リフレ派の「日銀批判」批判、マイナス金利の緊縮性再考、天井知らずインフレコミットメントについて

まとめました。
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望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

限界は本質的なものであり、「限界論」などという俗説風聞レベルのものではないので、日銀のいかなる行動も現状を大して動かさないだろう。 為替介入やリスク資産買い入れしてもいいけど、そのリスクを徴税権が負うなら、それは財政政策ですよね。 twitter.com/nounai_sokuhou…

2016-04-28 11:42:11
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

市場が予測したのは、量的緩和の執行の限界ではなく、量的緩和の効果の限界なので、量的緩和のスピードをあげても関係ないでしょう。 そもそも、量的緩和それ自体は継続しているのだし。 twitter.com/yasudayasu_t/s…

2016-04-29 00:39:53
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

量的緩和の限界は、リフレ派系の中では単純に対象資産(国債)の不足という意味だけで使われていたのだろうか。 確かにそういう面もあるかもしれないが、そうなってしまった根本要因として、量的緩和の効果それ自体の限界があるのだと理解していたので、リフレ派式理解には困惑を隠せない。

2016-04-29 01:16:25
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

「マイナス金利再考 ――マイナス金利の"緊縮"性」⇒ amba.to/1PInT6v を書いたとき、信用収縮経路の仮説として、アンコリ氏の金融仲介機能削減仮説(預金募集を抑えることを介して当座預金残高を抑える)を引用したのだが、最近別の仮説に注目している。

2016-05-01 20:36:26
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

それは伝左衛門氏https://t.co/4fGBOllLImが書いてた量的緩和との不整合説だ。確かに短期的には日銀は高値(マイナスに及ぶ低い国債金利)を提示することで国債を買い入れることができる。しかし長期的にはどうなのか。金融機関がそれでも売り渋る以外にも問題がある。

2016-05-01 20:41:01
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

日銀が金融調節の見合い資産として国債を利用するには、国債の二次市場が十分な取引規模を有している必要がある。このため、存在する国債を全て買い取ることは日銀の業務に矛盾する。このため、金融調節は国債残高に制約されている。今のところは、既発国債がまだあり、量的緩和は継続されている。

2016-05-01 21:03:48
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

ところが、安倍政権は債務残高GDP比をピークアウトさせてしまった。つまり金銭流通に比した相対的な国債残高が減り緩和余地が減じる一方で、マイナス金利でベースマネーが減らされるという、事実上の金融引き締めが生じたのである。これに直面した金融が消極的になるのは合理的な行動である。

2016-05-01 21:06:26
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

実際、国債と国債以外の金利の差は広がっているといわれている。(要確認) 本当なら、これは典型的な金融収縮時の現象である。 こういった理解は、ベースマネー供給が財政赤字に基礎づけられている(本質的に国定貨幣は政府債務である)というMMTの観点からのみ、この構図は理解可能。

2016-05-01 21:09:21
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

ロゴフ先生、記事内でも長期金利高騰の可能性を否定したりもしていて、随分と意趣変えしたように見える。 twitter.com/hoshutaro3/sta…

2016-05-03 11:37:30
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

しかし、国債買入が必ずインフレを起こせるというのは説得力がない。もしそれが確実なら、黒田日銀がここまで四苦八苦することはないでしょう。いつものことながら、ロゴフ先生は少し浮き離れが過ぎる。むしろ、回収不能なBMの発生は、インフレを操作したい日銀の性向からして流動性の罠の維持を促す

2016-05-03 11:40:29
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

もしかすると、インフレコントロールを完全に放棄する(有意な量のBMを回収不能にする)ことを目指せと言っているんだろうか。もしそうなら、インフレ目標はむしろそういった目的を阻害するものになる。その場合、約束すべきは天井知らずのインフレであるべきだ。流石の私もそれは望みたくない。

2016-05-03 11:43:08
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

また、天井知らずインフレのコミットメントを行う場合、国債の買入では不十分だろう。国債の場合、原理的に破綻はなく、長期的に償還で引き締めに転ずる可能性が残るからだ。破綻することがわかっているような企業の債券や株を買い漁ると効果的だろう。それは資源配分の非効率も招きそうではあるが。

2016-05-03 11:45:53

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