夜行急行はまなす 最後の旅

北海道への旅でよく乗った急行はまなす。 廃止正式発表前の2015年11月下旬と12月上旬、仕事の移動を兼ねて乗ってきました。 実際にこれが最後のはまなすの旅となりました。
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ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

函館本線。北斗市を向こうに見ながら北上してゆきます。 pic.twitter.com/DKHkfXgEqB

2015-12-07 01:55:42
ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

狭戸通過。しかし、真っ暗でさっぱり分からないが。

2015-12-07 01:57:05
ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

北斗星はよく乗り、思いでも多い列車だったが、自分には、日陰のはまなすのほうが、より性に合ったのかもしれない。寝台の非日常、自由席の日常。 pic.twitter.com/1VN2HOGXjD

2015-12-07 08:05:59
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ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

思い出すな。B寝台、神戸が通れなくて福知山線廻りだった「あかつき」。向かいの寝台の、西川きよしによく似たご主人と奥さんといろいろ話した。別れ際、学生の僕に大福を下さった。 僕はそれを持ったまま博多からフェリーで釜山、慶州に行った。大福持って。慶州のホテルに置き忘れてきたが。

2015-12-07 12:37:08
ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

上りのはまなすにも何度か乗った。道内の旅に満足して、ときには札幌の友人に見送られて。11月、6時前、夜の明けない青森駅は激しい吹雪で、這々の体で駅前のリンゴ店に入り、リンゴを一つ買った。

2015-12-07 16:27:39
ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

あの日はまだ11月1日だったのではないか。十和田湖に抜けるバスは酸ヶ湯温泉までで打ち切りとなり、ダイヤはあってなきが如し。一面真っ白のホワイトアウトの山道、どこが道だか路肩だかよくわからないところを、運転しさんは車を進め、驚嘆したものだった。酸ヶ湯のお湯が体に沁み入ったなぁ……

2015-12-07 16:29:46
ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

ああ、道内夜行があったなら、金曜の札幌の仕事の後、どんなに楽しかっただろうか。

2015-12-08 23:19:24
ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

青森駅。八甲田丸の手前には商業施設ができ、明るい印象に。冬、張子の中の灯りが温かい。 pic.twitter.com/6RoIcLFEoZ

2015-12-09 01:06:20
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ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

八甲田丸の前にある「津軽海峡・冬景色」の碑は、出来た頃は近づくと曲が流れたものだったが、数年前訪れたときには既にその機能は働いていなかった。 pic.twitter.com/cpxKRXupiP

2015-12-09 01:10:41
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ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

「はまなす」に乗って北海道に渡るとき、あるいは、かつて上り「あけぼの」で東京に帰るとき、青森駅の裏手、八甲田丸に挨拶をするようにいつもこの場所を訪れた。そこにまだあることは分かっているのに、やはりそこにあることに安心した。 pic.twitter.com/GGZiT6hjtD

2015-12-09 01:16:03
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ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

八甲田丸は、波に揺られギギーッと音を立てていた。雪が降り始め、すぐそこにある青森駅の前に来たときには風が強くなった。一杯飲んで鮨をつまみ、風呂に入ってから駅に戻ると、強い雪。はまなすの旅に相応しい風景だと思った。 pic.twitter.com/pBD7Ldr4Tv

2015-12-09 01:21:19
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ゆうづる13号 @N_StarlightBlue

初めて青森駅に来たときに強い印象を残したベイブリッジ。この橋を眺めながら船の前で野宿し、早朝雨に降られてずぶ濡れになったのだった。ベイブリッジの照明は美しいが、いつも、少し寂しい。 pic.twitter.com/WRrkLjG2to

2015-12-09 01:26:30
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