「AV業界改革推進有識者委員会」発足という情報に接して思ったこと。

2017年4月1日付で、AV業界の改善を提言する「AV業界改革推進有識者委員会」が発足したという発表を受けて、これを報じた弁護士ドットコムニュースと当該報道に対する各所の反応やあれやこれや。
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川奈まり子👻怪談👻奇譚👻 @MarikoKawana

@inusuke321 @togetter_jp ええ。プレスリリースは届いているはずなのですが、17日の説明会までは様子見するところが多いかもしれませんね。「適正AV」業界に課す規則や提言を見ただけでは、会のコンセプトを理解しづらいように感じました。

2017-04-08 17:15:36
川奈まり子👻怪談👻奇譚👻 @MarikoKawana

@inusuke321 @togetter_jp 委員の皆さんも事務局長も頭が良すぎて、「つまりBPOみたいなもんです」とか「"適正AV"の業界を形成して、”そうじゃないAV”を切り離す組織です」とか乱暴だけどわかりやすいアナウンスをしないから。しかしこれに強制力と独立性を持たせることに成功すればAV業界は根底から変わりますよ。

2017-04-08 17:20:35
川奈まり子👻怪談👻奇譚👻 @MarikoKawana

@inusuke321 @togetter_jp ちなみにAVANは今回の委員会が作成した文書にはノータッチ。どんな委員会になるのかという点にも口出ししていません。だからこそ「業界をまとめる会になると思ってたら第三者委員会なの?」という勘違いをしたわけで。委員会の会合にも呼ばれてませんし、説明会にも出席を求められただけ。

2017-04-08 17:24:35
川奈まり子👻怪談👻奇譚👻 @MarikoKawana

@inusuke321 @togetter_jp どんな説明会になるのか見当もつきません。他の報道機関の皆さんと同じように「ぜひ参加してね」と声を掛けられただけです。プレスリリースを受け取った方たちは、疑問点があれば問い合わせてみるといいと思います。私は、そうしました。

2017-04-08 17:26:47
海野あきら a.k.a. AKI42 @aki19680402

@MarikoKawana @togetter_jp 最初は強制による出演などは規制してなくそうと始まった事が何だかどんどん拡がってきましたね。。窮屈な社会になってきますねぇ・・

2017-04-08 17:45:39
川奈まり子👻怪談👻奇譚👻 @MarikoKawana

@aki41 @togetter_jp 業界には旧弊と申しますか、昭和時代の習慣が沢山残っています。これを好機として、現代的に生まれ変われるといいのですが。AV業界改革推進有識者委員会の働きに期待しています(多少、窮屈になったとしても)。

2017-04-08 18:01:40
ナクラ @nakura186

@MarikoKawana 夜分すいません。 弁護士ドットコムニュースにあった「日本プロダクション協会」についてご存じのことがあれば、教えていただきたいのですが。 事務所の団体のような気がしますが、AV強要の問題で、そのようなものがあれば、話がこんなにも拗れなかったと思う・・。

2017-04-09 00:04:29
川奈まり子👻怪談👻奇譚👻 @MarikoKawana

@nakura186 詳細は私も存じません。ただ、今までは存在しなかった組織で、準備に多大な時間がかかったこと、そしてごく最近出来たようだということは知っています。彼らの門出を応援したいと思っています。

2017-04-09 10:04:20
ナクラ @nakura186

@MarikoKawana お返事ありがとうございます。本来川奈さんにお聞きすることでは無かったのですが、他に聞ける人がいなかったですいません。 やはり最近出来たのですね。そのことにより良い方向に行くことを祈っています。

2017-04-09 11:46:45
川奈まり子👻怪談👻奇譚👻 @MarikoKawana

@nakura186 昨秋の早い時期から業界内で幾度となく会合を繰り返してきた結果です。まとめあげた方たちの努力は尋常ではなく、結局出来ないのではないかと危惧したこともありました。立ち上がることで負うリスクや、改革に協力することのデメリットもあるでしょう。勇気ある選択だと思います。

2017-04-09 12:00:16

<おわりに>

本件について、まとめ主のまとまらない思いを雑感として。

今回の提言、きちんと実行されれば、AV出演強要問題で明らかになった、AV産業(の少なくとも一部)に存在する諸問題の改善に一定の効果をもたらすものだと思う。

一方で、「いまさらこんなレベルの事を改めて周知・徹底を呼びかけなければならない業界か…」と感じたのも事実。

それにしても、現時点では報道の少なさも相まってかいま一つ全体像がつかみきれない。
さしあたっては17日に説明会がなされるとのことなので、それを待つ形か。
ここらへん、もちろん大手マスメディアにもしっかりとした取材と報道を期待したいが、併せて、弁護士ドットコムニュースをはじめ、インディーズメディア各社にも積極的な参加を求めたい(IWJあたり、会見の中継とかしてほしい。)
さらには当事者たるこの委員会も、あるいは今回の書面で具体的に名前が挙がったIPPAやAVAN、プロダクション協会といったところも、積極的な発信に取り組んでもらいたいところ。

いずれにしても、今回のこの提言も、あるいはそれ以外のものもそうだが、業界各位におかれては「法規制による公権力の介入」ではない、自主的な改善努力待ったなしであろう。2017年は、それこそAVという産業の存亡をかけた一年になるのではないか。
いちユーザーとして、産業がきちんとした形で存続してもらいたいし、そのためには業界には、そのあらゆる過程において、社会から指摘されている諸問題を解決し、より健全であろうとする努力を求めたい。

なによりも、昨年来大きな問題となった出演強要問題をかんがみるに、人権問題として、なによりも出演者(女性だけでなく男性も、あるいはそれ以外の性の人も)の権利の尊重・保護に関する取り組みについては、業界当事者が積極的な動きを求めたい。

AV(ポルノ)というエンターテイメント産業が、が誰かの犠牲の上に成り立つものでなく、社会と堂々と共存できる存在として存続しますように。
出演者の人権・尊厳というかけがえのない私益と、表現の自由という極めて重要な公益が高い次元で併存できるように、社会および当事者において一層の議論と提言と、なにより当事者において実効性を伴う改善の意思と自覚を期待して。

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