「アーカーシャの記録」と『ジャーンの書』

エドガー・ケイシーの「アカシック・レコード」概念の大本であるブラヴァツキー夫人の「アーカーシャの記録」、そこから読み取ったと彼女が主張した『ジャーンの書』についてのまとめです。
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小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

厨二な人が好む用語のひとつ「アカシック・レコード」は、直接の由来はエドガー・ケイシー。しかし、ケイシーは、ブラバツキーの著書(SM)にある「アーカーシャーの記録」をひっぱって使っているので、アカシック・レコードの源流はブラバツキーにある。これ豆知識な。

2012-03-06 22:31:10
リンク Wikipedia アカシックレコード アカシックレコード(英: Akashic Records)は、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い。アカシャ年代記(独: Akasha-Chronik、英: Akashic chronicles、アーカシャ記録、アカシアの記録)とも。近代神智学の概念であり、その他の
まとめ FGO参戦によってにわかに注目を集める(?)ブラヴァツキー夫人 ソーシャルゲーム『Fate/Grand Order』に神智学の開祖ブラヴァツキー夫人をモチーフとした英霊エレナ・ブラヴァツキー参戦した際の皆さんの諸ツイートをまとめました。 72268 pv 258 2 users 31
リンク Wikipedia エドガー・ケイシー エドガー・ケイシー(Edgar Cayce, 1877年3月18日 - 1945年1月3日)は、予言者、心霊診断家。妻はガートルード・エヴァンズ。子供はヒュー・リン、ミルトン・ポーター、エドガー・エバンス。孫はチャールズ・トマス・ケイシー。彼の思想は神智学協会に始まる近代の神智学の影響が濃い。ニューエイジの思想に大きな影響を与えた。 アメリカ合衆国ケンタッキー州ホプキンスビル出身。幼少期は聖職者になることを希望していた。保険のセールスをしていたが、咽頭をこわし、会話がままならなくなり写真家に転向。この治療
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

さっきの(SM)は(SD)の間違いでした。「シークレット・ドクトリン」のことです。訂正しますー。

2012-03-06 22:35:56
リンク Wikipedia シークレット・ドクトリン 『シークレット・ドクトリン』(The Secret Doctrine)は、ヘレナ・P・ブラヴァツキーの1888年の著作。日本語では「秘密教義」とも表記する。 彼女が実在を主張する、センザルSenzar語による「アトランティスの叡智を伝える世界最古の書物」と称される『ジャーンの書』(Book of Dzyan)の逐語訳に、注釈を加えるという形をとっている。世界の各聖典からの引用も含まれている。当初は『ヴェールを剥がれたイシス』の改訂版として書き始められた。 全4巻の予定で、1888年に2分冊で刊行されたが未
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

「ドジアンの書」というのは、発音がかなり違いますけどね。djianの前字のdは、「ジ」の音の強音を示しているので、ヂャーンの書です。SD中に全文ありますね。@serpentinaga

2012-03-06 22:39:05
リンク Wikipedia ジャーンの書 『ジャーンの書』(Book of Dzyan)とは、ブラヴァツキー夫人が実在を主張する「世界最古の写本」。日本語では「ドジアンの書」「ジャンの書」「ヅヤーンの書」とも表記される。 「ジャーン」の正確な欧文表記は Dzyān である。もともとセンザール語(Senzar)という忘れられた言語の象形暗号で書かれたといい、多くのスタンザからなる。彼女の主張によれば、「アトランティスの叡智を伝える世界最古の書物」であり、中央アジアのとある聖地に霊的熟達者たちによって太古から保存されてきたもので、彼女の所持していた写
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

「ヂャーンの書」クトゥルー神話にも組み込まれてましたっけ。ラヴクラフトに言及があったんでしたね、たしか。@serpentinaga

2012-03-06 22:40:47
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

「ヂャーンの書」は古代アトランティス大陸の聖典とされていますが、ブラバツキーは一体どこからこの聖典をもってきたんだーと記者に聞かれて曰く、「アーカーシャーの記録にアクセスしました」←これがたぶん世界で最初の「アカシック・レコード」の用例です。

