シノハラユウキ『フィクションは重なり合う 分析美学からアニメ評論へ』を77頁まで読んだ。丁寧かつ明瞭な導入で、題材に選ばれた作品が未見でも面白い。フィクションの中の虚構、心象風景や信頼できない語り手を巡る論考で、第4章の題材は『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』と『夢幻諸島から』
2016-05-01 21:53:17@biotit 具体的にはネルリにおけるレイチの語りの特性や、『夢幻諸島から』の各話の矛盾と解答の仮説、および各話によって異なる趣向などがまとめ上げられている。非常に濃密な本。未見の題材の実作や、参考文献にも手を広げてしっかり味わいたいと思った。やはりキンプリを実体験すべきか。
2016-05-01 22:05:05二次元アイドル(男)が死ぬほど好きなのでシノハラユウキさんの二次元アイドル考察読むの死ぬほど楽しくて楽しくて死んだ
2016-05-01 22:14:08一応キンプリについて語ってるのは見つけた。分析美学における虚構性の判断の事例として取り上げていてかなり興味深い。
2016-05-01 22:16:01プリティーリズムオーロラドリームにおける「プリズムジャンプで発生したフルーツを観客が食ってる」問題を取り上げていてワロタ。
2016-05-01 22:19:33『フィクションは重なり合う』シノハラユウキ。分析哲学系のフィクション・美学論でアニメや小説などを論じる長篇評論です。アニメには詳しくないのですが、著者のブログでの哲学系の記事は以前から愛読しており、大変楽しみにしておりました。いやいや期待に違わぬ濃密な読書ができそうな予感ですよ!
2016-05-01 22:59:56頂き物のアラザルと、買った分析美学の本……!電車でスマホゲームしてないで読書するぞ…… pic.twitter.com/pavlX5DgFa
2016-05-02 00:34:11文学フリマ後にいただいた感想等
昨日買ったやつ、文体読みやすいしキンプリ扱ってるし二次元アイドル分析あってその中にちゃんと声優の項目もあるし、なによりうたプリでちゃんと「攻略アイドルは13人」って書いてるところに心からの拍手を送らざるをえない……!
2016-05-02 09:30:20昨日は文フリで手に入れた『フィクションは重なり合う』をパラパラ読みながら帰ったのだけど、なるほど、例えば「勇者は喋らない」ネタも、実際は喋っているはず(実際、他の登場人物を通して台詞を示している例もある)なのに、分離された虚構世界と物語世界の重なっている、ということになるのかな。
2016-05-02 23:36:35@tackerx 個人的に気になったのは、「プリズムジャンプ」の「フレッシュフルーツバスケット」で観客が果実を手に取る描写への言及。 自分が思ったのは、例えば実際には読者は本から具体的なモノを受け渡しされないけど「本から重要なメッセージを受け取った」という言い回しは出来る、とか。
2016-05-03 00:37:39文フリの戦利品。アラザル、スピラレ、merca、シノハラユウキ『フィクションは重なり合う』、パタノレ。グレン・グールド論、文学プログラム、サウンド・アナトミアは個人的に売ってもらったものです笑。ことばの映画館、ペネトラ買うの忘れた… pic.twitter.com/x0JkhVYzA9
2016-05-03 00:28:45シノハラユウキ氏のフィクションの哲学/アニメ評論本は、入手し損ねていた2013年筑波批評のグッドマン解説と合わせて買えたのでこれもよかった。
2016-05-04 13:54:20文学フリマで買った @sakstyle の『フィクションは重なり合う』、本体部分をひと通り読めたところ。フィクションのなかの虚構表現についての話。分析美学の入門書的に読んだ(いまなら『分析美学基本論文集』がもう少し読めそう)。
2016-05-04 20:37:58購入。付録のアイカツの解説読んでる / フィクションは重なり合う: 分析美学からアニメ評論へ シノハラユウキ amazon.co.jp/dp/B01F3FDCPQ/… @amazonJPさんから
2016-05-04 22:19:00kindle版販売以後にもらった感想、購入報告等
シノハラさんの本、ひとまずはじめにとおわりにと0章読んだのですがこれだけでとても刺激的で面白いですね。哲学的な議論はあんまり得意じゃないけどじっくり読み進めてついていこうと思います。
2016-05-05 09:54:03