「派手な」ロジック/「美しい」ロジック とは?
- K_misa_maguro
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@ItsumiAya 読んだのがずいぶんと昔なので怪しい記憶ですが、その二作確かに地味な印象が。 ラストが落ちと共にタイトルで綺麗に着地して、Xはトリックより小説として美しい作品だと思うんですけどね。 最後の一行だけは鮮明に覚えてます。
2011-02-12 16:56:41@kazi_hac まあ、否定しません。というか、地味です。でも、『X』の犯人特定のロジックはさすがって感じですし、『ローマ帽子』は「帽子がなかった」って一点からロジックを展開していくのがたまらないんですよ。
2011-02-12 16:59:37@ItsumiAya よくあるたとえですけども、ロジックをジグソーのピースとするなら完成して浮かぶ絵が構図で。「ロジックが美しい」というのはつまり絵じゃなくて作る手際の話なんですよねぇ。不思議。なんか話がズレた気がするけどまあいいや。ありがとうございました。
2011-02-12 17:10:03元々トリックにそこまで思い入れはないけれど、今回はトリックっていうほどのものですらないわけで、それをどうやってフェアに仕上げるかという問題。
2011-02-12 23:56:10ロジックは消去法なのか。……よくわからない。論理学はわからないのですが、犯人特定のロジックとミステリのロジックは違うような気もします。
2011-02-13 03:23:43@tinydogs ああ、すみません。勝手に呟いてました。はい、あまり詳しいことは言えませんが、@飛ばして頂ければ。……では、おやすみなさい。
2011-02-13 03:29:22うぐ、手がかじむ。明日というか、今日改めてロジックについてはちょっと述べようかと。睡眠のお邪魔してしまうと悪いし。……「答えのない絵本」は未読ですので、話せませんが。
2011-02-13 03:44:25@tinydogs 「答えのない絵本」は未読で、すみません。消去法は事実限定のロジックですが、事実拡散のロジック(密室だから自殺だという警察に対し、即興で密室を作って崩す)なども作中で用いられます。ミステリのロジックという場合、単一のロジックよりもその全体性を指すのではないかと。
2011-02-13 13:35:58@tinydogs 派手という言い方は私にはよくわからないのですが……バールストンギャンビットは成功すると派手っぽいですね。本来、消去法で消去されるべき要素を別のロジックで回収してみせるからじゃないのかと。その全体像が作品全体のロジックを構成して、重要になるのでは。
2011-02-13 14:55:40@tinydogs 「派手なロジック」というのは、昔からいうところの「アクロバティックなロジック」というやつのことを指すのかなと私は漠然と考えていました。
2011-02-13 15:00:36@tinydogs EQの『エジプト十字架』以降はアクロバティックな感じが強いように思います。国内なら、泡坂さんの『亜愛一郎』あとは古野さんの『群衆リドル』とか。すいません、あまり使いこなせてないので一般的な意味でのアクロバティックなロジック小説を指せてるか自信はないんですが。
2011-02-13 15:16:24『群衆リドル』のロジックはいかにも古野まほろさんっぽくて好きなんだけど、仕掛けに渋い顔をする人には、逆にアクロバティックすぎるのだろうか。
2011-02-13 15:25:05……恥ずかしながら、クイーン好きといいながら、後期の作品にはあまり触れてません。『九尾の猫』とか『恐怖の研究』とかくらい。……ライツヴィル、読まないとなぁ。
2011-02-13 15:30:07