「若手研究者問題」シンポジウム2017『歴史学の担い手をいかに育て支えるか』その後

2017年3月4日(駒澤大学駒沢キャンパス1号館204教場)開催の「若手研究者問題」シンポジウム2017『歴史学の担い手をいかに育て支えるか〜日本歴史学協会「若手研究者問題」アンケート調査中間報告から〜』に関連するツイートのまとめ第二弾です。3月5日以降の反応をまとめてあります。3月4日までの第一弾はこちら。 https://togetter.com/li/1087004
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せんだい歴史学カフェ @SendaiHisCafe

承前、地方マスコミの事例)これを語ってくれた後輩曰く、「史料批判という思考の仕方が今の仕事に役立っているわけで、自分が学んだ近代西洋史の知識をそのまま記事を書くのに使うわけじゃない。でも、何かの事件の像を確定して、社会の中に位置付ける勉強の仕方を学んでおけたのが大きい。」

2017-03-05 22:33:35
せんだい歴史学カフェ @SendaiHisCafe

歴史学が社会で活躍する様々な職業人の思考にいかに役立つかの事例をちょっとだけお届けしましたが、土日もずっとお仕事して疲れたので、誰かダラダラするのにぴったりな歴史的知恵を私に授けてくれ

2017-03-05 22:58:54
Tomohiko ASANO @tasano

「若手研究者問題」シンポジウム2017『歴史学の担い手をいかに育て支えるか』 - Togetterまとめ bit.ly/2mswIx9

2017-03-05 23:12:53
Tomohiko ASANO @tasano

まだ全部読み切っていないのだが、「若手問題」というよりも専業非常勤問題として考えたほうがよいことも多いように思える(若年雇用問題が非正規問題として再定式化されたように)。

2017-03-05 23:17:11
Tomohiko ASANO @tasano

もとになった調査は下記(日社の若手調査が参考にされているのか)。対象は大学院生、年齢はおおむね30代前半まで。例えば40代以上の専業非常勤問題はここでは脇に置かれているということか。 ow.ly/7OaS309BeGQ

2017-03-05 23:23:29
Tomohiko ASANO @tasano

先のは誤読。実際には回答者の3割程度が院生か。とするとやはり専業非常勤問題ととらえるほうがよい問題も、若手問題としてあがってきているということか。常勤問題はそれとはまた別にあるのだろうが。

2017-03-05 23:26:45
Tomohiko ASANO @tasano

すみません、さらに訂正で、先ほどの報告書は前回版。最新版はこちらだそうです。 ow.ly/NsVw309Bfm7

2017-03-05 23:35:51
Tomohiko ASANO @tasano

最新版で見ると回答者は40代後半までで全体の5割程度でしょうか。「若手」の定義によっても論じ方は変わってきますが、やはり専業非常勤問題として論じたほうがよいこともありそうです。14頁以降で立場別の分析がなされています。

2017-03-05 23:39:59
Tomohiko ASANO @tasano

いろいろみながら思い出すのは濱口桂一郎さんの以下の論文。「性別・年齢等の属性と 日本の非典型労働政策」(『労働研究雑誌』2016年7月号) ow.ly/UBdZ309BfKF

2017-03-05 23:42:25
Nobuhiko Kikuchi a.k.a. 歴史とデジタル @historyanddigi

先日の #若手問題2017 と結び付けて考えると、「ニッポンの中の海外研究」というのも別の問題系として成立するだろうな、と。 togetter.com/li/1087004 / “#2017年の本棚の中のニッポン のindex…” htn.to/y8At5q

2017-03-06 12:28:14
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

「若手研究者問題」シンポジウム2017『歴史学の担い手をいかに育て支えるか』 - Togetterまとめ togetter.com/li/1087004 おお、若手アカデミー委員会にも言及が…!「若手研究者の現実的矛盾に応える観点からは充分なものにならなかった」だけど

2017-03-06 15:02:08
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

ほろ苦い気持と共に振り返ると、若手アカデミー委員会(当時)の時点で既に衝撃的だったのは「若手問題の現れも認識も分野ごとにまるで違う」ことだった(「その問題をさほど感じてない」人達との出会い)。文系の中、理系の中ですら違う。格差問題的な何か。