2012-03-06 23:03:56
祈理 @lotus060299

「這いよれニャル子さん」を見た後にラブクラフトを読むと、ルルイエ登場のシーンとかで、「あっ、ここニャル子たちが暴れたところかwww」と連想して、くすりと笑ってしまうようになってしまった。緊迫感溢れる場面なのに

2013-04-13 18:45:55
リンク Wikipedia 這いよれ! ニャル子さん 『這いよれ! ニャル子さん』(はいよれ ニャルこさん)は、逢空万太による日本のライトノベル。イラストは狐印が担当している。GA文庫(ソフトバンククリエイティブ)より、2009年4月から2014年3月まで刊行された。全12巻。 逢空のデビュー作で、第1回GA文庫大賞優秀賞を受賞した『夢見るままに待ちいたり』を改題し書籍化、のちにシリーズ化したものである。2012年10月19日発表の時点で累計100万部を販売している。 物語の内容はクトゥルー神話を元ネタにしており、あとがきによると「ラブコメ」。ただし作者曰く
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

ラヴクラフトをお読みなら、その小説中に一ヵ所、ブラバツキー『シークレット・ドクトリン』中の祕教典「ジャーンの書」にふれているところがあるのは知ってますか。こういう話題だとラヴクラフトを介してニャル子とブラバツキー・神智学がリンクできますな。@lotus060299

2013-04-16 11:28:16
祈理 @lotus060299

「クトゥルーの呼び声」ですか?「ジャーンの書」って出てたっけ?@komorikentarou

2013-04-16 11:30:50
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

いや、ちがいます。廃教会を訪ねるシーンがあるやつです。ロバート・ブロックをモデルにしたといわれる作家が主人公の話。@lotus060299

2013-04-16 11:35:01
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

ではブラバツキーに「ジャーンの書」を授けたという、クートフーミ大師というのは何者か。私の見方では、ブラバツキーにとってのクートフーミは、三日月夜空にとってのトモちゃんのようなもの。この間学会でお会いしたGAURI教授は、ロンドンに保管されている「マハトマ書簡」の実物を調査(続)

2013-04-16 21:01:12
リンク Wikipedia クートフーミ クートフーミ(Kuthumi)とは、ヘレナ・P・ブラヴァツキーにはじまる近代神智学の教義で、信奉者たちを導く霊的指導者マハトマ 、「古代の知恵の大師」の一人とされる。ブラヴァツキーが存在を主張し、彼はカシュミールのブラーマンの生まれのインド人で、チベット人以外でその叡智を知る希有な人物としていた。手紙などは多数残されているが、実体は不明で、神智学協会関係者も姿を見ることはなかった。クートフーミという名は、ブラヴァツキーが言及しているプラーナ文献に現れる聖仙の名(Kuthumi)に近い。彼の名はKoot H
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小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

(承前)したそうなので、私が質問したところ、筆蹟は全部ブラバツキー自身のものだとのこと。ブラバツキーが中央アジア遠征をしたときに、大師に出会っている可能性は否定できないが、基本的には脳内キャラのエア友達だろうと。

2013-04-16 21:02:52
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

クトゥルー神話は中二病者には魔道書やら旧神名やら色々と提供してくれるが、翻訳書が整備されていれば、ブラバツキーと神智学書もそれと同じくらいよい素材はたくさんあるのだが。長々しい魔法名やら秘教用語の数々。何せ『シークレット・ドクトリン』はアカシック・レコード」という概念の原典だ。

2013-04-16 23:37:23
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

ハルトマンの『無意識の哲学』はさがしても翻訳ないから、原書の三巻本買ったら、でかいダンボールできた。英訳版もないみたいで、ドイツ語の原書でこの分厚い本を読み通すのは、ちょっとしんどいところだ。

2013-05-27 21:36:00
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

ハルトマンって、哲学史上もほぼ忘れられた存在となっているが、生前は「ヘーゲルとハルトマン」を二大哲学者とする呼称さえあったくらいで、フランス文学で二大小説家と称された「バルザックとウジェーヌ・シュー」みたいな関係と似てる。

2013-05-27 22:03:11
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou

ブラバツキーが言及した頻度の多い哲学者はショーペンハウアーとハルトマンである。ハルトマンの言う「無意識」が、ブラバツキー自身の言う「ユニバーサル・マインド」とつながるものであるとして、かなり重視して自身の体系に取り込んでいる。

2013-05-27 22:03:28