僕と黒猫のハートフル共同生活

サトリ💚💜🌻 @satori_hdk_fmkg

なかなか飼い猫の名前を教えてくれないことにじれた同僚ルルーシュ君が「今夜、お前の家に行くぞ」と宣言してきてスザク君大ピンチ！！！

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「えっ、ごめん、今日はちょっと」 「何か問題があるのか」 「部屋汚いし、何もおもてなしできないし」 「夕飯なら俺が作ってやる。部屋が汚くても座るスペースぐらいあるだろ？」 「いやでも…」 「俺に来られるのはマズいのか。まさか女か」 「彼女なんかいないよ！」 「じゃあいいだろう？」

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とうとう黒猫ルルーシュの名前をルルーシュに教えなければいけないのかと冷や汗ダラダラなスザク君

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初めて同僚ルルーシュ君がスザクの自宅に行ったら、人見知りな黒猫ルルーシュは知らない人が怖くてクローゼットの奥に引っ込んだまましばらく出てこなくて、でも空腹が我慢できずにとうとう顔を出したところでルルーシュ君に撫でられてびっくり。で、逃げるようにスザクに駆け寄って必死にしがみつく

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「大丈夫だよ、ルルーシュは怖い人じゃないよ」 にゃー 「わっ、爪立てないでって。ルルーシュは僕の同僚だから大丈夫だよ」 にゃー 「ルルーシュも触ってみる？」 にゃー 「……さっきから俺の名前のところで猫が反応しているのは気のせいか」 「えっ」

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なかなかスザクが猫の名前を教えないから、「わかった、今日はこのままお前の家に泊まる」とルルーシュ君に言われ、いろんな意味でマズいなぁと思うスザク君。嬉しいけど、お風呂上がりのルルーシュを見たら前かがみになりそう…とかなんとかかんとか（ルルにゃんの名前のことはもはや頭にない）

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その夜、ルルーシュ君にベッドを譲って自分は床に寝ていると、普段と違う状況に興奮したのかいつも以上に激しい深夜の大運動会を始めちゃう黒猫ルルーシュ。ルルーシュ君が起きるんじゃないかとスザク君はヒヤヒヤ

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「ルルーシュが寝てるから静かにして…と言っても聞かないか。ほらオモチャで遊ぼう、だから走り回らないでね。ってルルーシュ、毛玉吐いてるじゃん…！あー、ルルーシュの荷物の上じゃなくて良かったぁ。ほかにゲロってない？大丈夫？今日だけは気を付けてね、ルルーシュ」と話してたら背後に気配が

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「毛玉とか吐くとか、俺がどうしたって？」 「！？！！！！？！！！！」 その後、ルルーシュ君に土下座し、正直に名前の件を話して謝りました

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ルルにゃんの名前を打ち明けた翌日、スザクが起きるとルルーシュが台所で朝食の準備をしていて、あ…ルルーシュ（猫）のご飯…と思って見たらはむはむと餌を食べている最中で、「ゆっくり食べろよ。いりこいるか？」とルルーシュがルルーシュに話しかけてて、あーなんか物凄く幸せな光景…と二度寝する

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「おい、スザク起きろ、仕事に遅れるぞ」 「もうちょっとだけ…」 「それ何度目だ。……よし、行け」 にゃー！ 「ぐえっ」 ルルーシュ君がルルにゃんをけしかけ、朝から元気なルルにゃんがスザク君のお腹にダイブするという連携プレイ

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「あのさ、ルルーシュ」 「なんだ」 「明日って何か用事ある？」 「なぜだ？」 「あ…っと、良かったら今日も僕んち泊まらない？ルルーシュも喜ぶし……猫のほうの」 「なんだかややこしいな」 「ご、ごめん」 「でも、猫はともかくお前の食生活は心配だからな。いいぞ」 「っ！ありがとう！」

