなく、近すぎて暑すぎもしない範囲をハビタブルゾーンっつーんだが、そこに地球型惑星の可能性が高い観測結果が一気に54候補も発見されたよ、ってのが今回のニュース。バリューとしては新大陸発見に相当するな。
2011-02-03 10:48:03おれがプルー・プラネットを出したのがアマゾンのデータによると2000年10月つーからもう10年前。確定情報ではないとはいえ、太陽系外地球型惑星の候補がリストになって公開されるとは思わなかったなあ。だって、どれひとつ確定情報ではないとはいえそのすべてが新大陸候補。
2011-02-03 10:51:57今回発表されたハビタブルゾーンにある地球型惑星のうち、いくつが人類の生存に適した環境にあるのかどうかはまだ解らない。人類の生存環境に適してるってことは、手つかずの汚染されていない環境があるかも知れない、と同時に知的生命体が発生してるかもしれない、ってことでもある。
2011-02-03 10:53:40次の一手はさらなる確実のデータの為に地球型惑星探査衛星、TTPF(タイプ・テラ・プラネット・ファインダー)の開発及び打上げ、運用、そしてその先には恒星間有人飛行実現の為の研究だろうなあ。
2011-02-03 10:57:492011年2月2日(プレスリリースの日付)は、地球人類に新大陸の存在が示された日として記憶しておこう。宇宙世紀がはじまるとしたら、たぶん今日からだから。
2011-02-03 11:04:25朝からのニュースで寝ぼけてました。ごめんなさい。ハビタブルソーン内の惑星がトータルで54個。今までは数個が発見されていました。それも(グリーゼ581g以外は)地球サイズではないので、衛星に期待していたわけです。今回の発見も衛星も考えるとさらに(地球サイズに加え)期待できそうです。
2011-02-03 11:11:01NASAのケプラー宇宙望遠鏡が1,235個もの系外惑星を発見!うち54個がハビタブルゾーンに!さらにそのうち5個が地球サイズ! http://is.gd/S5qH1g http://is.gd/QwIpl3
2011-02-03 11:12:47"Kepler has helped turn science fiction into today's reality" と語るNASA長官Charles Bolden氏の言葉がなんとも頼もしい。
2011-02-03 11:13:37昨日までハッビタブルゾーン内に存在する地球サイズの惑星はグリーゼ581gのみでした。それも、私を含め存在を疑う声もあったのです。最近はグリーゼ581の論文は月一のペースで出ていました。今回のケプラーにより、5つも地球が見つかったので、やはりこの分野は忙しくなること間違いなし
2011-02-03 11:15:23太陽系外の惑星を探すNASAの探査機ケプラーによる観測の最新成果が発表された。1235個の「惑星候補」があり、確定しているのは過去に発表されたものを含め15個。うち今回確定した6個は全て同じ恒星の周りを回っている。 http://j.mp/ffIwsj
2011-02-03 11:43:42太陽系以外で惑星が初めて見つかったのは1995年で、現在までに約500の系外惑星が知られている。まだ「候補」とはいえケプラーの発見はすごい。候補の内19個が木星より大きく、165が木星程度、662個が海王星程度、288個が地球の5倍くらい、68個が地球と同程度。
2011-02-03 11:43:43中心の恒星に極端に近かったり遠かったりするものもあるが、地球のように適度に暖かい位置を回る惑星候補は54個。うち5個は地球と同程度のサイズ。
2011-02-03 11:43:44遠くの星の周りを回る惑星は暗すぎて直接見ることができないが、地球から見て偶然惑星が中心の恒星の前を横切ることがあれば、星の光がわずかに暗くなる。ケプラーの「惑星候補」はこうした減光などから得られたもので、他の手段などで証拠を積み重ねれば惑星と確定する。
2011-02-03 11:43:45つまりケプラーが観測できるのは全ての惑星系のうち、地球から見て軌道がほぼ真横を向いているものに限られる。しかもケプラーが観測しているのは全天の400分の1という限られた領域なので、いよいよ太陽系以外の惑星は珍しい存在ではなくなってきた。
2011-02-03 11:43:46日経が伝えている。RT @nikkeionline 「太陽系以外に惑星候補1200個発見」 NASA http://s.nikkei.com/h27HM7 しかし「ワシントン発共同」ってねえ。どうせワシントンで、WebでNASAのリリース読んで記事書いているのに。
2011-02-03 11:47:37むしろ組み合わせて考えるべきと思います。ヒ素を使う生命も存在しうる+地球型惑星はいっぱいある=夢がひろがりんぐ、と。RT @nagu_ryu 前のNASAのサプライズ会見に比べたら、こっちの方が凄いニュースですよね。
2011-02-03 11:54:29【天文現象】小惑星による恒星食の予報を更新しました。2月23日から3月8日までの予報9件を追加 http://bit.ly/3HgEdj (小)惑星が星の光を隠すようすを観測する、という点では、ちょうど話題の「ケプラーが多数の系外惑星発見」と似ています(ちょっとこじつけ)。
2011-02-03 12:08:41まず、今回の発表はあくまで系外惑星「候補」だということ。おそらく詳しい軌道や天体のサイズ、中心天体までの距離は追加の観測が必要になる。中には誤検出も混じっているかもしれない。
2011-02-03 12:21:09とは言え、ケプラーが使うトランジット法は恒星の前を惑星が通り過ぎた時の光度変化を測る。つまり「惑星系の軌道面が視線方向に一致していること」「観測期間中に惑星が恒星の前を通ること」が発見の条件。それで1235個も見つかったということは間違いなくもっと沢山ある。
2011-02-03 12:25:54日経の記事読んで思い出した。ケプラーは、恒星を惑星が横切ることにより、本のちょびっと恒星の光度が落ちることを検出する。より正確には、惑星が恒星周辺にいるときは恒星の光度プラス照らされる惑星の光、重なるときは影になるから暗くなり、恒星の向こうに行けば反射がないから暗くなる。
2011-02-03 12:28:39トランジット法で「地球」を発見できる可能性は0.47%らしい( http://bit.ly/evw6rr )。この数字を基に概算してみる。156,000個観測して5個ということは、未発見分の概算は1063.83個、確率は約0.7% 。
2011-02-03 12:29:13これは、大雑把にいって1000個に1個の星がハビタブルゾーンに地球サイズの岩石型惑星を持っている、という計算になる(ただ恒星によってハビタブルゾーンの位置や範囲が違うし、天体のサイズでも確率が違うので正確な値ではない)。これはなかなかすごい確率。
2011-02-03 12:31:36つまり、地球から見て黄道面、つまりその恒星系が持つ軌道平面が恒星と重なる星の惑星しか探査出来ない。軌道平面は恒星系によっててんでばらばら、ほぼランダムなんで、確率的に地球からぴたり軌道平面が重なって見える恒星系はほんのわずかしかない。
2011-02-03 12:31:36