『マグニフィセント・セブン』をめぐる感想の断片 and ぷちGUN講座
- klaus_kinske
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「この当時の衣装としてこんな胸元が開いているのはいかがなものか」的なツイートも見かけたが、一言言いたい。 「うるせー」 pic.twitter.com/8qH8V0WLZx
2017-01-29 22:52:32『マグニフィセント・セブン』のサム・チザム(デンゼル・ワシントン)はコルトの銃杷(グリップ部分)を前に差す、通常のガンマンとは違う携帯方法をとっています。 そして、右手で手首を捻りながら抜く“ツィステッド・ドロウ(リバース・ドロウ)”という独特の抜き方をします。 pic.twitter.com/89wH09HJ3u
2017-01-30 22:07:20これは現代でも銃を抜くテクニックとして使われていますが、別名“キャバルリー・ドロウ”とも呼ばれています。 pic.twitter.com/V3y9wGaL02
2017-01-30 22:09:20それは左腰にサーベルを吊った騎兵隊(キャバルリー)が右腰にフラップ・ホルスターを吊り、右手を捻って抜くことからついたためで、このホルスター携帯を用いると、左手でも右手でも銃を抜くことが可能です。 pic.twitter.com/gtVsMEhVMP
2017-01-30 22:13:31リー・ヴァン・クリーフはよく左腰にホルスターを吊って右手で抜きますが、この抜き方は“クロス・ドロウ”と呼ばれます。 pic.twitter.com/lyT1n62UKt
2017-01-30 22:16:14続けて、『マグニフィセント・セブン』登場の銃器について。 「imfdb」に網羅されてますので、興味のある方はご覧になってみてください。 imfdb.org/wiki/Magnifice… pic.twitter.com/5MosJyaQte
2017-01-30 22:19:46だいたいがピエトロ・ベレッタ社傘下に入ったアルド・ウベルティ社のレプリカ・ピストルをベースに使用されていて、目を見張るものはないのですが、ブリティッシュ・ブルドッグが出てきたのはちょっと注目です。 pic.twitter.com/cyIacDKJ1b
2017-01-30 22:24:37ニッケルめっきの剥げた質感、フレームトップの文字の刻印まではっきり観察出来ます。 pic.twitter.com/tWSWpOehBC
2017-01-30 22:26:09シャーロック・ホームズにも出てくるのかな? 19世紀英国で護身用に普及した、5連発のリボルバーです。 pic.twitter.com/L3ZSKqCZOG
2017-01-30 22:35:14コルト1871-72 オープントップ パーカッション・リボルバーからカートリッジ式リボルバーへの転換期に生まれた、カート式リボルバーです。作るものがなくなったウベルティ社がレプリカを生産し始めたので、最近よく出て来ます。 pic.twitter.com/kokz3Hn5Px
2017-01-30 22:39:11映画では色々な登場人物が使っていました。 なので、台詞に出てくる「.45口径のオープントップ…云々」というのは、ちょっと矛盾してるかな。 pic.twitter.com/yD09KZQviQ
2017-01-30 22:41:31後は印象に残ったのは、“悪魔の銃”コルト1874ガトリング・ガン。 ちらっと出てくる、たぶんM73ベースの“メアズ・レッグ”(敵から奪って使う。専用のホルスターもちらりと映る)。 …くらいかな。 pic.twitter.com/dUcb5PjRWl
2017-01-30 22:46:55よく突っ込みを起こして作動不良になると言われていますが、よく手入れされたガトリングガンは当時最大のファイア・パワーを持つ銃器だったと思います。 youtube.com/watch?v=FtrX9v…
2017-01-30 22:51:00そしていちばん感動したのは、エマが使うウインチェスターM1866“イエローボーイ”。最後にこの銃のUPが出てくるんですが、アントワーン・フークア監督はよく判ってます。 真鍮のレシーバーが酸化し、あちこちに傷のついた、激闘の果てのライフルのディティールを写してくれるんです。 pic.twitter.com/WWyJH7DzCO
2017-01-30 22:57:12今週末は、楽しみにしている『マグニフィセント・セブン』を観に行こうと思っているんだ。 (おじいちゃん、晩御飯はさっき食べたでしょ?的な) pic.twitter.com/X8nRPhEXBT
2017-01-31 00:48:53もうね、私爺ちゃんだからね。 涙腺が緩くなったのか、『ローグ・ワン』や『マグニフィセント・セブン』のあのシーンこのシーンを思い出す度に、“ぶわっ”…うるうる ですよ。 (マカロニウエスタンの死体の山観て、大笑いした後に)
2017-01-31 01:01:45ついでに、『荒野の七人』コラム。 togetter.com/li/254853 pic.twitter.com/mTIrCwPpM4
2017-01-31 01:05:54“チザム”と言うと、ジョン・ウェインが西部開拓史の実在の人物を演じた『チザム』を思い出すけど、あっちの綴りは“CHISUM”。 『マグニフィセント・セブン』の“チザム”は“CHISOLM”だ。 pic.twitter.com/lFmDIFkztj
2017-01-31 01:18:04『マグニフィセント・セブン』は当たり前だが『黒豹のバラード』を意識しているシーンが幾つかあって、ガトリングガンの登場シーンとか、決闘の前の“ため”の演出なんか、比較してみたい気がする。 pic.twitter.com/uzPp7W6ok8
2017-01-31 01:35:18アントワン君と呼んでも、フークワ君と呼んでも可愛い、アントワン・フークワであるが、最初から女を視る目が高かった気がしますね。 twitter.com/klaus_kinske/s…
2017-01-31 01:46:24『7人の量産型ビジネスマン』とか誰も観たくないでしょ? みんな違って、面白いんだぜ。『マグニフィセント・セブン』はね。 だから、採用面接シーンがどれも面白い。
2017-02-01 00:43:23同じ画面におさまった人数で、7人が、人がキャラクターを覚えられるギリギリの数らしいのだ。『サイボーグ009』はちょっと多いw pic.twitter.com/GdBLNiRR5Q
2017-02-01 00:48:27この7人をどう描き分けられるかが監督の手腕の見せ所なのだが、アントワン・フークワ君はなかなかどうしてどうして。 今までの“7人もの”の中で最もカラフル。最も多彩なのではなかろうか。 pic.twitter.com/tzxJoPuwV9
2017-02-01 00:52:43