@abysmalhypogeum それだけ、日本には養蚕の技術が進歩、発達していたという事でしょうね。色々な養蚕技師の活躍は中々に面白いものです
2011-02-12 22:20:56@die3035紡がれた糸は仲買人さんが買いに来たんだったか農協に持って行ったんだったか…とのこと。50~60年代は地元を離れたり家を建て替えたりするタイミングで養蚕を辞める世帯がけっこうあったのではと思われます 父が小学校に上がる頃=50年代前半に家から蚕が消えたとのことですし
2011-02-12 22:24:20@die3035 というわけでちょっと訂正です、50年代前半まではある程度一般的に、70年あたりにはごく一部の家庭で養蚕が行われていたみたい…という感じです 戦前の匂いと共に内職としての養蚕も消えていったのでしょうかねー
2011-02-12 22:27:15@abysmalhypogeum 生物相手は理屈があるけど理屈じゃない、という難しい分野ですからねぇ。伝統を技術にまで昇華させる苦労は、繊維技術者の一つでもありますから
2011-02-12 22:30:32@atolysan 貴重なお話、どうもありがとうございました。戦後~80年代までは繊維、ひいては養蚕に関して氷河期とも言える時代だったので、その辺りに一つの穴があるのが悲しいところです。ただ、当時の繊維研究者達が文献という形で残してはくれたのが幸い、と言ったところですね
2011-02-12 22:33:27@abysmalhypogeum 繊維技術を基盤においた化学と繊維学、電子物性解析が専門になります。幸い繊維学に関する本が日本でトップクラスに多い土地に居るので、専門以外の繊維分野を独学で勉強している最中です
2011-02-12 22:38:48@die3035 おお、そうでしたか、養蚕となると繊維学から農学に民俗学まで範囲は際限なく広がりそうですね。
2011-02-12 22:44:28@atolysan その時代に、「繊維」、「紡績」などといった文字が入った大学の学部、学科が消滅していったことが、それをあらわしていたりします。なにはともあれ、生のお話ありがとうございました。中々、文献以外の話は手に入りにくいものでして
2011-02-12 22:45:56