【6期RPまとめ】白黒獅子

白髪の少年フェイニールと黒い獅子ロザリーが紡ぐドタバタ君主開拓コメディ!……ではないです。
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わたあめひつじ @wata_yume00

@GC_seti 「ふ、ふんっ!俺様は強いから手伝いなんていらないけどな…!」 そういってそっぽ向いた少年の耳は赤い。 「…けど、まあ…セティになら手伝わせてやってもいいぞ!」 どこまでも上からの少年だったが、その口元は綻んでいた。

2016-09-25 00:13:21
ドランクリュード・ウェン@戦闘組邪紋 @GC_seti

@wata_yume00 「あはは、光栄だよ、フェイニール」 うん、こうして開拓側の権力者にコネを作っておくのは大事なことだ。 彼がどの程度の勢力なのかはまだわかっていないんだけども。 「ところで……さっきから気になってたんだけど」 「そちらのライオンさんは、キミの護衛かい?」

2016-09-25 00:37:35
わたあめひつじ @wata_yume00

@GC_seti 「ん?ああ、紹介してなかったな。俺様の家族のロザリーだ!」 名前を呼ばれたロザリーはグルグルと鳴く。 「俺様が産まれた時から一緒で、とても強いんだぞ!」 ふふん!と、得意気に笑う。

2016-09-25 01:56:36
ドランクリュード・ウェン@戦闘組邪紋 @GC_seti

@wata_yume00 「へぇ、家族……」 「仲良しなんだね。よろしく、ロザリー」 嫌がられないようなら……手を伸ばして、ロザリーの頭を撫でてみよう。 嫌がるそぶりを見せれば手をひっこめる気満々だが。 「ふふ、確かに、僕なんかよりもよっぽど強そうだ」

2016-09-25 02:19:40
わたあめひつじ @wata_yume00

@GC_seti スンスンと貴方の匂いを確認するように嗅ぐ。 すると、撫でようとした手をはむはむと甘噛みしだす。 「よかったなセティ…嫌われてはいないみたいだぞ」 好かれてもいないみたいだけど…と、心の中で言う。

2016-09-25 02:51:09
ドランクリュード・ウェン@戦闘組邪紋 @GC_seti

@wata_yume00 「あたっ」 「……はは、なら嬉しいね」 甘噛みされて、思わずびっくりしてしまった。 けれどそれが拒絶の意志を示すものではないと理解しているから、噛まれるままにしておこう。 取り繕うようにスマイルも浮かべておく。 やがて満足したら、手を引き抜いて…… →

2016-09-25 03:03:32
ドランクリュード・ウェン@戦闘組邪紋 @GC_seti

@wata_yume00 「…………さて、それじゃあ僕はそろそろ」 そのまま、彼らから離れる。 「また会う日まで元気で」 「キミたち人間はすぐに成長してしまうから、次に会う時は大きくなっているかもしれないけど」 「バイバイ。また会おう」 そうして僕は、また砂漠に帰るとしよう。

2016-09-25 03:04:39
わたあめひつじ @wata_yume00

@GC_seti にひっ、と子供らしく笑う。 「ああ、セティも元気でな。」 ガウガウと別れを告げるようにライオンも鳴く。 「またなー!セティー!」 ライオンに跨がると、一人と一匹は去っていった。

2016-09-25 20:39:24

仮面の女との邂逅

ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 デンデデドン 砂浜を駆ける駆ける。 師匠に言われた言いつけの通り、訓練は欠かせない。 そんな中、黒い少年を見つける。 「おい、お前。」 どこの勢力の人間だろうか。恐らく、条約ではないのだろうが 「ここで、何をしている…?」

2016-09-23 23:41:43
わたあめひつじ @wata_yume00

@gc_hals 不思議そうに仮面を見つめると、顔を歪めた。 「なんだ?お前、あやしいやつだな…」 そういうと、少し考える素振りをする。 そして、納得したのか数回頷くと貴女を見つめ言った…。 「おい、お前。ここはどこか教えろ!」 少年はとてもふてぶてしい迷子だった。

2016-09-23 23:58:50
ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 「怪しいのは、否定できないな。」 自身の仕事は偵察や暗殺になる場合もある。その正体を隠す為の仮面だが、まぁ不気味だとは思う。 「ここは、名も無き地。小さな大陸。だが、後に我らファントミニオンの支配地となる場所だ。」 相手の態度は気にせず、そう告げる。