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喜んでいるスザク君が「すぐ準備してくるから待ってて！」と洗面所に消えたのを見送ってそっと微笑んだルルーシュ君がルルにゃんを見下ろし、「お前、いいご主人様に拾われたな」って話しかければ、不思議そうに首を傾げてにゃーんと鳴くルルにゃん

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いつの間にかルルにゃんがすっかりルルーシュ君に懐いてて、ルルーシュ君もなんだかんだでルルにゃんを可愛がってて、餌付けされてる…仲良いのはいいけど僕ほったらかしでちょっと寂しい…と思うスザク君

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今朝はスザク君が早起きすると、ベッドですやすや眠っているルルーシュ君の枕元で黒猫ルルーシュもすやすや寝ていて、とりあえず何も言わずに携帯を取り出してひたすら写真を撮り始めるスザク君

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スザク君の気配で目を覚ましたルルにゃんが餌くれ餌くれってスザク君に纒わり付くんだけど、ルルーシュ君が起きた途端、そっちにターッと駆け寄って甘え始め、ルルーシュ君も「わかったわかった、先に顔を洗うから少し待ってろ」と言うとにゃーんと返事してて、僕が飼い主なんだけど…となるスザク君

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「そういえば猫用の餌ってどうやって選んでいるんだ？」 「安月給なんでお得用を…」 「まあ、猫が気に入っているならいいんじゃないか」 「たまに僕のご飯あげたりするよ」 「人間の食べ物をそのままやってるのか？猫は俺たちより体が小さいんだぞ、無闇に与えるな」 「大丈夫、たまにだから」→

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「もし何かあったらどうするつもりだ」 「でもちょっとだけだし、毎日あげてるわけじゃないし」 「そういう過信がいけないと言っているんだ！俺の体がどうなってもいいのか！」 「なんか色々と誤解を招く発言やめてくれる！？！」 「俺の名前を付けるのが悪いんだろ！」 「ホントごめんなさい！」

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ルルーシュ君が黒猫ルルーシュに話しかけるとき、「ルルーシュ、餌か？」「ルルーシュどうした？」「ルルーシュ、遊びたいのか？」といちいち名前を言っているのを見て、口元のニヤニヤが止められないスザク君

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「そうやってルルーシュがルルーシュのことをルルーシュって呼んでるの、ちっちゃい子が自分で自分の名前を言ってるみたいだね」 「だからお前が俺の名前を付けるのが悪いんだろ」 「うん、だからごめんなさい」 「本当に反省してるのか」 「してるって」 「口が笑ってるぞ」

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暖を求めて黒猫ルルーシュが毛布の隙間から小さな体を潜り込ませ、スザク君も「今日寒いねー 」と言いながら一緒に毛布に潜り込んで、そんな一人と一匹に「何してるんだ、お前たち」って笑いながらルルーシュ君が洗濯物を畳んでて、完全に新婚カップルの休日の光景（この二人まだ付き合ってない）

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ルルーシュ君が「じゃあそろそろ帰るな」って言ったら、えっ！！！と絶望したような顔をするスザク君。腕の中のルルにゃんを思わずぎゅっと抱き締めたら、ルルにゃんがどうした？って感じで見上げてくる

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「明日仕事だろ？俺も家の中を片付けておきたいし」 「そ、そうだよね。でも、せっかくルルーシュも懐いたのに」 「また来週来るから」 「えっ」 「迷惑か？」 「ううん！ルルーシュも喜ぶよ！ね？」 にゃーん 「ほら」 「無理やり言わせるな(笑)」

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ルルーシュ君がいなくなって寂しい一人と一匹。 「寂しいねぇ、ルルーシュ」 にゃーん 「ルルーシュのご飯また食べたいね」 にゃーん 「ルルーシュ、うちにお嫁に来てくれないかなぁ。そしたらルルーシュも嬉しいよね？」 にゃーん 「だよねー」 床でごろごろしながらルルにゃんに語りかける

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そのうち告白の予行練習をルルにゃん相手に始めるスザク君