2017-05-28のまとめ
また,約 3 割の回答者が勤務条件によってはへき地勤務を敬遠しない傾向があり,全回答者と同様に勤務期間の短さ,週休 2 日で完全にフリー,当直回数の少なさを特に重視した。
2017-05-28 22:58:41[PDF] 誰が副業を持っているのか?─インターネット調査を用いた副業保有の実証分析 / jil.go.jp/institute/zass…
2017-05-28 22:59:13不労所得の増加は,金銭的動機に基づく副業保有を減らしているが,非金銭的な動機を含む副業の保有確率は高めている。一方で,本業から得られる収入は金銭的動機を含む副業保有を減らす傾向がある。金銭を目的としない副業保有は,ほとんどの変数で統計的有意な結果は得られず,
2017-05-28 22:59:23本業の仕事内容以外の,個人の嗜好に基づいて決定されていることが示された。副業の内容について単純集計を行った結果,金銭的動機による副業は,本業の役に立っていないという代替的な関係にある一方で,非金銭的動機による副業は,本業との間で補完的な関係がみられた。
2017-05-28 22:59:3490 年代後半から 2000 年代にかけて,完全失業者と同じ傾向で副業保有を希望する者が増えている。求職活動を行っているものは完全失業者の半数ほどみられ,看過されない規模で副業に対する需要がある
2017-05-28 23:00:06『副業就労調査』と『就業構造基本調査』の比較(年齢の比較) pic.twitter.com/ZUs8le7wEm
2017-05-28 23:00:25『副業就労調査』と『就業構造基本調査』の比較(本業の産業の比較) pic.twitter.com/vpArx8Oqte
2017-05-28 23:00:41バイアスを明確にするために『就業構造基本調査』と『副業就労調査』を比較したものが図 2-1,図 2-2 である。年齢構成を比較した図 2-1 は,『副業就労調査』で若年層(20~24 歳)と高齢層(50 歳以上)の回答者が少ないことを示している。
2017-05-28 23:00:54図 2-2 は副業保有者の本業の産業を比較しているが,『副業就労調査』において製造業が少なく,サービス業が多い傾向がみられる。本稿の分析結果は,これらのバイアスをふまえたものである。
2017-05-28 23:01:05労働時間・賃金率・不労所得の影響をみると,どれも金銭的動機による副業保有を低下させている。ただし,労働時間の内容を具体的にみると,1 日当たりの労働時間の短さは副業保有に影響を与えておらず,1 月当たりの労働日数の短さが金銭的副業保有の動機につながっている。
2017-05-28 23:01:31同時に,残業を頻繁にしている場合に金銭的動機による副業が保有されておらず,1日当たりの労働時間による制約は残業時間の有無で説明できる。
2017-05-28 23:01:42個人および本業の属性が副業選択に与える影響(副業希望・保有の動機別) pic.twitter.com/gnpz9f9tnL
2017-05-28 23:01:59金銭的動機による副業は,他の動機と比べてパート・アルバイトとして雇用されており,仕事の内容も「事務的職業」「販売的職業」「生産工程・労務に関わる職業」が多く,工場・事業所へ出勤している。このことは,金銭的動機による副業保有では,本業から副業の間に移動時間がかかるということ,
2017-05-28 23:02:09本業と副業との間の労働時間比が近いことが示唆される。そして,本業と副業との関係が「まったく異なる」傾向があり,「まったく(本業の)役に立っていない」と回答され,経験期間も非金銭的動機と比べると短く,副業の就労経験が本業のスキル形成に寄与していない点も示唆される。
2017-05-28 23:02:21(ヽ’ω`) 金銭的動機による副業保有は,その保有者にとって不利益なものである。本業の時間が制約されるために,副業保有者は通勤時間をかけて本業とは別の事業所に移動し,もう 1 つの仕事に従事をする。これは生活時間を犠牲にすることを意味し,特に育児,介護をしている世帯にとっては
2017-05-28 23:03:36大きな負担となることが予測される21)。また,仕事に従事することで得られるスキルはそれぞれの仕事で独立したものであり,本業・副業それぞれの事業所の雇用主にとっても副業の保有が生産性の向上につながらない。
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