天賦人権論を否定した自民改憲案は、橋下徹氏に「悪夢」とまで言われた。
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@taiyonokokoro50国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました!
2012-12-07 12:37:08橋下徹氏に「悪夢」とまで言われる自民改憲案
憲法改正は絶対に必要だが、あの悪夢のような古臭い自民党憲法改正案や産経新聞案は絶対にダメだ。憲法を改正するかどうかではなく、中身の問題だ。ここで自民党・産経新聞と徹底的に論戦すれば良い。憲法改正は目的ではない。手段だ。手段としての憲法改正。
2015-12-13 08:47:53反対です。もっと日本の活力を生み出す権力機構すなわち地方分権的な行政機構にする案が維新案となるでしょう。 さらに憲法をしっかりと守る権力機構に。すなわち憲法裁判所の設置ですね。RT @crayon8812: 自民党の改憲草案に賛成ですか?
2015-12-13 13:37:04宮武嶺『自民党のトンデモ改憲原案はもはや「憲法」とは言えない この国にはまともな政党はないのか』
http://blogos.com/article/33462/
『自民党憲法草案の条文解説』
http://satlaws.web.fc2.com/
「自民党は、憲法97条の削除、そして基本的人権を謳った憲法前文にも変更を求めています。これまで西洋諸国が自然権としてきた基本的人権に関する条文を、ことごとく削除、変更しています」明治大学ローレンス・レペタ教授 pic.twitter.com/TRx94ktaTw
2016-02-23 15:51:572013年7月にレペタ教授が @JapanFocus に 寄せた、自民改憲案の『最も危険な10項目』(Ten Most Dangerous Proposals) #憲法改正 #改憲 #自民党 #憲法改正草案 pic.twitter.com/1cmIAVMUQ3
2016-02-24 16:00:17明大ローレンス・レペタ教授の発言は、外国人特派員協会 @fccjapan で行われたもののようです。このビデオニュース・ドットコム @videonewscom の動画に登場します(3:50辺り)。 自民党改憲案の粗悪な人権感覚 youtu.be/1cKaTZ6JKbc
2016-02-23 19:29:49【英日併記起こし】2013.02.21明大ローレンス・レペタ教授による自民党憲法改正草案に関する記者会見(抜粋) logl.net/314 @loglnet できました!@videonewscom の抜粋部分だけですが、その完全版です。 #改憲 #憲法改正
2016-02-23 22:55:15【英日併記起こし】2013.02.21明大ローレンス・レペタ教授による自民党憲法改正草案に関する記者会見(抜粋) logl.net/314 @loglnet
2016-02-23 23:07:38レペタ教授「自民党が、国際社会で広く共有されている基本的人権の認識から脱却した世界観を持っていることは、彼らの文書(自民党憲法改正草案) からも、きわめて明白です。」
2016-02-24 02:59:45レペタ教授「自民党は、基本的人権の尊重を定めた97条の削除のほか、『Q&A』に書かれたように「天賦人権思想に基づいたと思われる」自然権に対する考え方を拒絶することに加え、憲法前文についても変更を提案しており、憲法に現在記載されている普遍的権利に関する条項も削除するとしています。」
2016-02-24 03:00:37レペタ教授「そもそも、基本的人権の考え方―すなわち、「いつ」日本国憲法が起草されたかを考えると、それは1940年代後半のことであり、世界が経験したことのない凄惨な大戦の直後のことであり、国際連合は日本国憲法が公布される2年前の1945年に設立されており、(続く)」
2016-02-24 03:03:06(続き)レペタ教授「さらに、日本国憲法が正式に採択されたその1年後に、世界人権宣言が採択されています。つまり、日本国憲法は、世界が基本的人権の概念に目覚め始めた、まさにその時代に生まれたものなのです。ここで、自民党案に立ち戻ると、」
2016-02-24 03:08:17レペタ教授「彼らは、『それは間違っている。我々はそれには与しない。日本には独自の文化や伝統があり(彼らの解釈する文化や伝統ですが)わが国で認められる人権は、これらの文化や伝統にしたがって決められるべきものであり、普遍的な認識などの問題ではない』と、いう主張をしているのです。」完
2016-02-24 03:09:46昨日書き起こした、ローレンス・レペタ明大特任教授の #自民党憲法改正草案 に関する #外国特派員協会 での記者会見に加え、英論文サイト『Japan Focus』に、レペタ教授が論文を寄せていたことがわかりました。 apjjf.org/2013/11/28/Law…
2016-02-24 12:37:57天賦人権説と国賦人権説
天賦人権説とは『人は生まれながらに、誰でも基本的権利を持っており、絶対に失われない』とする説です。
