シェイクスピア没後400年記念!2016年シェイクスピア祭
- Cristoforou
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#shakesfestKO16 ただ、リア王の台詞ひとつひとつはそういう筋や役が負っている重みにはそぐわないところもあると思う。ある種の軽さや笑いがあったりする。ハムレットもそうである。あんまり近代劇らしく重く考えると笑えなくなる。
2016-04-23 14:26:11#shakesfestKO16 …なんか、よく訓練を受けたうまい役者をつれてきて書いたとおりにきちんとやればシェイクスピアはちゃんと芝居になるので演出家いらんのじゃないかという話になっている!!!
2016-04-23 14:28:36#shakesfestKO16 渡辺美佐子さんはシェイクスピアを本格的にやったことがなく、はじめてやった時はいつも全然言ったことがないような台詞がたくさん言えてとても楽しかったらしい。役者が言いたい台詞があるとのこと。
2016-04-23 14:31:31#shakesfestKO16 私見:これ、前にロンドンのグローブ座でやったワークショップで、イギリス人のネイティブの役者さんが「シェイクスピアはリズムが整っている上どこを強調すればいいかすぐわかるので、他の古典的劇作家に比べても非常に覚えやすく役者にはよい台詞です」と言ってた
2016-04-23 14:32:28#shakesfestKO16 近藤さんのコメント:『リア』はリアが人生を振り返るような構造になっている。座・高円寺でこれをやったのだが、ここでは最近エドワード・ボンドの戦争戯曲集もやった。『リア』は視覚的にこの戦争戯曲集第三部の荒野の女の場に似ている。初演が近い時期だった。
2016-04-23 14:35:46#shakesfestKO16 佐藤さん:今はこれだけ絶望的な状況なので劇場は希望を語るべきだ。でもそれは大丈夫ですよーというのではなく、突き放したものでいい。
2016-04-23 14:39:34#shakesfestKO16 劇場で生きるのは実世界で生きるよりどろどろしていて大変だ。だからこそ希望を語る意味がある。
2016-04-23 14:41:13#shakesfestKO16 近藤さんコメント:文学部や文学研究も劇場同様ドロドロの中で希望を語ることなのではないか。そろそろまとめます
2016-04-23 14:42:01#shakesfestKO16 10月に座・高円寺でシェイクスピアのメモリアル企画One Table Two Chairsがあるそうです。
2016-04-23 14:44:18#shakesfestKO16 第二部 「シェイクスピア劇の小唄―400年前の艶歌、怨歌、哀歌」 講師:中野 春夫 氏 (学習院大学教授)歌の話だそうです
2016-04-23 15:01:47#shakesfestKO16 なんでここで柳の唄が出てくるのか最初はよくわからなかった。これは恋人に浮気されて死んでしまう女性の唄だが、デズデモーナは夫に浮気されていない。
2016-04-23 15:06:19#shakesfestKO16 片思いの逆恨みみたいな唄で、主観的感想だがかなり不愉快な唄である。死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!と言ってるのに最後までなかなか語り手が死なないのも嫌がらせのようだ。(私見:たしかにヒドい歌詞だ)
2016-04-23 15:11:11#shakesfestKO16 目の前に柳の植わった川があって、どうもこれが柳→失恋→ドボンというのが英国ルネサンスの文学的コンヴェンションだったらしい。日本では柳というと幽霊で、女性の幽霊が多いと思うが、英国ルネサンスでは失恋で自殺するのは若い男が多いようである
2016-04-23 15:12:47#shakesfestKO16 バラッドについて。この頃のバラッドは駅で売ってる夕刊みたいなもんで、娯楽と情報をかねている。お金を持っていて文字が読める→男性をターゲットにしたほうがいいことも多いので、バラッドがマーケティングターゲットにする客層としては男性がメインと想定される
2016-04-23 15:15:19#shakesfestKO16 歌詞だけ印刷して安く売ってて、メロディはテキトーに他の曲を使ったりする。著作権の概念がない時代である。
2016-04-23 15:15:45『オセロー』の柳の唄も、オフィーリアの狂気の場面も、『十二夜』のフェステのシメの唄も、通常の上演でもほぼ必ず音楽が入ります。メロディはコンセプトに応じていろいろです。 #shakesfestKO16 twitter.com/odg1967/status…
2016-04-23 15:16:56