2016-09-24 00:11:30
わたあめひつじ @wata_yume00

@gc_hals 「ふぁん、と…?」 初めて聞いた名前に首を傾げる。 「…まあいい。俺様は人の物にきょうみないからな。」 ふんっ、と鼻で笑う。 「…だが、"ひとりじめ"はキライだ」 そういうと、傍らの黒ライオンの威嚇するような咆哮が辺りに響く。

2016-09-24 00:31:49
ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 「お前が嫌いだろうが関係ないな。」 咆哮する獣を、仮面の下から睨み付ける。 「ここを占領するのは決定事項。確定した未来だ。お前の感想など知ったことか。それに…」 「嫌いなら、どうする?」

2016-09-24 00:53:12
わたあめひつじ @wata_yume00

@gc_hals 「そんなの決まってるだろう。」 馬鹿にしたように笑うと、黒ライオンに跨がる。 「取られる前に取るだけだ」 グルグルと唸る黒ライオンを撫でると、相手を警戒して武器を握る。

2016-09-24 01:03:29
ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 「分かりやすい。」 ククっと笑うと左拳を構える。 その指先にほのかに火が灯った。 「お前、邪紋決闘士か―――?」

2016-09-24 01:14:43
わたあめひつじ @wata_yume00

@gc_hals 「俺様か…?俺様はなぁ…」 斧を構え、臨戦態勢になる。 相手の構えに背中に汗が流れるのを感じた。 「このたいりくを領土にするために来た君主だ!!」 少年はどこまでも真っ直ぐで、そして…どこまでも怖いもの知らずだった…。

2016-09-24 02:06:37
ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 君主。その言葉に苛立たしげに舌打ち。 「お前も君主、か。いいだろう。お前の覇道はここで終わりだ!」 先手必勝とばかり駆け出し、相手との間合いを詰め叫ぶ。 「邪紋決闘術!烈火!弐の型ッ!」 ※説明しよう!邪紋決闘術・烈火 弐の型とは炎のアッパーである!

2016-09-24 12:29:15
わたあめひつじ @wata_yume00

@gc_hals 「………っ!?」 殺気を感じ、とっさに後ろに反り返り避ける。 「うっ、ぎっ…」 拳は触れていないはずの顎がビリビリと痺れる痛みが走る。 「ごん"のぉお"っ!!」 痛みに耐えながら斧を振るい距離を取ろうとする。

2016-09-24 21:32:36
ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 「外し、たッ!?」 拳を振りぬいた体勢では満足な回避もできない。 相手が離れながら振るった斧が腹の端をかすめ、鮮血が舞う。 「チィ…ッ…やる、な…!」 指先に火を灯し、傷口に押し当てる。 ジュウ、という嫌な音がしたが、何とか止血。

2016-09-24 21:44:23
わたあめひつじ @wata_yume00

@gc_hals 息を整えると、鼻につく肉の焼ける臭いに顔を歪める。 「ふんっ…。お前なんかに負けるほど…俺様は弱くないんだ、よっ…!」 一定の距離を保ちつつ、相手に斬りかかる。

2016-09-25 00:02:59
ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 「だが、まだ交わしたのは初撃。戦いはここからが…」 そう言って次の一撃を繰り出そうとした時だった。 後方から、仲間が自分を呼ぶ声が聞こえた。どうやら、仕事の時間らしい。 「……チッ…」 拳の炎を振り払うように消し去り、舌打ち。→

2016-09-25 00:13:01
ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 「都合ができた。無念だが…退かせて貰う。この勝負――――」 忌々しい。だが、自分の立場を考えると仕方のない事だ。 「お前の、勝ちで良い。」

2016-09-25 00:15:41
わたあめひつじ @wata_yume00

@gc_hals ピクリと眉が動くと貴女を真っ直ぐ見据え、ゆっくりと口を開く。 「断る」 ただ一言…そう告げた。 「お前も言っただろう。さきほどのは初撃だと…」 息を吸い、キッと睨み付ける。 「この勝負は終わってない!だから…!俺様は勝ちとはぜったいに認めない!!」

2016-09-25 01:20:07
ロマネスコ/かたり@豊津幕芸ク @gc_hals

@wata_yume00 「そうか、なら…決着は…次の機会に持ち越しだ…」 相手の方を睨みながら駆けだす。 「私はクライナ!我が領ファントミニオンをこの大陸の支配者にする者だ!」 そう叫び、自分を呼ぶ仲間の元へと急いだ。

2016-09-25 01:42:59
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