「派手な」ロジック/「美しい」ロジック とは?
- K_misa_maguro
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@tinydogs そうですね。ただ、一作目の「DL2号」はちょっと例外かなと。新作は評価割れてますが、私はかなり好きですので、お薦めです。あまり大したことが言えず、すみませんでした。
2011-02-13 15:38:05@tinydogs ああ、失礼。「DL2号」は確かにチェスタトン的ですが、一方でヴァン・ダインの心理的推理の珍しい成功例と思っています。心理的根拠を物的に置き換えるとロジックになると思います。その心理的根拠に通常のロジカルな構図を取り入れた点をアクロバティックと評してもいいかと。
2011-02-13 15:50:14@tinydogs それには同感ですね。ただ心理分析はそれ自体が難物ですから、成功が難しい。唱えたヴァン・ダインすら『カナリヤ』くらいでしか有効には使えてない、一種の曲芸ですから。EQも後期には心理面の推理をいくつか取り入れてましたね。『九尾の猫』には心理学者まで出してたし。
2011-02-13 16:01:40昨日の「美しいロジック」も感覚的でとらえどころのない表現でしたが(自分でも使ったりしてますが)、「派手なロジック」というのはもっとわからない。
2011-02-13 16:45:21常識的な手順を踏みながら、なぜか結論として非常識な結果になってしまうことが『派手なロジック』でしょうか? 切れ味の鋭いトリックに感覚が似ていると思っています
2011-02-13 16:48:38個人的な感覚では、「派手なロジック」に最も近いのは、麻耶雄嵩「加速度円舞曲」。遠く離れた出発点と着地点との間に、数多くのステップが組み込まれているという意味で。
2011-02-13 16:49:41それは何となく、「派手」という表現とは結びつかないんですよね、私としては。 RT @Sotobato_Nihu 常識的な手順を踏みながら、なぜか結論として非常識な結果になってしまうことが『派手なロジック』でしょうか? 切れ味の鋭いトリックに感覚が似ていると思っています
2011-02-13 16:52:12本格ミステリにおける「美しいロジック」は感覚的にわかるけど「派手なロジック」はピンと来ないな。「飛躍がある=派手」というのは違う気がするし。
2011-02-13 17:02:15個人的には「奇妙なロジック(?)」が好き。チェスタトン系の「狂った論理」とかじゃなくて「常識的にはおかしいんだけど特定の状況では当然の選択」的なロジック。『人魚とミノタウロス』における「犯人が被害者を焼き殺した理由」とか。
2011-02-13 17:10:20【さっきのちょっと訂正】個人的な感覚では、「派手なロジック」に最も近いのは、麻耶雄嵩「加速度円舞曲」。遠く離れた出発点と着地点との間に、数多くのステップが組み込まれ、なおかつ一つ一つのステップの「結果」がダイナミックな印象を与えるという意味で。
2011-02-13 17:24:28精神病理学者を主人公にしたミステリだとマクロイとか。初期の『家蠅とカナリア』では、ベイジル・ウィリング博士が現場から犯人の心理を読みとって、それをもとに推理したりしていたようなあいまいな記憶。
2011-02-13 18:26:17