2017-03-06 15:06:23
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

ポスドクの数その他からもわかるように、若手研究者問題が苛烈に現れたのは、生命系と人文社会科学系の一部。 工学系や数物系、法、経済の人と話すと、文学、歴史、社会学、生命系の人とは違う感じだった。「確かに大変だけど実力があれば仕事はある」のような反応に驚愕したものだった。

2017-03-06 15:17:56
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

「学術会議や学会レベルの取り組みが必要」については、もし歴史学若手の問題で絞りたければ、日本歴史学会のこのアンケート結果を資料にして、学術会議史学委員会関連の分科会が「提言」を出すように取り組む、というのは検討できるのでは(既に検討中かも知れないけど)。

2017-03-06 15:47:26
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

これはあくまでも個人としての発言だけど、若手アカデミーが若手問題にアプローチしようとした際の困難は、分野横断的に「若手」に呼びかけることの難しさだった。現在は学協会の「若手の会」関係者をつなぐネットワークを構築中だけど、人社系学会にはそもそも「若手の会」があるところが少ない。

2017-03-06 15:49:18
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

第一部の非若手関係者は「若手」が関わる限りこれは「若手アカデミー」の仕事でしょう、と思っていて、若手アカデミーからすると「そうは言っても人社系の若手になかなかリーチ出来ない」という流れ。

2017-03-06 15:53:14
おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka

とりあえず若手問題があるなら、若手の会のような団体を作るというのは推奨したいところではあるかな…。一人一人個別の意見なら、それこそ大臣級の人がいる場所で「若手の意見を聞く」とか日本各地でこの十年ほどやってるし、その前からも官僚は左派右派含め、大学問題本をかなり読んでいる。

2017-03-06 16:04:12
Kawase Takaya @t_kawase

今の隠岐さんのツイートに付け加えるなら、例えば人文社会研究を大雑把に哲学/史学/文学/社会学・心理学の4つに分けると、前者2つのアカデミック就職率が絶望的で、後者はまだマシって感じ。特に文学では国文、英文、中国文学は僕の世代でも「売り手市場」だったもんな。

2017-03-06 21:34:32
赤江雄一 @tricycler

文科省総合職(政策の企画及び立案又は調査及び研究に関する事務)2016年採用内定38名のうち博士号取得者3名 (約8%), 2015年採用44名中2名 (5%以下)。同省一般職パンフには大学院卒の数値はあるが修士博士別の記述なし。これらの受験資格として30歳未満の年齢制限あり。 pic.twitter.com/wtUxiwUIlI

2017-03-06 17:28:00
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FUJITA YUH @fujitayuh

20000view超えたところで、とりあえず僕は編集を終わりにします。 このまとめは3月4日分までとしたいと思います。3月5日以降の反応は別のまとめを作成するつもりです。問題点があれば編集を加えてください。 togetter.com/li/1087004

2017-03-06 23:44:40
nasastar @nasastar

20000ビュー越えたのか…

2017-03-06 23:50:35
池尻良平 @ikejiriryohei

このまとめ、重要な議論が多くてとても勉強になった。個人的には、「歴史好き」と歴史学が断絶している問題が、現状の歴史学とマーケットの接続の在り方と悪い意味で関連していそうな点が気になった。 togetter.com/li/1087004

2017-03-07 19:11:41
池尻良平 @ikejiriryohei

「過去の商品化」以外の、よりメタな歴史学の専門性とマーケット(か社会)の接続が見つかれば、歴史好きだけでなく歴史学好きも増えて歴史学の重要性に関する認知度も高くなるし、連動して若手が活躍できる場も増えるのではないかな。 togetter.com/li/1087004

2017-03-07 19:15:29
石田健 / イシケンTV / The HEADLINE 編集長 @ishiken_bot

#若手問題2017 を眺めていて勉強になったが、根本的に何かが改善されるのは難しいだろうなあ。業績が下がっている会社(日本≒大学)が、Googleの20%ルールみたいなのをつくって自由に研究するなんて土台無理な話で、企業とかがやるしかないと思うんだよなあ。

2017-03-07 22:41:13
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