恐竜と怪獣の違いから科学的な復元の意義について

『恐竜の復元画は科学のようで科学じゃないように見える』というご指摘から、復元画に於ける科学の扱い、復元画で科学を追究する意味、そして怪獣と恐竜の『本質的な違いは有るのか』など。 長時間の遣り取りになったので、事の発端が記憶の彼方ですが、私の個人サイトを@tashirotakahiro様が御読みになられ、そこから広がった議論です。
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職人/げるびらりあ @gervillaria

いえ、勿論そのように認識して頂いても構わないですし、そのように言った方が馴染みも有るかと思います。ですが、気づかぬうちに『表面の楽しみ』から『内面の楽しみ』にシフトしちゃうんですよね。もう、第二段階と言っても、段違いの差が生まれます。 @tashirotakahiro

2011-03-11 00:44:20
職人/げるびらりあ @gervillaria

恐竜を見た目やエピソードで好む、それは良いんですよ、皆そのステージ踏んでますから。金子さんだって人の事言えないと思いますよ。で、ある程度知識が溜まると、『あれ?』ってなります。怪獣には無い、恐竜にはある、その差、その違いは? @tashirotakahiro

2011-03-11 00:53:34
職人/げるびらりあ @gervillaria

外見には現れない違い……そこで『怪獣のデザインの自由度』に行くか、『恐竜の生物性』に行くか、それは人それぞれですし、どちらに行けとも言うつもりは有りません。どうせ怪獣業界と恐竜業界はある意味で比翼連理ですから。 @tashirotakahiro

2011-03-11 00:56:15
職人/げるびらりあ @gervillaria

ちょっと話を戻しますね、恐竜の本質に就いて。生身の恐竜は居ないので確認出来ません。では『実体のない妄想か』と言われたらそうでもないわけです。『恐竜とは何か』を知る術は有るし、それなりに明らかになっています。でも、『展示出来る物じゃない』んです。 @tashirotakahiro

2011-03-11 01:08:20
職人/げるびらりあ @gervillaria

もうちょっと話を戻しますね。復元アートをどう評価するか。科学知見がどれだけ織り込まれているか、生物的にどれだけ矛盾が無いか、というところを通して、アーティストは『自身の生物観、恐竜観』を表現してると捉える視点が有ります。 @tashirotakahiro

2011-03-11 01:12:59
ピピカソ @e03122008

@gervillaria 「科学知見がどれだけ織り込まれているか、生物的にどれだけ矛盾が無いか」なんですが、たとえば最新の科学的知見も不確定要素満載ですよね。新しいからと言って正しいこともなければいつかは新しい発見によって覆されてしまう。

2011-03-11 01:21:22
職人/げるびらりあ @gervillaria

はい、そしてそれは作品的な美しさ、格好良さとは必ずしも一致しません。私が思いますに、『当たり前のようにそこに佇んでいる恐竜』こそが復元アートとしての最高です。そして、それを楽しむにはかなり高いハードルがありますし、用に足りません。 @tashirotakahiro

2011-03-11 01:19:42
ピピカソ @e03122008

@gervillaria 例えば新しい科学的発見を用いるとどうしても生物として、また絵として不自然になる場合もあると思います。その時アーティストはどちらをとるのか。

2011-03-11 01:22:18
職人/げるびらりあ @gervillaria

RT言及)仰る通りです。科学者もですが、必ずしも科学知見を全て踏まえている訳では有りませんし、最新知見の正しさを確認出来る訳でもありません。そういった意味を踏まえれば、『オレ基準』と違うとは言い切れない所が有るように見えます。ですが… @tashirotakahiro

2011-03-11 01:26:06
職人/げるびらりあ @gervillaria

承前)科学の基本原理の一つにある『最節約原理』を踏まえるか否かという点で大きく異なるのではないかと考えます。 @tashirotakahiro

2011-03-11 01:29:59
職人/げるびらりあ @gervillaria

その仮定は私の方では具体的事案が浮かびません。ただ…… RT @tashirotakahiro: @gervillaria 例えば新しい科学的発見を用いるとどうしても生物として、また絵として不自然になる場合もあると思います。その時アーティストはどちらをとるのか。

2011-03-11 01:32:06
ピピカソ @e03122008

@gervillaria 最節約原理?科学の理論には余計なものは付け足さないというオッカムの剃刀みたいなものですか?

