「一番のがんは学芸員」山本幸三・地方創生相の発言をめぐって
「「歴史や文化は多くの人に理解してもらうことが大事。学芸員の人も観光マインドを持って、観光客が喜ぶパフォーマンスや説明を考えてほしい」と理解を求めた。」 ⇒「一番のがんは学芸員」山本担当相、大津で不適切発言 : 京都新聞 kyoto-np.co.jp/politics/artic…
2017-04-16 23:07:31文化芸術で稼ぐことを悪だとは言っていない。学芸員は美術館博物館の核だ。それが瓦解すれば観光資源として機能するのは不可能。 twitter.com/kanasugihajime…
2017-04-16 23:14:45@hashizume_y @YahooNewsTopics でも、学芸員がガンというのは当たってんじゃないの。文化芸術で金稼いで何がワルい。観光資源にしたらええやん。
2017-04-16 23:11:40本当に重要なのは館内における対話や、行政のフレキシブルさ、予算の増大、より良いPRの方法などではないか。学芸員(しかも彼らをクビにするなどという愚かな考え)だけでどうこうなる問題ではないのは明らかだ。
2017-04-16 23:22:40「大英博物館の中の壁を取っ払って、真ん中に人が集まるところをつくって、そこからいろんな部門に行くというように全部やり替えました」というのは、ノーマン・フォスターによるグレート・コートのことだと思うのですが、これは、オリンピック開催決定の4年前の2001年に完成しています。 twitter.com/kmzwhrs/status…
2017-04-16 23:15:26毎日★山本地方創生相「学芸員はがん。一掃を」 mainichi.jp/articles/20170… 東大では理科で入り経済に転向。MBAを持つエリート。この手の東大OBが権力的で質が悪いのは通り相場としても、日本文化への敬意も関心も全くないようだ。全ての学芸員は満腔の怒りで抗議すべし。
2017-04-16 23:16:49とりあえず誰か議員に文部科学委員会で「文化財保護法は法隆寺金堂壁画の火災を教訓に制定されたはずだが、山本大臣の発言は政府はこれを改正する意図を持っているととらえてよいのか」って質問してもらったほうがいいんじゃないか
2017-04-16 23:18:47明日以降、この件について文部科学大臣と文化庁長官が何を発言するか、あるいは何も発言しなかった場合、記者クラブのマスコミはちゃんと質問するか、注目したい。
2017-04-16 22:47:46まあ、でも、要職にある政治家がこういうことを言っていいと政治家に思わせる空気があるのは確かなんだろう。橋下徹が大阪府知事になったとき、改革の目玉として文楽協会や上方演芸資料館や国際児童文学館をやり玉にあげたとき、既にその空気はかなり多くの人々に受け入れられてたと思う。
2017-04-16 22:55:54学芸員や司書を蔑む発言をする人は、彼らが見えないところで何をしているのかを知らないし考えようともしない、要は「私は視野の狭い馬鹿です」って言ってるのと同義だと思うことにしている。
2017-04-16 23:24:19大英博物館の話が出ていたので、とりあえず職員数や学芸員数の比較表を貼っておきます。国立の博物館や美術館9か所足しても、大英博物館一か所の職員数や学芸員数には遠く及ばない現実がよく分かります。bunka.go.jp/seisaku/bunkas… pic.twitter.com/4vZXKR3jZD
2017-04-16 23:28:09体系的な知識と専門的な技術は十分「観光資源」となると思うのですよ。タモリ倶楽部がいい例。反対に観光を司る部署における「文化財マインド(?)」ってそんなに高くないんじゃ…。 →「学芸員はがん」=山本担当相が発言(時事通信 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170416-…
2017-04-16 23:33:02ブログ更新しました。 やた管ブログ : 観光地に学芸員は必要か blog.livedoor.jp/yatanavi/archi… pic.twitter.com/nBKu8AJ2rR
2017-04-16 23:38:38観光マインドとは〈でかい!古い!きれい!〉のことだと思います。 twitter.com/yatanavi/statu…
2017-04-16 23:45:55実際に文化庁の予算の8割近くが文化財保護と国立文化施設関連。さらには、芸術文化の振興をカバーするのは文化芸術振興基本法で、学芸員制度や施設のことは社会教育法。前者が文化庁で、後者は文部科学省。政治家さんには、人の問題より制度の問題を、はやくなんとかしてほしいものです。
2017-04-17 00:40:24地方創生事業は、自治体が提出した事業計画書を審査して新型の交付金が出されている。科研の申請書みたいなのを自治体職員が書くんだが、東京のコンサルや妙な投資会社が職員シバキあげて書類作る。降りた金は「民間」たる彼らが使う。たぶん「学芸員」というのが商売の邪魔だったのは本当なんだろう。
2017-04-17 00:48:10こう考えると、地方創生相が「連中はがんだ」と発言したことの辻褄がある。大臣は、なんらかの「コンサルタント」や「東京のアイデアマン」から苦情を受けたのだろう。当該学芸員に信念があったのか、頭が固かったのかは知るよしもないが、おそらく「民間企業」の商売の邪魔になってたんだろう。
2017-04-17 00:56:10だから本件は、「博物館や資料館とはいかにあるべきか」という議論に値する問題ではなく、地方創生事業で交付されているお金がどう使われているのかを精査する問題ではないでしょうか。アカデミズムとデモクラシーという話をすると、「大臣の発言の文脈を見るとわかる部分もある」とか眠い話になる。
2017-04-17 01:08:41翌4/17に発言を撤回、謝罪したとのこと。
山本幸三地域創生相の「学芸員はがん。一掃を」発言、さすがに謝罪して取り消したらしいですが、言いたかったことを追記しておきます。学芸員は博物館・美術館・動物園・水族館などの専門職(日本では国家資格)なので、いなければ、「医師がいない病院」「弁護士のいない法律事務所」(続
2017-04-17 18:25:11承前)「教師のいない学校」「保育士のいない保育所」「司書のいない図書館」「調理師のいない食堂」「宅地建物取引士のいない不動産屋」・・と等しい事になってしまいます。貴重な資料の貸し借りが館同士で成り立つのも、資料に責任を持てる学芸員がいるからで、「観光マインド」では信用されません。
2017-04-17 18:29:05