「アーカーシャの記録」と『ジャーンの書』
- MontyGlycon0
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厨二な人が好む用語のひとつ「アカシック・レコード」は、直接の由来はエドガー・ケイシー。しかし、ケイシーは、ブラバツキーの著書(SM)にある「アーカーシャーの記録」をひっぱって使っているので、アカシック・レコードの源流はブラバツキーにある。これ豆知識な。
2012-03-06 22:31:10「ドジアンの書」というのは、発音がかなり違いますけどね。djianの前字のdは、「ジ」の音の強音を示しているので、ヂャーンの書です。SD中に全文ありますね。@serpentinaga
2012-03-06 22:39:05「ヂャーンの書」クトゥルー神話にも組み込まれてましたっけ。ラヴクラフトに言及があったんでしたね、たしか。@serpentinaga
2012-03-06 22:40:47「ヂャーンの書」は古代アトランティス大陸の聖典とされていますが、ブラバツキーは一体どこからこの聖典をもってきたんだーと記者に聞かれて曰く、「アーカーシャーの記録にアクセスしました」←これがたぶん世界で最初の「アカシック・レコード」の用例です。
2012-03-06 23:03:56「這いよれニャル子さん」を見た後にラブクラフトを読むと、ルルイエ登場のシーンとかで、「あっ、ここニャル子たちが暴れたところかwww」と連想して、くすりと笑ってしまうようになってしまった。緊迫感溢れる場面なのに
2013-04-13 18:45:55ラヴクラフトをお読みなら、その小説中に一ヵ所、ブラバツキー『シークレット・ドクトリン』中の祕教典「ジャーンの書」にふれているところがあるのは知ってますか。こういう話題だとラヴクラフトを介してニャル子とブラバツキー・神智学がリンクできますな。@lotus060299
2013-04-16 11:28:16いや、ちがいます。廃教会を訪ねるシーンがあるやつです。ロバート・ブロックをモデルにしたといわれる作家が主人公の話。@lotus060299
2013-04-16 11:35:01ではブラバツキーに「ジャーンの書」を授けたという、クートフーミ大師というのは何者か。私の見方では、ブラバツキーにとってのクートフーミは、三日月夜空にとってのトモちゃんのようなもの。この間学会でお会いしたGAURI教授は、ロンドンに保管されている「マハトマ書簡」の実物を調査(続)
2013-04-16 21:01:12(承前)したそうなので、私が質問したところ、筆蹟は全部ブラバツキー自身のものだとのこと。ブラバツキーが中央アジア遠征をしたときに、大師に出会っている可能性は否定できないが、基本的には脳内キャラのエア友達だろうと。
2013-04-16 21:02:52クトゥルー神話は中二病者には魔道書やら旧神名やら色々と提供してくれるが、翻訳書が整備されていれば、ブラバツキーと神智学書もそれと同じくらいよい素材はたくさんあるのだが。長々しい魔法名やら秘教用語の数々。何せ『シークレット・ドクトリン』はアカシック・レコード」という概念の原典だ。
2013-04-16 23:37:23ハルトマンの『無意識の哲学』はさがしても翻訳ないから、原書の三巻本買ったら、でかいダンボールできた。英訳版もないみたいで、ドイツ語の原書でこの分厚い本を読み通すのは、ちょっとしんどいところだ。
2013-05-27 21:36:00ハルトマンって、哲学史上もほぼ忘れられた存在となっているが、生前は「ヘーゲルとハルトマン」を二大哲学者とする呼称さえあったくらいで、フランス文学で二大小説家と称された「バルザックとウジェーヌ・シュー」みたいな関係と似てる。
2013-05-27 22:03:11ブラバツキーが言及した頻度の多い哲学者はショーペンハウアーとハルトマンである。ハルトマンの言う「無意識」が、ブラバツキー自身の言う「ユニバーサル・マインド」とつながるものであるとして、かなり重視して自身の体系に取り込んでいる。
2013-05-27 22:03:28