日国2)名詞、特に抽象的な意味を表わす漢語の名詞や体言的な語および句について、体言、または形容動詞語幹をつくる。中国語の助辞の用法にならって、明治初期の翻訳文のなかで、英語のticなどの形容詞的な語の訳語として二字の漢語につけて用いられ出してから、学術的な文章などに多く用いられる
2010-06-17 19:32:26私たちが普段便利に使ってる「~的」という日本語、これ実は幕末期の「翻訳家仲間の一員の発案で、冗談半分にticを音の近い『的』に当てて訳したのが、現代語的な『的』の始まり(広田照幸『教育言説の歴史社会学』pp.32-33)」らしいです。衝撃的。
2012-10-08 23:17:32中国語の「の」にあたる助辞にならい、明治時代の翻訳文で英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」をあてはめたことに始まる。最近「わたし的には」「僕的には」という若い人が増えて批判の対象となった。これは「わたしは」「僕は」と直截に言うのを避けた言い方である。(『大辞泉』より)
2014-06-05 21:49:59日本由来ではなく外来語と知って驚く言葉:哲学ニュースnwk blog.livedoor.jp/nwknews/archiv… @nwknewsさんから ”「~的」は、romantic とか authentic とかの tic の音訳として、明治に作られた言葉 ”
2015-09-08 20:55:34「〜的」という語、英語の"-tic"の訳語として明治頃から使われだしたらしい ci.nii.ac.jp/naid/110000479…
2015-09-10 00:14:01“現在の用法での「〜的」という語は英語からの影響を受け明治十年ごろから使われ始めた” / “CiNii 論文 - <論文>英語の接尾辞"-tic"の訳語「〜的」について : 『中央公論』1962年11月号の場合” htn.to/qHaXaZ
2015-09-10 09:39:24「的」の歴史は意外に浅い。 中国語の「の」の意味に当たる助辞の使い方にならって、明治時代の翻訳文のなかで、英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」を当てはめたことに始まる。 dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/15087…
2015-10-15 01:40:24「中国語の「の」の意味に当たる助辞の使い方にならって、明治時代の翻訳文のなかで、英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」を当てはめたことに始まる。」dictionary.goo.ne.jp/jn/150874/mean… ほんとだった。
2017-02-09 00:04:45>本来は的(teki) を、Romantic (浪漫的)のように、-t で終わる語根に -ic が付いて語尾が -tic となった語の音訳に使われた。 『的 - Wikipedia』 ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%84 〜ティックの当て字だったのか。驚いた。
2016-01-22 19:39:48的ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%84 「英語の -ic やドイツ語の -ik といった形容詞を生成する語尾の音訳に「的」が使われるようになった…Romantic (浪漫的)のように、-t で終わる語根に -ic が付いて語尾が -tic となった語の音訳に使われた」
2017-02-08 13:46:14日本語の派生接辞としての「的」は英語の-ticの音訳として導入された。しかしその背景に中国語の「的」の影響があった可能性もあるかもしれないちなみに世界的に見ても属格と派生形容詞の機能は類似性が高く、言語によっては互換性があるケースや区別することが難しいケースも少なくない。
2016-06-05 13:59:47英語には-icで終わる形容詞が多数存在するが、これらは主にギリシャ語の-ικοςやラテン語の-icusで終わる形容詞に由来する。この接尾辞はtで終わる基体に付加されることが多かったため、日本語では-ticが抽出され「-的」「-チック」「-ティック」などの音訳接尾辞が生じている。
2016-06-06 23:35:46「近代日中における接尾辞「的」の受容」kuir.jm.kansai-u.ac.jp/dspace/bitstre… 現代中国語の「的」は形容詞化の機能がないので日本語の「的」とは違うらしい。ただし中国語には以前から「的」の語はあり、ticの音訳かは不明だが、中国語の影響は受けているだろうとのこと。
2017-02-08 11:52:13