セント・パトリックス・デイとケルト古教会

3/17はアイルランドの守護聖人・聖パトリックの祝日「セント・パトリックス・デイ」!今や世界中で大々的にお祝いされるこのお祭の由来と、アイルランド中心に息づくケルト古教会の文化をご紹介します!
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リンク Wikipedia シャムロック シャムロック(英: shamrock)は、マメ科のクローバー(シロツメクサ、コメツブツメクサなど)、ウマゴヤシ、カタバミ科のミヤマカタバミなど、葉が3枚に分かれている草の総称である。アイルランド語でクローバーの意味のseamairまたは、若い牧草を意味するseamrógを、似た発音で読めるように英語で綴った語である。アイルランドで432年ごろに聖パトリキウス(パトリック)は「シャムロックの葉が3つに分かれているのは「三位一体」を表しているのだ」と説明し、キリスト教の布教に利用した。アメリカや日本では、しば 2
リンク Wikipedia カタバミ カタバミ(酢漿草、片喰、傍食、学名: Oxalis corniculata)はカタバミ科カタバミ属の多年草。日本の地方名には「かがみぐさ」、「すいば」、「しょっぱぐさ」、「すずめぐさ」、「ねこあし」、「もんかたばみ」などがあり、『日本方言大辞典』には180種以上が記録されている。中国では「三葉酸草」、「老鴨嘴」、「酸味草」、「満天星」などの別名がある。日本では近年、よく似たオッタチカタバミという帰化種が急増しているが、古い図鑑には掲載されていないため、カタバミと誤認されていることもある。地下に球根を持ち、 1
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

これまた混同されがちですが、>RTの通り聖パトリックの故事から「三位一体」の象徴なので、四つ葉ではなく敢えて「三つ葉」のシャムロックが、本来の #セントパトリックスデー のシンボル、そしてアイルランドのナショナルシンボルです☘ twitter.com/irelandjapan/s…

2017-03-19 23:37:29
アイルランド政府観光庁 @irelandjapan

セント・パトリックス・デーまで、あと12日。なぜ三つ葉のクローバーに似た、シャムロックなのか?セント・パトリックが三位一体(父なる神、子なる神、聖霊なる神)の概念を説くのに、足もとにあったシャムロックを使ったからなんだって。discoveireland.jp

2012-03-05 17:07:17
リンク Wikipedia シロツメクサ シロツメクサ(白詰草、学名:Trifolium repens)はシャジクソウ属の多年草。別名、クローバー。原産地はヨーロッパ。花期は春から秋。茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉であるが、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。花は葉の柄よりやや長い花茎の先につく。色は白(ほんの少しピンクのものもある)。雑草防止、土壌浸食防止等に利用されることもある。漢字表記は、「白詰草」。詰め草の名称は1846年 (弘化3年)にオランダから献上されたガラス製品の包装
リンク Wikipedia シャジクソウ属 シャジクソウ属(トリフォリウム属、Trifolium)はマメ亜科の属の一つ。英語ではクローバー(Clover)と総称される。約260種が全世界に分布する。シャジクソウ属の多様性は北半球において最も高いが、南アメリカやアフリカにも多くの種が分布している。茎は地を這うように長くのび、葉は三小葉。希に四、五および七小葉のものがある。花期は5-9月。高さ5-20cmほどの花柄の先に長さ1cmほどの小さな蝶形の花を密集して咲かせ球状の花序をつくる。花の色は白、黄色、ピンク、紅色など。一年草、二年草、または多年草であ 3
アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン @injwebsite

なぜみんな緑色を身に着けるの? セント・パトリックス・デーには緑色のものを身に着けてお祝いします。緑色は、アイルランドのシンボルカラー。アイルランドは「エメラルドの島」の異名をもつ、緑あふれる国です!