2011-03-11 01:35:02
職人/げるびらりあ @gervillaria

最新のものであっても、他の知見との矛盾が有れば保留すべきでしょうし、それが『最節約原理』を踏まえた物であれば尚更です。そして何より、そこまでアーティストに求めるのは酷な話なんです。だって商売ですし、作品を見たい人が待っているんですから。 @tashirotakahiro

2011-03-11 01:35:13
職人/げるびらりあ @gervillaria

あれ、呼び方違いましたっけ。最小仮説で説明云々という、『オッカムの剃刀』それです! RT @tashirotakahiro: @gervillaria 最節約原理?科学の理論には余計なものは付け足さないというオッカムの剃刀みたいなものですか?

2011-03-11 01:37:02
ピピカソ @e03122008

@gervillaria 学者とアーティストがタッグ組むとやっぱりいいですよね。漫画家と編集者みたいに、時に意見を戦わせながら。「だめだ!私の美意識に反する!」「だがティラノの指が新たに見つかったんだ!」

2011-03-11 01:38:12
職人/げるびらりあ @gervillaria

科学知見を自然に復元画に投影出来ないのであれば、それはアーティストの力不足(締め切り含め)か、知見の間違いかどちらかの理由しか無いと思う所です。そして、アーティストが「美意識」を振りかざすのは力不足の言訳に過ぎません @tashirotakahiro

2011-03-11 01:41:25
ピピカソ @e03122008

@gervillaria あとは「その知見が不明瞭」ですね。化石が部分的でデータが乏しいとか・・・その部分的なデータから何を見出すかはプロの学者によっても異なりますよね。

2011-03-11 01:44:13
職人/げるびらりあ @gervillaria

私も復元画を描いた事有りますのにひどい言い草ですが、『美意識』なんて言葉には『御託は聞きたく無い、俺の好きにさせろ』という意味しかないと思います。少なくともコラボレーションの場で吐く事が許される物じゃないですよね。まぁ、言葉の選択の問題ですが。 @tashirotakahiro

2011-03-11 01:44:13
職人/げるびらりあ @gervillaria

仰る通りです! だからこそ、プロのアーティストは実化石の確認を望みます。 @tashirotakahiro: @gervillaria あとは「その知見が不明瞭」ですね。化石が部分的でデータが乏しいとか・・・その部分的なデータから何を見出すかはプロの学者によっても異なりますよね。

2011-03-11 01:45:44
ピピカソ @e03122008

@gervillaria うう~む・・・私も大学では教育学部の美術科にいましたが、作家ってそんなような奴ばっかりでしたよ。私絵画の先生2人、工芸の先生1人と喧嘩しましたもん(笑)あの人たちは良くも悪くも根拠が「己の観念」のみなんですよ。

2011-03-11 01:47:32
職人/げるびらりあ @gervillaria

その信念こそが作家としてのバイタリティなんでしょうが、そんなものぺぺぺのぺー、です。だってそれ、先日の『宇宙生物の化石見つけた!』と変わりないですもん。純芸術の世界なら良いですけど、そういう人には『描かせるべきじゃない』ですよね。 @tashirotakahiro

2011-03-11 01:51:33
職人/げるびらりあ @gervillaria

承前)先ほどのお話であった、『恐竜ファンの第二段階』を阻害しますよ、その復元画は。 @tashirotakahiro

2011-03-11 01:52:29
ピピカソ @e03122008

@gervillaria ええええなんの話ですか!?宇宙生物??

2011-03-11 01:53:13
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