森村泰昌連続講座「新・美術寺子屋/自画像の話」第7回「フリーダ・カーロ~つながった眉毛のほんとうの意味とは」[実況]

ustreamでリアルタイムストリーミングされた講義を聴取しつつ実況ツイートしたのでまとめ 2016年5月29日(日) 国立国際美術館 http://morimura2016.com/event.html
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みそむーおでん @misoni_2013

そんな時期にフリーダ・カーロは生まれ、そして社会主義思想が芽生えた。 だからビバスターリン。 ディエゴは結婚相手で愛憎ある相手だろう

2016-05-29 14:30:01
みそむーおでん @misoni_2013

日記の次の箇所。 晩年は彼女は寝たきりになるので、ディエゴディエゴと繰り返し書いている。彼に対する訴えがあるだろう。 ディエゴは建設者、ディエゴは私の子供、画家、愛人、主人、 私、地球、統一の中の多様性・・・等々

2016-05-29 14:31:20
みそむーおでん @misoni_2013

日記の中にある種の告白が、祈り、訴え、想念が書かれているだろう。日記の中にはビジュアルはあるが独特の自画像は非常に少ない。日記全体がだから自画像といえるのだろう。

2016-05-29 14:32:43
みそむーおでん @misoni_2013

先の日記を見るとフリーダ・カーロの絵だな、と思うがそうではない。奉納画。神に祈願・感謝するときに奉納するもので、土着的宗教の世界。フリーダ・カーロとリベラ夫妻はそれをコレクションしていた。何に感謝してるか説明画として描かれている。またフリーダ・カーロの絵画世界もそうなのだろう

2016-05-29 14:34:45
みそむーおでん @misoni_2013

次に、今回は7回目だが、1~6回目は全て男性であり、今回初めて女性の画家の登場だ。今回の展覧会でルブラ、18世紀の画家でマリーアントワネットに可愛がられ彼女の絵を描いた女性画家だが、やはり女性画家は少く、男性画家が圧倒的多い時代が続く。

2016-05-29 14:36:28
みそむーおでん @misoni_2013

筆者)写真をいくつかみています。 20世紀となると男性が圧倒的に多いものの状況が変わってくる。 シャネル、スキャパレリ。 タマラレンビッカ、彼女は画家だが当初は女優だった。 マリーネデートリッヒ。

2016-05-29 14:39:17
みそむーおでん @misoni_2013

リーフェンシュタール、映画監督でナチス・ドイツで活躍、党大会をドキュメントした意志の勝利、そしてベルリン・オリンピックのオランピア。ある種の美学を鮮烈に写したものだ。彼女が後のお手本となった。

2016-05-29 14:39:58
みそむーおでん @misoni_2013

彼女らのビジュアルを並べてみたが、たいへんお綺麗だ。 彼女らは細くまゆを細くしたりするが、 フリーダ・カーロとは違う。真逆だろう。 彼女がパリで展覧会すると話題となりヴォーグの表紙となってしまう

2016-05-29 14:42:04
みそむーおでん @misoni_2013

女性の表現者が20世紀に出てくるが、その典型として「女優」がある。女優という方法を使うことで社会進出する、そういう時代だ。 女優とは誰かが見る、その見るとはおうおうに男であり、その視線を逆手に取り世の中へ出る、ということ

2016-05-29 14:43:17
みそむーおでん @misoni_2013

その中にフリーダ・カーロ的なものもあるだろう、と

2016-05-29 14:43:40
みそむーおでん @misoni_2013

筆者)写真をみています。 あまり見慣れない人たちの写真だが、これはメキシコという場所に限定して見た時のもの。そこには沢山の女性芸術家がいた。 フリーダ・カーロだけでない。

2016-05-29 14:44:37
みそむーおでん @misoni_2013

筆者)列挙した名前を読み上げてます。 マリアエスキエルドとフリーダ・カーロはメキシコに生まれてるが、他の人はメキシコへヨーロッパから亡命した人だ。 戦争が起こる、スペインで内乱が起こる、そんな中でメキシコが魅力的にみえていた

