ついのべまとめ

まるほふ @maruhoff

まるほふ本丸の燭台切光忠と大倶利伽羅は餅を１０㎏作らないと出れない部屋に入れられました shindanmaker.com/620964 ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

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燭台切光忠＋大倶利伽羅 「餅10kgね…よし、やろうか」 「年末の本丸か…」 「ほんとだね。ただ…」 「ただ？」 「餅米をひたす時間がねえ…ちょっとズルしてぬるま湯でやろうか。あんまり時間かけてられないから」 「それでどのくらいだ？」 「四時間は浸したいね」 「かかるな」

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燭台切光忠＋大倶利伽羅２ 「かかるよ。その後、蒸しでも４５分？とにかく洗米するから俱利伽羅お湯わかして。10kg…２升セイロ３つで９kg？やらしい数字だな。しょうがない。目をつぶって多めにセイロにいれて無理矢理10kgにするか…ああ、普段なら絶対したくないよ」 「いいからやれ」

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燭台切光忠＋大倶利伽羅３ 「洗った米、ぬるま湯にひたしたぞ…」 「うん、臼と杵も水につけたよ…はあ、しばらく休憩だね」 「そろそろわかすか？」 「うん、やろうか。火たいて釜の湯を沸かしてて。米の水きってるから」 「すぐ切れるか？」 「…振り回すかな」 「本気か…」

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燭台切光忠＋大倶利伽羅４ 「セイロ載せるよー」 「みっちりだな」 「蒸し時間ちょっと伸ばすよ…ああ、早く帰りたいよ」 「蒸し終わったら後は餅つきだけだろ？」 「ついた餅どうする気？」 「？」 「せっかく餅ついたのに放置出来ないでしょ」 「そこもか…」 「そこもだよ」

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燭台切光忠＋大倶利伽羅５ 「臼と杵、もう温まってるぞ」 「うん、一段目の餅米よさそう…行くよ」 「待て」 「何だい？」 「俺が杵でいいか？」 「僕の方がよくない？」 「返し…面倒くさい」 「はいはい、好き嫌いのあるお子ちゃまですね…って杵は武器じゃないよっ！かちかち山ごっこ！？」

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燭台切光忠＋大倶利伽羅６ 「はい、一段目入れたよ。つぶしてー」 「分かった」 「…」 「…」 「地味だな」 「まあね…まだつく段階じゃないから…はいはいまんべんなくつぶしてて…餅取り粉もあるね…ここに餅上げて丸めるかな」 「そろそろいいか？」 「はいはい、じゃあやろうか」

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燭台切光忠＋大倶利伽羅７ 「いくぞ」 「どうぞ」 ズドン 「はい」 ドスン 「はいっ」 ドスッ 「はい」 「もっと早くいいか？」 「好きにしていいよ」 ドドドドドドドドドド 「はいはいはいっ…もう…合いの手が…まにあ…わない…よっと」

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燭台切光忠＋大倶利伽羅８ 「一段分出来たね…もう最初の方は鏡餅サイズで丸めとくよ。最後のだけ小さくしよう」 「次のセイロ持ってくる」 「で…出来たぁー」 「…終わったか」 「というか、扉、開いてる？」 「三段目が突き上がった時点で開いてたぞ」 「…教えてよ」

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燭台切光忠＋大倶利伽羅９ 「丸めるまでが餅つきだろ？」 「そうだけどさー…うん、そうだね。よし。餅持って凱旋しよう」 「今日は雑煮か？」 「そうだね…でも料理は他の人に任せるよ」 「そうだな」 「お疲れ」 「ああ…」 終

まるほふ @maruhoff

おまけ くりさに 「あ、やっと出てきた。すっごい時間かかったけど何やってたの？」 「…餅」 「え？」 「餅をついてた…うちの取り分の5kgだ」 「や、私に持たせないで…何でお餅？」 「知るか…まだ柔らかい…食うか」 「え…俱利伽羅がついたの？」 「ああ…」 「じゃあ…ひとくち」

まるほふ @maruhoff

おまけ しょくさに 「燭台切さんー」 「お待たせ、さにちゃん」 「わあ、お餅です？」 「うん…何故か餅つきしてね…本丸のおみやげだよ」 「一食浮きますね」 「そうだね。雑煮がいい？」 「お醤油でいいですー」 「えっと…」 「お砂糖だけでもいいです」 「…何かおいしいものにするよ」

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倶利＋燭台 燭「倶利伽羅、彼女出来た？」 倶「うるさい」 燭「そういう言い方する時は…いるよね。いないなら"馬鹿か"か、"いるわけない"だもんね 倶「…そういう読み方をするな」 燭「いいだろ…そういう読み方出来る奴がさ、近くに一人くらいいても」 倶「鬱陶しいだけだ…」

