- klaus_kinske
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『OK牧場の決斗』 “OKコラル(家畜の囲い込み。牧場はかなり意訳)”物の中では同じくジョン・スタージェスの『墓石と決闘』がベストだと思うが、これは古典。 悪役リー・ヴァン・クリーフ、バントライン・スペシャル、横一列に並び、決戦に赴く男たち…胸高鳴ります。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/u0x8S7Rl1Q
2016-12-09 15:51:51『オープニング・ナイト』 カサヴェテスの映画はぞわぞわする。他のどの映画にも似ていない。一見ラフなタッチで撮られているが、描き出すものは非常にセンシティブだ。公演後の舞台女優の目の前で、車にはねられて死んだ少女。以降、その名女優は心がこわれていく…。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/3yEJylpiEV
2016-12-09 00:23:04『絞殺魔』 佳作量産魔の職人族リチャード・フライシャーが実際に起きた“ボストン連続絞殺事件”を題材に映画化したスリリングなサスペンス。演出はシャープでラストは鮮やか。表現手段も当時としては斬新で実験精神に溢れ、構成もユニーク。トニー・カーティス、巧いです。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/W7wiZ6Wn7G
2016-12-08 18:22:25確か『大反撃』のパン屋(ピーター・フォーク)も「パン作りは人を幸せにする」と言っていたような…。「だから、俺はパンを作り続ける」 pic.twitter.com/NF7A7dcanT
2016-12-08 00:15:19結局『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』観て癒されましたね。レッドメイン君のおどおどコミュ障演技で安定を取り戻しました。 素敵な映画でしたよ。50~60年代のハリウッドの良質な娯楽作品のテイストが感じられました。
2016-12-07 23:57:52いや、本当に『この世界の片隅に』ときたら、鑑賞後じわじわと心を蝕んできて、他の何を観てもぴんと来ない感じだったんですよ。 『ソーセージ・パーティ』観て感動を台無しにするところから始めるかとか、実績のあるカンフル、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』打ってひゃっはーするかとか。
2016-12-07 23:55:06『この世界の片隅に』を観た印象が身体中にガラスのように刺さっていて、当面このままかしらね…と思っていたんだけど、リハビリがてら観た映画が良かったので、順調に回復。今週末は普通に映画を鑑賞出来そうです。
2016-12-07 23:51:18『ノー・マーシイ/非情の愛』 相棒を殺されて復讐に燃える刑事が犯人を追い、組織のボスの情婦を捕える。ハーレクイン風『手錠のままの脱獄』? 私はリチャード・ギアに厳しいので、主役をミッキー・ロークがやってたらもっと大人の映画になってたなと思ってしまうのだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/iwWM9UTsbC
2016-12-07 23:39:24『ハンター』 賞金稼ぎの役でデビューし、これが遺作となったので賞金稼ぎの役で人生を締めくくった、MA-1とM1911が似合う男スティーヴ・マックィーン。亡くなったのを知ってから観たので、作品の出来はどうあれしみじみ。出来れば運転も巧い設定にしてやれよ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/bJt90mxaBl
2016-12-07 15:10:07『拳銃(コルト)は俺のパスポート』 …とか言いつつ使ってるのはS&Wにベレッタじゃんという突っ込みは置いといて、イタリアで疑似西部劇が量産されてた頃、ジャパンではこういった無国籍アクションが同時代性を持って量産されてたのである。宍戸錠のクールなことよのう。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/OeEtec5cd7
2016-12-05 23:44:35『眠らない街 新宿鮫』 横浜でバーダーマインホフが軽機関銃を撃ちまくってもリアルさを失わない警察小説の傑作、大沢在昌の『新宿鮫』を見事に…というと語弊があるが、まあまあな感じで映画化。贅沢なキャストだが皆さん若いです。携帯電話の大きさで時代を察しましょう。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/LRTf5ZbHW1
2016-12-04 18:09:54『フィッシャー・キング』 現代のお伽噺作りの達人、テリー・ギリアムの最高作だと個人的には思う。終始小汚いホームレスとルーザーが出っぱなしの映画だが、何度観ても泣く。ジェフ・ブリッジス、ロビン・ウィリアムズ出演作でもベスト。それとトム・ウェイツのサプライズ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/s2ZOAUTmsU
2016-12-04 11:22:48『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 今の子はいいな。多感な頃に『ハリー・ポッター』を観ることが出来て。悔しいぜ、おっさんはよお…とお嘆きの貴兄にお送りする、魔法動物てんこ盛りの少しだけ大人なJ・K・ローリングの世界。主要人物達のキュートなこと。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/HoU84HgP9o
2016-12-03 22:43:06観客は知るのだ。 『この世界の片隅に』で描かれている世界は決してファンタジーではないことを。 ついこないだまでは現実に在った、この日本で起きた現実であることを。
2016-12-03 12:02:15そして観客がずっかりすずに感情移入し、物語の空気に馴染んだ頃、サイレンが鳴り、空から爆弾が降ってくるのだ。 そこで生活していた人達を根絶やしにするために。
2016-12-03 12:00:37ファンタジーっぽい出だしで始まった『この世界の片隅に』ですが、その後は呉に嫁いだすずの日常が繰り返し丹念に描かれます。 人々の生活。毎日の暮らし。周囲の人達との交流…。
2016-12-03 11:59:50何でこういう話の展開にしたのかな? たぶんね、第二次世界大戦が集結して70年以上経った今、戦争の記憶も風化し、殆どの人にとって現実感のない、それこそ中世の騎士の戦いや南北戦争と一緒くらいの認識の、第二次世界大戦をリアルに感じさせるためだったのではないか。
2016-12-03 11:54:47『この世界の片隅に』は導入部からして、ファンタジーの手法で観客を引き込んでいるんだね。 そしてすずは成長し、「呉」という異世界へ放り込まれる。
2016-12-03 11:51:22その前後の街の描き方もトーンがうっすらとして、まるで夢の中の風景のようだ。原作も同じハイキ―みたいな手法で楽しげな、美しい幻みたいに描かれている。
2016-12-03 11:49:27人攫いに遭ったのは間違いないと思うんだけど、子供の頃の記憶であちこちがデフォルメされている。 逃げ方がそもそもファンタジーだし、その割にキャラメルを握らせたバケモノの手はリアルに描かれていて、とても人間の手ではない。
2016-12-03 11:47:33私は『この世界の片隅に』の冒頭に出てくるバケモノについて、色々考えています。 彼は何なの? あのエピソードは現実だったの? pic.twitter.com/ylkRUWGqs1
2016-12-03 11:44:39最も庶民的な鳥であるすずめ。その一般市民のメタファーであるすずのフィルターを通して戦争を描いたのが、『この世界の片隅に』なのである。 …なんて書いてると、またマジレス爆弾食らっちゃうのでこの辺にしておいてw
2016-12-03 11:38:11私は知っている。 『この世界の片隅に』の主人公すずの名前がすずめから来ていることを。 『こっこさん』や『ぴっぴら帳』を持ち出すまでもなく、こうの史代は鳥好きですからね。 『この世界の片隅に』でも、スズメやサキが丁寧に描かれているではありませんか。 pic.twitter.com/6vgQxdKbMV
2016-12-03 11:35:04『フェリーニのローマ』 仕事で数回ローマを訪れたことがありますが、エージェントの運転する車の窓からローマの街並みを眺めてると、自然に脳内でニーノ・ロータが流れ始めてしまうのだ。フェリーニ、ローマ、ニーノ・ロータ…聖なる猥雑さを伴った三位一体で作られた作品。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/RAHejV6ixY
2016-12-03 00:21:29