2017-03-16 03:10:59
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

アイルランドは「エメラルドの島」ともいわれ、年間を通して温暖で、シャムロックの葉が緑一面野原に広がっています。冬なお緑の葉を保ち、特にこの春分の頃(キリスト教では復活祭の前)に茂り花を咲かせるシャムロックは、永遠の命と「復活」のシンボルでもあり…復活祭の喜びを先取り的な意味も☘

2017-03-19 23:42:09
リンク Wikipedia 復活祭 復活祭(ふっかつさい、ギリシア語: Πάσχα, ラテン語: Pascha, 英語: Easter, ドイツ語: Ostern, ロシア語: Пасха)は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭。多くの教会で特別な礼拝(典礼・奉神礼)が行われるほか、様々な習慣・習俗・行事がある。正教会ではギリシャ語から「パスハ」とも呼ぶ。カトリック教会では「復活の主日」とも呼ばれ、聖公会、プロテスタントなどでは「復活日」(ふっかつび)や、英語から「 211
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

この「永遠の命」3という数字を神聖視する信仰は、キリスト教以前のケルト人の在来信仰「ドルイド教」にもあったようで、きっとシャムロックも元々神聖な植物…聖パトリックはそんなシャムロックにキリスト教の「三位一体」や「復活」の教えを重ねて、在来の信仰にうまくマッチしたのかもですね☘

2017-03-19 23:48:19
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

ちなみに、四つ葉のクローバーが幸福のシンボルとされるのは、珍しい…だけでなく、十字架のシンボルだから…十字架というと磔刑の道具というマイナスイメージがあるかも知れませんが、キリスト教・特に東方教会では、復活と永遠の命・そして東西南北全人類への救いの象徴、祝福の印と捉えるのです

2017-03-19 23:53:15

聖パトリックの普遍的信仰

教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

聖パトリックがアイルランドにキリスト教を伝えたとされる432年は、ネストリオス派が追放されたエフェソス公会議の翌年、エジプトのコプト正教会など非カルケドン派が分離したカルケドン公会議(451)よりも前…当然、ギリシア系正教会など東方教会とローマカトリックなど西方教会は分裂前です。

2017-03-20 00:01:54
リンク Wikipedia 東西教会の分裂 東西教会の分裂(とうざいきょうかいのぶんれつ)とは、キリスト教教会が、ローマ教皇を首長とするカトリック教会(西方教会)と、東方の正教会とに二分されたことをいう。多くのシスマ(分裂)の中でも史上最大規模だったことから大シスマとも呼ばれる。分裂の年は、日本においては、ローマ教皇とコンスタンディヌーポリ総主教が相互に破門した1054年とされることが多い。しかし395年にローマ帝国が東西に分割された後、476年の西ローマ帝国滅亡を経て、東西両教会の交流が薄くなり、数百年の間に教義の解釈の違い(フィリオクェ問題等) 5
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

民族大移動ローマ帝国衰退でヨーロッパ内陸部が混乱していた時期(476年西ローマ滅亡)、ローマ帝国に属さず、フン族やゲルマン人の襲撃も受けず、海の道でエジプトなどと繋がったアイルランドは、聖パトリックののちキリスト教を中心とする先端文化地帯として飛躍的に発展します。

2017-03-20 00:05:40
リンク Wikipedia 民族移動時代 民族移動時代(みんぞくいどうじだい、英語: Great Barbarian Invasion)は、西暦300年から700年代にかけて、ヨーロッパで起こった人類の移住の時代のことである。この移住が古代を終わらせ中世が始まったと考えてもよい。この移住はゲルマン系及びスラブ系の移住、更に東方系の諸民族の侵略を主体としている。これは中央アジアでのトルコ系民族の移動や、人口爆発、気候変動、疫病の蔓延、高齢化人口の増大などが要因とされる。旧西ローマ帝国の領域内に居住していたゲルマン系の移動である(参考:ゴート族、ブル 33
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

聖パトリックの伝えたキリスト教は、西方のローマカトリック東方のギリシア系正教エジプトのコプト教会など中東のいわゆる「オリエント諸教会」の対立を超えた…どちらかというと地理的には飛び地ながら正教やコプトと近かったのではないか…といわれています。「海の道」侮りがたし…!

