火山防災をめぐる宮崎県高原町と鹿児島県霧島市、気象庁(2011年2月)
- rshibasaki
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.@HayakawaYukio さんの「立入規制と避難を気象庁長官が決めていいのか」が500PV超えましたよー。内容が気になるよね!。 http://togetter.com/li/97419
2011-02-11 01:08:02三日間の霧島山調査の総括は、初日夕刻にしたこのツイートに凝縮されている。「火山灰じゃないぞ、軽石だぞ。桜島や雲仙岳や有珠山のとは違うぞ。これは、すごいんだぞ。Feb 09, 6:10pm」 ツイッター語録に採用しました。 http://ht.ly/3Ufnt
2011-02-11 07:10:56気象庁がリスク・コミュニケーションのスキルを決定的に欠落していること。(ほとんどの)マスメディアが不勉強で的確な情報を伝達できていないこと。この状況は、1991年6月雲仙岳大惨事の前にとてもよく似ている。20年たっても何も変わっていない。とても残念だ。
2011-02-11 07:14:48唯一の救いは、高原町(宮崎県)の防災対応が優れていること。鹿児島大学の井村・准教授と20年来のつきあいがこれを可能にしているようだ。高原町の最近接住家は6.5キロ。一方、霧島市(鹿児島県)の防災対応は心配だ。気象庁に完全依存。独自判断は何もなし。4キロの内側に温泉宿が2軒、
2011-02-11 07:17:404キロのすぐ外側に大規模ホテルがある。にもかかわらず、4キロ規制の法的根拠を示していない。霧島市は、外からみると、立入規制、避難などの防災判断をまったくしていないようにみえる。しているのは、気象庁が下した判断をそのまま住民に伝えることのみ。
2011-02-11 07:22:12「火山の未来予測の成功と、火山学の科学としての進歩は別物です。火山防災を科学だと私は思っていません。 」 ブログコメント欄での、さとうひろあきさんとの会話 http://ht.ly/3UhC0
2011-02-11 08:25:5820年前の歴史的事実:「あの静かに流れ下ってくる火砕流に飲み込まれると死ぬなんて、知らなかった」。 今回の近未来予想:「軽石が出たことがこんなにおそろしいことの始まりを意味していたなんて、知らなかった」
2011-02-11 08:52:05おはよー。わさわさのTVも政治も国会も、雪が舞うだけで音をなくす木曜日。昨夜霧島市長から電話あり「風評被害で観光客が激減した霧島を助けて欲しい」。新燃岳以外は全く変わらぬ霧島なのにイメージに流されてしまう心。雪見温泉は最高~♪美しい故郷と住む人に思いをはせて、由貴ちゃんのライブへ
2011-02-11 10:53:47高原町は、いま8キロまで避難勧告している。数十人の住民が、役場のそばに設けられた避難施設で夜を過ごしている。一方、霧島市には5キロ地点に大ホテルがある。8キロまでに多数の人家がある。それらはすべて、ふだんどおりに営業して暮らしている。気象庁レベル3にまったく素直に従っている。
2011-02-11 11:44:55新燃岳の災害区域予測図を、少しだけ地図を読む力があるひとがみれば、火砕流の危険区域が高原町まで長く伸びているが、霧島市には不自然に短く止まっていることがわかる。地形をみれば、むしろ霧島市に高原町より2倍くらい長く伸びていいはずだ。図がこう書かれた理由を理学に求めることはできない。
2011-02-11 11:48:25宮崎県高原町長:日高光浩(http://bit.ly/gKIbZp)さん。「小結」上位。奥山真司さん提唱の横綱論(http://geopoli.exblog.jp/i7/)による判断。「関脇」とのボーダーに近い雰囲気。http://bit.ly/dFJBHg
2011-02-11 14:43:16鹿児島県霧島市長:前田終止(http://bit.ly/Jbjwf)さん。「小結」下位。奥山真司さん提唱の横綱論(http://geopoli.exblog.jp/i7/)による判断。「前頭」とのボーダーに近い雰囲気。http://bit.ly/ik2aWG
2011-02-11 14:46:43前田終止・霧島市長と、日高光浩・高原町長。このお二人の自治体の長の横綱論レベルの違いが、地域住民の安全・生命の保全にどのような差となって現れるのか。心配ですが、そうした観点からも見て行きたい。 @masatheman
2011-02-11 14:54:42鹿児島大学理学部准教授:井村 隆介(http://bit.ly/gLvTpY)さん。「関脇」下位。奥山真司さん提唱の横綱論(http://geopoli.exblog.jp/i7/)による判断。この方が霧島火山を卒論の時から見てきた。
2011-02-11 15:33:49なんだ、火砕流の到達範囲を東側と同じように西側にも(理学で)読むと、霧島神宮駅と霧島総合支所(元霧島町役場)もはいっちゃうのか。高原町でいまやってる避難勧告と同じリスクに対応すると、霧島神宮駅と霧島総合支所も避難勧告地域になるという意味です。 http://ht.ly/3UsRq
2011-02-11 17:31:11いま述べた火砕流リスクには、地形を読んだ。地形を無視して火口から距離だけで論じてみよう。高原町はいま8キロまで避難勧告している。霧島市側では、霧島小と杉安病院が8キロ円内にある。霧島神宮駅と霧島総合支所は12キロにある。地形条件は霧島市側が不利だから、
2011-02-11 17:41:25高原町側で8キロで警戒しているのにならうなら、霧島市側では12キロで警戒するのが妥当だろうと私は思う。ただし、他の市町村にならう義務はない。
2011-02-11 17:43:38新燃岳はマスコミの偏向報道による風評被害です。普通に新燃岳の近くまで様子を見に観光客が来ています。鹿児島へお立ち寄りの際には年間三万人が訪れる霧島高原ビールで知られるバレルバレープラハ&GENへどうぞ!ピルスナービールや武蔵丸が大ファンの焼酎をどうぞ
2011-02-11 19:45:07今回のツアーで一番感動的だったこと。早川さんの持参した浅間噴火地図を見た高原町の日高町長が、鎌原地区はこのあたり?と、ほぼ的確に指し示したこと。おいらがパッと見て思ったところより正しい位置に近かった。
2011-02-11 20:37:58鎌原村は火口から12キロにある。鎌原村が押し流されたのは特殊な現象でまったく不運だったとしか言いようがないが、いま新燃岳からその距離にある人家は、何百年に一度のリスクにさらされていると思うべきだ。安全はけっして保証されていない。もし可能なら、
2011-02-11 21:24:141年くらいはよそに行って暮らしたほうがよい。何百年のうちの1年だ。このリスクは、火山の麓に住んでいる限り避けられない。願っても無理だ。噴火がなければ火山麓での豊かな生活基盤はそもそも形成されないのだ。しかし、土地利用をしつくした現代社会は、
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