これはアメリカ独立宣言やフランス人権宣言、世界人権宣言などにも表れ、現在では民主主義国家の多くの基本理念となっています。
アメリカ独立宣言
「我らは以下の諸事実を自明なものと見なす.すべての人間は平等につくられている.創造主によって,生存,自由そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられている.これらの権利を確実なものとするために,人は政府という機関をもつ.その正当な権力は被統治者の同意に基づいている」
フランス人権宣言
「第1条(自由・権利の平等)人は、自由、かつ、権利において平等なものとして生まれ、生存する。社会的差別は、共同の利益に基づくものでなければ、設けられない。
第3条(国民主権)すべての主権の淵源(えんげん=みなもと)は、本質的に国民にある。いかなる団体も、いかなる個人も、国民から明示的に発しない権威を行使することはできない。''」
世界人権宣言
「第一条 すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」
この天賦人権説と相反するのが、国賦人権説です。
国賦人権説とは『人は国(のルールを決める権力者)によって基本的人権が与えられ、政府によって人権は失われる』とする説です。
戦前の大日本帝国憲法はこれを採用していました。
帝国憲法では人権とは、 主権を持つ天皇が 「親愛なる臣民」 に対し、国家を通して恩恵的に与えたものでしかなかったのです。
河上肇は1911年の論文「日本独特の国家主義」の中で、西洋の天賦人権、民賦国権に対し、日本では天賦国権、国賦人権であると分析し、「現代日本の最大特徴は其の国家主義に在り」と喝破しました。
西洋では、天が人に権利を与え、民衆が国を作るのに対し、日本では、まず天が国に権利を与え、そののち国が人に権利を与えるという構図を鋭く批判しました。
(篠原敏雄『市民法学の基礎理論』より)。
自民党改憲案はこの国賦人権説に基づいています。
この改憲案の作成者の一人、自民党衆議院議員(埼玉8区)の柴山昌彦氏はBLOGでこう述べています。
自民衆議院議員 柴山昌彦のblog 平成23年5月3日
http://blogos.com/article/38240/
http://megalodon.jp/2012-1128-1242-38/blogos.com/article/38240/
『 基本的人権については、障害者の差別を禁止したり、犯罪被害者の権利やプライバシー権、環境権などの新しい権利を書き込みました。ただ、いわゆる国家からの自由を定める権利と国家に対して請求する権利を条文上書き分け、後者については国の責務という形で定め直しました。
現行憲法が個人の尊重を至上価値としたため解釈が困難となった「公共の福祉」については、「公益及び公の秩序」と改めました。
パターナリズムに基づく制約(深刻な、あるいは発達段階にある青少年の、自己加害の制限)、社会通念により形成された秩序への配慮などを読み取れるようにしたものです。』
【緊急和訳】明大レペタ教授が警告する『自民党憲法改正案の最も危険な10の項目』(その1) fb.me/26i1Y7THl
2016-02-24 17:38:09【緊急和訳】明大レペタ教授が警告する『自民党憲法改正案の最も危険な10の項目』(その1)Tumblr版 | The Asia-Pacific Journal: Japan Focus - Japan’s... tmblr.co/ZkaXPk22IonIC
2016-02-24 18:09:101. 戦後日本で行われた自由民主主義を樹立するという社会実験は、終わり迎えようとているのだろうか。[少なくとも] 安倍晋三首相やその取り巻きはそう考えているようだ。2012年4月、自民党はこの目標を実現するための広範な修正が含まれる憲法改正案の青写真を公開した。
2016-02-24 18:12:382. 自由民主党は、1955年の結党以来、日本国憲法の抜本的改正を党是としてきた。自民党の指導者らは、大戦後70年近くが経った今も、その殆どが軍民政委員(?)の集団により起草された憲法により、この国が支配されていることに屈辱を感じつづけている。
2016-02-24 18:13:393. 安倍首相は、『押しつけられた憲法』をその思想的な根源から破壊することのできる改憲勢力の糾合に余念がない。自民党を支配する安倍氏やその取り巻きは、国家の権力と個人の権利の均衡を劇的に”修正”する『自主憲法』の確立を目指している。
2016-02-24 18:14:424. 日本はその歴史上、重要な時期に差し掛かっている。7月の参議院選挙で、自民党は30議席を獲得し、参院242議席の内115議席を占めるに至った。12年12月の衆院選での圧勝を含めると、連立与党パートナーの公明党とともに、自民党は衆参両院で過半数(安定多数)を確保したことになる。
2016-02-24 18:17:465. これで憲法改正の発議に必要な両院の2/3議席を確保したことになるわけではないが、依然として、自民党が日本の政策議論を独占できる状態にあることに変わりはない。つまり、安倍首相やその取り巻きは、憲法改正を進める絶好のポジションにあるといえる。
2016-02-24 18:18:56