日本図書館研究会第58回(2016年度)研究大会 2日目まとめ #nal58

2016年2月18日(土)〜19日(日)の2日間、大阪学院大学で開催された、日本図書館研究会第58回研究大会の2日目のツイートをまとめました。 http://www.nal-lib.jp/events/taikai/2016/invit.html
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日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「事務室が別だとそもそも顔を合わせない。連携など思い浮かばない。組織的に連携しづらい。また、事務量増加と人員削減。効率化が動機となっているので、5+5を8とされるので連携など手を出せない。」#nal58

2017-02-19 11:10:50
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「ゼネラリストは専門性低く、連携のような調整が必要だったり、それぞれの業務を理解した上で連携を働きかけるような高度なことができなくなる。」#nal58

2017-02-19 11:11:30
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常世田「連携相手の配置転換というもの台もある」#nal58

2017-02-19 11:11:51
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常世田「複合施設を民営化するとき、図書館には必然性がないにもかかわらず民営化されるという問題もある。熊本森都心プラザや武蔵野プレイスが評判。熊本の市長は図書館を直営にしたいと思ったが、プラザ全体を民営と決まったので指定管理となった。」#nal58

2017-02-19 11:13:29
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常世田「武蔵野プレイスも同じ。図書館は直営にしたいとおっしゃっていた。」#nal58

2017-02-19 11:14:11
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「時間も迫ってきたので、最後のまとめに。予想以上に複合化が進んでいるので驚いたという話をした。原発と同じ。いつの間にか52基も出来たというのと同じ。複合化すると親和性があるという組み合わせに実際親和性があるのかという問題。MLAの例。」#nal58

2017-02-19 11:15:43
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常世田「個人的な印象だが、利用者は意外と連続的に使っていない可能性があることから、一つ仮説だが、利用者のニーズが我々が考えているものとズレているのでは。博物館の展示を見に行くのと図書館で関連したものを見るのとでは気持ちに大きな相違があるのではないか」#nal58

2017-02-19 11:17:17
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常世田「求める利便性、利用形態、服装や携帯品も違っている。図書館ではネギを持って、下駄ばきでも行けるが、博物館はちょっとした格好をするのでは。ニーズや利用形態や利用する気分が違うのでは。合目的な意識や行動の完結性(いいもの見たらそのまま帰りたい)があるのではないか」#nal58

2017-02-19 11:18:43
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常世田「そういうところ、きちんと調査すべきではないか。論文も実証的な研究がない。我々が勝手に親和性があると言っているだけではないか。」#nal58

2017-02-19 11:19:18
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常世田「もう少し根本的な問題。施設の集約化と市民の意識、複合化するメリットとしての一体化は、施設から離れた市民にとっては不便。単独施設がバラバラあった方が利便性は平準化される。」#nal58

2017-02-19 11:20:33
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常世田「このような根本的な議論はどうなのか。土地が手に入った、そこに集約しちゃおう、バラバラだと管理が不便、という行政の利便性優先の集約化が行われていないのだろうか」#nal58

2017-02-19 11:21:22
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「ただ、一定の効果を上げている施設もある。とはいえ、膨大な中のほんのわずか。複合化が進む条件があるのではないか。昨年の図書館雑誌の中井孝幸氏の論文によると、ついでに使う人は約2割しかない。きちんと図書館を運営しないと、図書館も複合施設も利用率が低くなる」#nal58

2017-02-19 11:23:27
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常世田「塩尻の例。図書館のみ22%、他の施設も利用は30%。図書館もレベル高いし、他の施設も頑張っている」#nal58

2017-02-19 11:24:15
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常世田「政策的な厳密性の追求。土地が手に入ったから、行政の力関係のもとで恣意的に施設を入れるのではなく、住民が必要な施策を実現するためにこの施設とこの施設を入れるという、厳密な政策でなければならない」#nal58

2017-02-19 11:25:17
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「その厳密性の追求が、長期的に存在するものでなければならない。首長や担当部署がその政策を支持する長期的な政策でなければならない。市長が代わっても維持できるものでなければ」#nal58

2017-02-19 11:26:15
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「そして、現場でそれを支える組織が必要。職員の意識改革が必要。塩尻は複合施設全体を1つの部にした。事務室は1つ。ここまでやらないと、各施設の連携は難しいのではないか。我孫子、八千代、気仙沼の例も。このような組織的な面での複合化による職員の意識改革が必要」#nal58

2017-02-19 11:28:04
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「それだけでも足りない。"存在が意識を規定する"。それプラス具体的な工夫が必要。塩尻は完成までに市民と8年取り組み、職員と市民の意識改革を進めてきた。子育てセンターと児童室を融合。」#nal58

2017-02-19 11:29:38
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「恣意的な組み合わせではなく、政策的な裏付け、長期的な意識改革、具体的な設計上の工夫を行わないと、業務の連携は実現できないのではないか。それでも一般的に複合化は困難、効果は限定的と考える」#nal58

2017-02-19 11:30:37
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「パンフを読むと課題解決すると読めるが、各部署では課題を抱えている。それに加えて複合的な事業を展開することになる。それぞれのセクションの業務の裏付けとなる法令はこういう事業を前提としたものではない。公務員は法令を前提に仕事をするので、具体的に明示されていなけれ」#nal58

2017-02-19 11:31:58
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「ば、進みにくい。複合化を予定した計画を立てる必要がある。それが成功事例の少なさの原因ではないかと考える。」#nal58

2017-02-19 11:32:33
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「建築的な意味での効率性は否定できないので、今の行革最優先の体質からするとコスト削減は最優先。各施設が本来持っている業務の進捗のための融合化よりも光熱費や人件費の削減が優先されている状況は否定できない。その上でどう実現していくかが課題。」#nal58

2017-02-19 11:33:40
日本図書館研究会 @nal_tweet

常世田「メリットデメリットというテーマを掲げたが、若干否定的な分析となった。私として残念だが、それなりの理由があるという結論」#nal58

2017-02-19 11:34:33
日本図書館研究会 @nal_tweet

続いては、伊東直登氏(松本大学松商短期大学部,元塩尻市立図書館長)による「図書館運営としての多機能連携-塩尻市立図書館の事例を中心に-」です。#nal58

2017-02-19 11:35:39
日本図書館研究会 @nal_tweet

伊東「塩尻は複合施設ありき。政策的に決定していた。その中で図書館職員の中から"単独じゃダメなんですか?"という声が。この問題を解決せねばというのが私の立場。」#nal58

2017-02-19 11:37:04
日本図書館研究会 @nal_tweet

伊東「実感として複合が多いと思ったので以前に調べてみていた。30年間に遡って調べた。図書館年鑑に載っている新しい図書館のページを参照。写真で紹介されているページの一覧。5年ごとにまとめた。」#nal58

2017-02-19 11:38:43
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