大学の授業の教授方法について

渡邊芳之 @ynabe39 先生を中心に大学の授業の教授方法についてをまとめました。なお後日関連つぶやき、感想など随時更新しています。
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まとめ スキル習得について 2859 pv 15 21
まとめ 大学の多人数教授方法の今 大学の授業の教授方法について https://togetter.com/li/322591 1716 pv 1

談議始まり

伊藤 剛 @GoITO

関東地方某県の某私大では、教員に対して「パワーポイント使用禁止令」があるというにわかには信じられない話を聞いた。学生が寝るからなんだそう。事務方はむしろ授業でパワポを使うことを推奨してるんだが、パソコンを使えない専任の先生方が「禁止」と主張しているとのこと。

2012-06-17 00:00:33
渡邊芳之 @ynabe39

「教員がパワーポイントを授業で使うことは学生の側にはとくにメリットはない」とは私も思っている。板書のほうがノートも取りやすいし集中できることが多いと思う。

2012-06-17 08:27:44
渡邊芳之 @ynabe39

ただ教員の側の「授業のやりやすさ」はプレゼンソフトにより格段に向上する。授業コマ数が激増するなかで「必要悪」ではあると思う。

2012-06-17 08:29:40
Hiroaki Yutani @yutannihilation

@ynabe39 敢えてメリットをあげるなら、ノートを取らなくていい言い訳にできる、とかじゃないでしょうか。

2012-06-17 08:31:45
Hepokotenor @Twhepoko

@ynabe39 鬼のような板書は、考える時間を与えません。パワーポイントと上手にミックスして使うのが私は好きです。私は技術系の従業員に教えてるだけなので、 先生のように高度な内容でないことが前提ですが。

2012-06-17 08:32:15
伊藤 剛 @GoITO

個人的には、板書とパワポの併用がベストなんだが、教室によってはスクリーンを下すとホワイトボードが全部隠れてしまったりするので使えない。

2012-06-17 08:38:01
渡邊芳之 @ynabe39

少なくとも日本の大学生については「ノートを取ること」は「授業(の内容)をきちんと聞くこと」の大切な要素です。「ハンドアウトを事前に配れば授業に集中できる」ということは「ごく一部の学生」でしか生じません。

2012-06-17 08:39:23
渡邊芳之 @ynabe39

ノートを取っていれば寝ませんし,ノートを取るためには板書やプレゼンを読む必要があり,教員の話を聴く必要があります。大学の授業は「興味がある人や聴きたい人だけが集まる講演会」ではないわけです。

2012-06-17 08:40:44
渡邊芳之 @ynabe39

少なくとも板書したほうが「教員のペースと学生のペースが一致しやすい」ことはありますね。 RT @keiroh: 人が手書きできる速さや分量くらいが集中したり理解したりするのにちょうどよいのかなあと感じることはありますね。どこかで研究されてそうだなあ。

2012-06-17 08:43:17
渡邊芳之 @ynabe39

板書をやめてプレゼンに切り替えたことで「1コマで以前よりたくさん教えられるようになった」と感じたならそれはすでに「量が多すぎ」です。少なくとも大学の授業では「プレゼンでも板書と同じ文字量」に抑えないと学生は情報を取りこぼします。むしろ写真や図表を示せることがプレゼンの意義。

2012-06-17 08:45:24
渡邊芳之 @ynabe39

なるほど「アクティブリスニング」ですね,そういう言葉を使うとわかりやすい。 RT @ManaakiMoana: 英語圏でもアクティブリスニングの為には必要言うてます。> @ynabe39「ノートを取ること」は「授業(の内容)をきちんと聞くこと」

2012-06-17 08:46:39
渡邊芳之 @ynabe39

そのまま写すとノートになる板書をしちゃうのも悪いんですがいまの学生に「話を自分で整理してノートを取れ」というのも難しい。 RT @daihiko: 「書いているだけ」という学生が多いのではないかと思い始めて最近はノートを書くことにだけ集中するのはやめろと授業で指導

2012-06-17 08:48:16
渡邊芳之 @ynabe39

高校訪問で授業を見せてもらうといまは高校でも多くの先生が「そのまま写すときちんとノートになる板書」をされています。生徒の能力差をそのまま成績差にしてしまわないためにはしかたないのだと思いますが,そういう経験しかしていない学生に昔ながらの「大学の授業」をやるのは至難です。

2012-06-17 08:51:08
渡邊芳之 @ynabe39

私自身は「授業はプレゼンでやり,しっかりノートを取らせる」ということを原則にしています。学生にはそのように指導しつつ,ハンドアウトがほしければダウンロードできるようにしています。そのへんで学生の能力差や志向の差にある程度対応する。

2012-06-17 08:53:12
渡邊芳之 @ynabe39

しかしハンドアウトを配ったりダウンロードできるようにしたりすると出席をとらないと来ない学生が増えます。「授業に来ないと授業内容を学べない」のでないと学生は授業にきません。そこをどうするか。

2012-06-17 08:54:24
sa @saaa_aaak

@ynabe39 私は使い方だと思います。大人が会社でやるプレゼンみたいな使い方は授業には適さない。でも、板書の代替と資料の提示ということを踏まえて活用すれば、双方にとってメリットがあるのではないでしょうか。現状そのような活用をされていることは少ないというのは確かにあります。

2012-06-17 08:55:31
渡邊芳之 @ynabe39

昔の大学の先生で「板書の下書き」を作っている人は少なかった。多くの人はその場で適当に考えて板書していたと思います。そもそも「授業準備」する人自体が少なかった。プレゼンは事前に作らないといけないので必然的に授業準備して「下書き」しないといけなくなったのはよいことだと思います。

2012-06-17 08:56:57
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