武田家の穴山氏は蘆名家への取次だったのか？　ひとまずの個人的な結論

三浦介 @miurano_suke

平山優氏の『武田氏滅亡』まだ途中だけど穴山氏を蘆名家に対する「取次」としているのが気になる。これは丸島氏が「戦国大名間外交における取次:甲斐武田氏を事例として」(『史學』77、2008)で否定、訂正しておられたが、見解が分かれているということだろうか…

三浦介 @miurano_suke

以前呟いた『武田氏滅亡』に書かれていた穴山武田氏が会津蘆名家に対する取次だったのか関連して、丸島和洋著『戦国大名武田氏の権力構造』(思文閣出版 2011)を確認してみた。

三浦介 @miurano_suke

同書第三章「武田氏の外交取次とその構成」で武田・蘆名間の外交取次に触れているが、同章は以前呟いた「戦国大名間外交における取次-甲斐武田氏を事例として-」の改稿で、訂正部分は変わりなかった。

三浦介 @miurano_suke

『武田氏滅亡』で穴山氏を蘆名家に対する取次とした根拠が、もしも「戦国遺文武田氏編4093」の「蘆名盛隆書状」ならばやはり「穴山氏は蘆名家に対する取次ではなかった」と考えられるかな？

三浦介 @miurano_suke

@mtboxl ありがとうございます。しかし一門と重臣or側近が武田氏の取次の基本的な組み合わせということを考えると、山県昌景以外に一門クラスが取次として存在していたかも知れず、それが穴山氏だったという可能性もゼロではありませんけれどね。