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倶利＋燭台 倶「そういうお前は…どうなんだ」 燭「ん？僕？」 倶「…女だ」 燭「倶利伽羅が僕に興味を！？」 倶「もういい…」 燭「冗談だよ！いるよ、すっごく可愛い…死にたいくらい」 倶「…は？」 燭「というか毎日死にかけてるよ…はあ」 倶「…虐げられているのか？」 燭「え？」

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燭台＋鶴 鶴「光忠の服はデカイな」 燭「何ナチュラルに人のスペアの服を着ようとしてるの」 鶴「そこに服があれば、着るもんだ」 燭「みのむしかな？今度折り紙でもちぎっておいておくよ」 鶴「色とりどりの鶴もイカすかな…お前の葬式服より」 燭「勝手に着ようとした上にそのいい草！？」

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燭台＋鶴 鶴「何なら俺の服でも着るか？和服は多少の体格を調整出来る優れものだぜ」 燭「やだよ、着て見たらつんつるてんみたいになって、国永に笑われる姿しか想像つかない」 鶴「白もたまにはいいぜ？」 燭「いいよ…死に装束みたいだろ？」 鶴「葬式服にだけは言われたくないもんだな」

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鶴＋倶利 鶴「よぉ、可愛い彼女とやらを拝ませろ」 倶「帰れ」 鶴「まあまあ、ちょっと舐めるだ…冗談だ！抜くな！」 倶「…からかうな」 鶴「俺は…お前が誰かを大事にしてるのが嬉しいだけだぜ？」 倶「…」 鶴「まあ、半分はからかっ…鞘ーっ！」 倶「抜かなかっただけありがたいと思え」

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鶴＋倶利 倶「あんたはいるのか？」 鶴「女か？いるぜ…まあちょっとばかり厄介なことになってるがな」 倶「それは分かる」 鶴「うん？」 倶「あんたは正直に見せかけて…ねじくれてる」 鶴「うぐっ…どうせなら言葉も鞘つけて殴ってくれ」 倶「そんな器用な真似は出来ない…知ってるだろう」

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うちの伊達組の力関係 倶（チョキ）＞燭（グー）＞鶴（パー）＞倶（チョキ）のじゃんけん関係 燭「たまに紙でもグーで破るけどね」 鶴「おい！ちょ！力関係おかしい！」 倶「うるさい…」

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各刀さに伊達組男子会３ 鶴「光忠の本丸は、貧乏らしいな。まだ手押しポンプか？」 燭「つるべ井戸じゃないだけマシだよ」 倶「まだ…なのか」 燭「何、そのショック受けましたみたいな顔…」 倶「どこでもひねれば出ると…」 燭「あーやだやだ、倶利伽羅が現代っ子みたいになってる！」

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各刀さに伊達組男子会 倶「日本酒…適当に」 鶴「八海山、冷酒だな」 燭「山崎12年…ストレートで」 倶「あんたら…」 鶴・燭「「ん？」」 倶「人の世界に随分かぶれたな」 鶴「奥様聞きまして？」 燭「誰が奥様だよ…まあこうして人の真似事に付き合ってくれる君もまあまあかぶれてるよ」

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各刀さに伊達組男子会２ 燭「国永の本丸は羽振りがいいみたいだね」 鶴「働く事が生きがいの女がいるからな」 燭「主って呼ばないの？」 鶴「お前は呼んでるのか？」 燭「呼んでないね…でも一番大事だと思ってるよ」 倶「…」 鶴「まあ、こいつは絶対呼んでないな」 倶「うるさい…叩くな」

まるほふ @maruhoff

各刀さに伊達組男子会３ 鶴「光忠の本丸は、貧乏らしいな。まだ手押しポンプか？」 燭「つるべ井戸じゃないだけマシだよ」 倶「まだ…なのか」 燭「何、そのショック受けましたみたいな顔…」 倶「どこでもひねれば出ると…」 燭「あーやだやだ、倶利伽羅が現代っ子みたいになってる！」

まるほふ @maruhoff

各刀さに伊達組男子会４ 燭「さにちゃんの部屋は改築したけど…僕たちは別にいいよ、古い生活でも問題ないし」 倶「国永のところは、ひねれば出るのか？」 鶴「出るぜ？効率好きの女がいるからな」 倶「光忠は…何で貧乏なんだ？」 燭「嫌味じゃなくて、本当に素朴な疑問で聞いてるよね…君」