- eguchi2014
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【RT歓迎】『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』(太田出版)がまもなく刊行されます。古典から現代までの哲学、諸科学や諸人文学、そして音楽や小説やプロ将棋などの知見を通じて、「何」「いかに」「なぜ」の幸福の問いを論じています。 pic.twitter.com/C4C6DL4vka
2016-09-09 11:58:04私のようなものにいただきましたありがとうございます。青山拓央 の 幸福はなぜ哲学の問題になるのか (homo viator) を Amazon でチェック! amzn.to/2ciE2p1
2016-09-11 14:04:39一点だけあれしておくと、幸福についての問いは三つあるっていうことで、(1)幸福とはなにか、(2)いかにして幸福になるか、(3)なぜ幸福になるべきか、ってことなんだけど、この(3)の問いはオリジナルよねえ。
2016-09-12 13:01:26倫理学系の人間だとこの(3)のかわりに、(3') 我々はどんなとき幸福になる資格があるか、幸福になってよいか、みたいな問いを置くと思う。
2016-09-12 13:02:22まあそれは基本的にどういう意味にせよ「幸福」っていうのは誰もが求めるものって考えるから、「幸福になるべきか」っていう問いは落ちちゃって、むしろ「俺だけ幸福ですみませんすみません」とかって問題の方がでかいと考えちゃうからなわけだけど。
2016-09-12 13:03:56p.15で欲求充足説を(幸福とは)「快楽を得ることではなく欲求を満たすこと」ってやってるけど、これ微妙な気がする。パーフィットの分類だったら「欲求の対象が実現されること」ぐらいにしといた方がよかったのではないか。
2016-09-14 09:11:05「欲求の充足」desire satisfactionを「満足」の意味でとっちゃうと、少なくともパーフィット先生の分類の上では混乱するんちゃうかな。
2016-09-14 09:13:21それはさておき、p.17の、街で売られてる幸福本では「上昇」をあつかったものと「充足」(私の用語法では満足)をあつかったものの二種類があるよ、ってのは的確な指摘。
2016-09-14 09:15:21前の論文はでwell-beingの意味で「幸福」を使ってる、っていう読みに落ちついたんだったな。 この日か。 twitter.com/eguchi2014/sta…
2016-09-14 09:23:00p.18の「上昇と充足のバランス」ってのはアリストテレスの中庸としても考えられる、っていうのはオリジナル。まそうなんだけど、アリストテレスの中庸と同じように、どこが中庸かよくわからん、という問題はあるわね。
2016-09-14 09:28:45幸福と不幸ってのでそれぞれ思いつくこと書いてください、ってやると、幸福には自分が「する」ことが書かれ、不幸には自分にふりかかってくることが書かれる、みたいな。
2016-09-14 09:32:35