2017-03-20 00:10:00
リンク Wikipedia 東方教会 東方教会(とうほうきょうかい、英語: Eastern Christianity)は、中東・ギリシャ・アナトリア・東ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(正教会、東方諸教会)の総称。正教会のみを指す場合もある。西方教会の対語。広義の東方教会には以下の諸教会が含まれる。 10
リンク Wikipedia 東方諸教会 東方諸教会(とうほうしょきょうかい、東方正統教会・東方キリスト教などとも)は、西ヨーロッパからみて東方に位置する地域で主に信仰されているキリスト教の諸教派のうち、正教会にもカトリック教会にも帰属しない教会の総称である。東方教会に分類される。「東方諸教会」には、エフェソス公会議で既に分れた(つまり「非エフェソス」であって「非カルケドン」ではない)アッシリア東方教会が含まれる用例(この場合、非カルケドン派+アッシリア東方教会=東方諸教会)と、アッシリア東方教会を含まず非カルケドン派正教会と同義として扱う場合が
リンク Wikipedia コプト正教会 コプト正教会(コプトせいきょうかい、コプト語:Ϯⲉⲕ'ⲕⲗⲏⲥⲓⲁ 'ⲛⲣⲉⲙ'ⲛⲭⲏⲙⲓ 'ⲛⲟⲣⲑⲟⲇⲟⲝⲟⲥ、英語:Coptic Christianity、Coptic Orthodox Church)は、キリスト教・非カルケドン派(東方諸教会)の一つであり、エジプトで発展した教会。コプト教会とも。なお、カトリック・コプト教会は東方典礼カトリック教会であって別の組織である。ニカイア・コンスタンティノポリス信条を告白し、マリアを神の母として崇敬する。『マタイによる福音書』に聖家族のエジプト逃避の記事が 25
教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

在来信仰とキリスト教(多神教と一神教)、古代キリスト教史上のいわゆる正統と異端東方教会と西方教会、そしてプロテスタント諸派など様々なキリスト教教派…それらの対立を超えたユニバーサルな信仰のひとつのモデルが、聖パトリックとケルト古教会にある…のかも知れませんね☘

2017-03-20 00:15:07
リンク Wikipedia ケルト系キリスト教 ケルト系キリスト教(ケルトけい キリストきょう、Celtic Christianity) は、ケルト系共同体によって受容され、実践されたキリスト教である。ケルト教会 (Celtic Church) とも言う。中世前期のアイルランドからスコットランド、イングランド北部に広がり、その修道院制度は西ヨーロッパにも伝えられた。西欧の歴史から一度は消滅したこの流れが近年再びケルト教会として蘇っている。古代のローマ帝国時代のイングランドにはキリスト教が一時は広まったが、ローマ軍団が大陸に引き上げ、異教のアングロサクソ

ケルトと東方教会徹底比較!

教会暦たん†カレン・キルヒェ🕯️🎄 @kalen_kirche

こんばんは(*・◡・*)♪ 先日少しお話した中東の教会とケルト古教会のふしぎな結びつきについて… まずは代表的なケルト写本『ケルズの書』の一部をご覧頂きましょう…エキゾチックで神秘的、でもどこかトランプの絵柄のようなかわいらしさがある独特の画風ですね☘ pic.twitter.com/PgwQKAUVyy

2017-03-24 19:52:44
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リンク Wikipedia ケルズの書 ケルズの書(ケルズのしょ、The Book of Kells)は、8世紀に制作された聖書の手写本。「ダロウの書」、「リンディスファーンの福音書」とともに三大ケルト装飾写本のひとつとされ、アイルランドの国宝となっており、世界で最も美しい本とも呼ばれる。縦33cm、横24cm。豪華なケルト文様による装飾が施された典礼用の福音書で、四福音書(マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書)が収められている。聖コルンバの偉業を称えるために、スコットランド、アイオナ島のアイオナ修道院で
Irish Archaeology @irarchaeology

An illuminated page from a 13th century Irish manuscript known as ‘The Psalter of Cormac’ bl.uk/manuscripts/Fu… pic.twitter.com/4YNe5XkqkE

2017-03-17 08:00:07
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