お前がジャンプのラッキースケベ駆逐論者を批判するとき、お前は美術館ナンパ指南を駆逐せんしているのだ
- ele_cat_namy
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@blackusagi 私はできればダブスタにはなりたくなくて、実際ダブスタになってしまっているのだとしたら、どちらに合わせるべきか、あるいは別の基準を設けるべきか考えたいなあと願う次第です。
2017-07-10 00:55:08@blackusagi いわゆるオタク層に「女子にモテるオタク」みたいな特集を見せても、「どうせイケメンに限るんだろ」と間に受けない訳じゃないですか。美術館ナンパ指南もあの本の読者層の大半はそう思ってるかもしれない。記事の内容もフィクションであって実際に美術館でああいうナンパをしたわけではない。
2017-07-10 00:49:28@blackusagi そういう「その業界内ではわかっているお約束」の中で遊んでいただけかもしれないのに、突然従来の読者層でもなんでもないところからふざけるなだのなんだの罵倒が飛んできたわけで、それって人工知能学会騒動もそうだし、ジャンプのラッキースケベ騒動もそうだと思うんですよ私は。
2017-07-10 00:51:49@ele_cat_namy 一つ、基準があります。不快に思ったり怒ったりするのは、何処までも正しく正当化されます。相手に罰が下る事を望まない、そうするだけでダブスタから脱する事が出来ます。エスパー真美のお父さんの理論です
2017-07-10 00:57:40@blackusagi 「それが自然な心の動きだ」と諭す私と、「とはいえ一貫性が無いのは如何なものか」と指摘する私がいるのです。
2017-07-10 01:02:35作り手と読者で共有される意識
@ele_cat_namy 「お話の中でこういう事も起きた」と「貴方もこうすればいいよ」という違いの間には一線が引けると考えています。 「提示」と「推選・勧誘」 エッチな表現のマンガのラストに「キミもやってみよう!」というコマがあったら美術館ナンパ同様の批難は免れないでしょう。
2017-07-10 04:59:49コレは誠に同意。「オタクである俺様が、"ヤバい"、 "アウト"、 "今なら出せない"と語るのはOKだが、俺よりモノを知らないヤツがケチをつけるの許さん」のダブルスタンダードは理解できない。 twitter.com/segawashin/sta…
2017-07-10 02:05:20@kasai_sinya twitter.com/nami_happy/sta… さきほどRTされたこれが近いのですが、ハウツーものというのはある程度の虚構、演出過多がお約束であって、「女子にモテるオタクファッション」なんて記事があってもほとんどのオタクは「ただしイケメンに限るんでしょ」と冷めた見方をしています。
2017-07-10 06:14:02@kasai_sinya 「ある種のお約束の中でやっていたのに、普段の読者層でもない連中がしゃしゃり出てきてごちゃごちゃ言う」という構造で見ると、ジャンプのラッキースケベも、美術館ナンパ指南も、人工知能学会誌も私の中では似ているように感じるのです。きわめて主観的な話ですが。
2017-07-10 06:16:00@kasai_sinya 美術館ナンパ指南みたいなのを読んで感化されて相手の迷惑を顧みずにナンパ実践しちゃう人ってのは、交際相手や風俗嬢相手にAVみたいな過激プレイやっちゃう人みたいなもので、もともと何かが足りない人なんじゃないかと。その辺が個人的にもしゃもしゃしています。
2017-07-10 06:19:30「良い影響はマンガのおかげ、悪い影響は本人や親の責任」というのはちょっと虫が良すぎるのではないか、という疑問。
@ele_cat_namy 悪オヤジ問題などは確かにネットの普及によって、本来意図している「受信-発信関係の棲み分け」が崩壊しているという問題はあると思いますね。ただそれでも私は形式上の問題であっても「現実世界の読者に直接呼びかけるもの」とフィクション内で完結しているものの間には一線があると考えています。
2017-07-10 06:20:12@ele_cat_namy 一部のオタクが持つ「自虐と入り交じった特権意識」「オタク無罪」みたいな言動は、それはそれで批判されるものだとも思いますけどね。
2017-07-10 06:21:10@kasai_sinya 自分たちが攻撃されていると思うと過剰反応するけど、一方では自分たちも加害者になっている、という状況に自分が陥ってはいまいか、という漠然とした不安があります。自分で自分を検証するのはなかなか難しいです。
2017-07-10 06:26:00指南書は真似をする、フィクションは真似をしない
では指南書を模したフィクションではどうだろう?
初めて関ヶ原の戦いに参加する人向けの「よくあるご質問集」作ってみました。 pic.twitter.com/8Nk6UMOcvk
2016-01-26 12:04:38スエヒロさんの一連のネタも、どこにもフィクションなんて書いてないけどあくまで娯楽として楽しまれ、参考にする人はいないわけで。
2017-07-10 06:21:23@ele_cat_namy それはまあ、現代の現実社会において合戦に参加したり主君に謀反したりするのがそもそも真似しようがない事だからでは? これが封建君主に対する謀反じゃなくて「ブラック上司を陥れるノウハウ」だったらやっぱり批判は出るんじゃないでしょうか?
2017-07-10 06:24:19@kasai_sinya 「指南」という実用書風の体裁は取っているけど、実際これをそのまま実行することなんて想定していないし、相手の気持ちも顧みずに実行したら失敗するに決まってるだろ、という前提を作り手と読者とで共有できてるかどうかは重要と思います。
2017-07-10 06:30:21@ele_cat_namy そこで美術館ナンパやオタクファッション指南が「実行する人が少ない」としても「ありえねー(本気にする奴はバカ)」なのか「無理だー(やりたいけど「私では」成功しない」なのかというのが、コードの共有という事ですよね。 「ただしイケメンに限る」は「イケメンなら実行していい」という事?
2017-07-10 06:33:13@kasai_sinya 話は少しずれますが、時代劇が廃れた理由として、「細かい考証にこだわり過ぎてつまらなくなった」という指摘があります。それまで「八兵衛がうっかり英語使ってもいいじゃないか」的なお約束が共有されていたのに、もともと外野の考証マニアがのさばり始めて居所がなくなったという見方。
2017-07-10 06:34:30@kasai_sinya 作り手と読者の間には暗黙の了解が出てくるわけで、そうした当人同士の空気感に外野から文句を言うのは慎重でありたいなと思うのです。たとえ下らく見えても、つまらなそうでも、そこは最大限尊重しないといけないなと思うのです。「真似されたら迷惑」程度の理屈では介入理由にならんのです。
2017-07-10 06:40:14