2016-05-29 14:46:34
みそむーおでん @misoni_2013

バーロやキャリントンの写真を撮るのがカーティン…等で、バラバラでなくみな関係している。 ティナモネッティ、美人で、写真家だ。元々女優だ。過激な人生を送っており、政治活動を行い、また貧困者をソリッドな眼差しでとらえた。

2016-05-29 14:48:16
みそむーおでん @misoni_2013

またオキーフ、アメリカの画家だが、メキシコに原点をもとめる。 都会で失われた原初的なものが魅力的にうつった

2016-05-29 14:48:21
みそむーおでん @misoni_2013

女性たちが表現者として社会進出をする。キーワードが女優的なもの、それで自分をアピールするという手法。もう一つが並べた名前の横に男の名前を並べたが、バロ、詩人のペレに出会い、不倫の恋を顧みずパリへ行きメキシコへ来る

2016-05-29 14:50:14
みそむーおでん @misoni_2013

英人キャリントン、エルンスト彼はシュルレアリストだがドイツ人、そこで嫌疑をかけられるためキャリントンは発狂してしまい、それを乗り越えメキシコへやってくる。 アリスラオンとバーレン、 マリア・エスキエルドとタマヨ ティナモドッティとエドワード・ウェストン

2016-05-29 14:52:13
みそむーおでん @misoni_2013

ディエゴ・リベラ、言葉が悪いが女狂いで、女性がいないと駄目な人なため平気で浮気をする。しかしそれを悪くいう人はおらず不思議な魅力を持った人だ。そのディエゴ・リベラはティナモドッティとも関係があった。 フリーダ・カーロもディエゴと結婚し別れまた結婚し、と、、

2016-05-29 14:53:26
みそむーおでん @misoni_2013

オキーフとアルフレッド・スティーグリッツ、夫婦なのだが、 そのオキーフとフリーダ・カーロはバイセクシャルなので関係がある。 名前が色分けしているが、これ、男たちが女達を見出すという関係である

2016-05-29 14:54:45
みそむーおでん @misoni_2013

つまりスティーグリッツがオキーフを見出す、ウェストンんが女優のティナ・モディッティを見出す。 30代のおっちゃんであるディエゴ・リベラ、当時からスーパースターだが、その人が壁画を描きに来たのを見た14歳のフリーダ・カーロが見てこういう彼を結婚し子供を作るんだ、と

2016-05-29 14:56:30
みそむーおでん @misoni_2013

ティナモデッティのパーティにフリーダ・カーロはディエゴ・リベラと再会する。20歳の時だ。その時に絵を見せる。その時にこう言う、ねえ貴方が女たらしだからイチャつきに来たんじゃなく絵を見せに来たんだ、だから面白いならそういって、そうでなければ別の仕事を見つけて両親を助けるよ、と

2016-05-29 14:58:54
みそむーおでん @misoni_2013

フリーダ・カーロの家は逼迫した状態だった。 ディエゴは君の絵は良いと思うよ、自画像は特に独創的だ、と。しかし跡の三枚は今までに見たものに影響されている、と。もっと絵を描きなさない、次の日曜に行き講評してあげようと。実際に日曜に行くしその後も継続して行く。

2016-05-29 15:00:15
みそむーおでん @misoni_2013

その一年後には二人は結婚する。 フリーダ・カーロは美術の勉強をしたわけでなく我流であった。 その絵をリベラは面白いと言った。 男たちが面白いと認めた女達が先に述べた名前の列挙だ

2016-05-29 15:01:01
みそむーおでん @misoni_2013

マリアエスキエルドとタマヨの関係は少々異なる。 それをのぞけば男たちが女達にいる、ということだ

2016-05-29 15:01:28
みそむーおでん @misoni_2013

女優という職業もそれに近い。 映画に出るならそこに映画監督がいてたいてい男性であり、彼が彼女を女優として育てる

2016-05-29 15:01:59
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