「若手分類学者の底力を見よ! 〜社会の眼も意識しつつ〜」メモ

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木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

アジア産キイロシリアゲアリ亜属。女王、ワーカー、そしてワーカーと女王の中間サイズの中間型ワーカーがいる。発達した卵巣を持つが、貯せいのうがなく、オスしか産めない。

2017-01-07 16:38:34
木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

複眼の個眼が5個とかすごく少ない。地下性? 大あごの基部の歯が離れている。もしかして特殊な食性? @

2017-01-07 16:39:50
木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

フクラミシリアゲアリ種群 膨らんだ前胸部に分泌腺をもち、尻を持ち上げてドロドロした分泌物を出す。 分子系統樹が出てみると、形態分類の亜属がことごとく否定された。

2017-01-07 16:41:47
木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

分子系統と形態分類によるサブグループがどーのこーの

2017-01-07 16:43:14
木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

アリ植物 植物体内にアリがコロニーを作る。植物は花外蜜などの報酬物を与える。 マカランガ共生のシリアゲアリ(触角10節。普通は11節なので非常に特殊) インドシネンシスとボネーンシス?(ついていけてない)

2017-01-07 16:45:41

マカランガ Macaranga

ボーネンシス Crematogaster borneensis

木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

インドシネンシスが発見されたカンボジアの林は翌年には伐採されて平地に。ゴムのプランテーションになってしまった。見つけた種は確実に絶滅したと思われるう。

2017-01-07 16:46:43
木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

変わった形態を持つ種。未記載種だけど何にちかい? 前伸腹節刺が上を向いている非常にユニークな新種。(このへんあやしい)

2017-01-07 16:48:41
木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

カンボジアで発見されたケーマレンシス、西から東へ分散していっている。

2017-01-07 16:49:10

レフュジアrefugia
氷河期など、広範囲 にわたって生物種が絶滅する環境下で、局所的に種が生き残った場所。待避地。
コトバンクより

木登りヤギ@君の足元を駆け抜けてゆくオーケストラ @kinoboriyagi

今日のシンポジウム、他にもツイートしてくれてる人がいる。打つのに必死で理解が置いてけぼり気味だったのでありがてえ。

2017-01-08 00:06:20

Yu Nakajima @nkjmu

シンポおもろかった。細菌の話は1ミリも出てこんかったけど、微生物学の範疇という意味で期待してた2講演は、よかった。

2017-01-07 17:21:45
Yu Nakajima @nkjmu

かろうじて環境DNAとかOTUという単語が近いなーと思えるくらいには、動植物主体の話やった。おもろかったけど。

2017-01-07 17:23:28
Yu Nakajima @nkjmu

キノコの子実体と菌糸体、環境DNAで同じ調査地点で、系統分類すると、それぞれの手法では見つからないという種が出てくるってのが驚き。 DNAも(当然)万能ではないなぁと思った

2017-01-07 17:25:54
Yu Nakajima @nkjmu

rarefuction curveは、子実体採取やとカーブが寝てくるので限界が見えるけど、菌糸体やDNAではもっと出そうと

2017-01-07 17:27:24
Yu Nakajima @nkjmu

講演で、タイプ標本問題に触れられてたのが、細菌側としてはやはり気になるところ。 DNA配列をタイプ標本と認めるかどうかの採決?みたいな話があったが、あれは菌類のことのみなんかな? さすがに細菌でそれを認めよう!というのは、配列がゲノムであったとしても、うーん感が出ると思うんやが

2017-01-07 17:30:10
街なかの生き物たち @zacco2017

今日の「第16回日本分類学会連合公開シンポジウム」はすべての発表が良かったが、個人的に印象に残ったのは、「山地にうごめく巨食性ヒル類」と「貝形虫類の自然史研究」であった。前者ではクガビル類のミミズ捕食シーンがすごかった。研究前と比べて新記載種が4倍になるくらい未知であること。

2017-01-07 21:57:15
街なかの生き物たち @zacco2017

貝形虫類の話では深海性の貝形虫類が炭酸カルシウムが溶解されない炭酸塩補償深度(CCD)の3,000mを超える水深5,000〜9,500mまで生息していること。両者の発表はまだまだ分類学が到達していない未知の領域が地球上に存在することを改めて感じることができた。

2017-01-07 22:02:37
街なかの生き物たち @zacco2017

「第16回日本分類学会連合公開シンポジウム」の趣旨は、生物多様性保全と活用の流れのなかで最も根幹をなすのが分類学という立場です。生物が正確に分類、同定されなければ誤用にもなりかねず、生態研究への情報発信にもままならないというものです。

2017-01-07 22:38:11
街なかの生き物たち @zacco2017

そして必要なことは二つ。一般に生物多様性の重要性を認識してもらう努力を分類学研究者が担うこと、もう一つはチャレンジ精神旺盛な分類学研究者を社会が育成していくことであり、この二つのことをシンポジウムで融合させる試みであるということだ。

2017-01-07 22:42:05
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