ダメな人ほど「運」のせいにする~誰にでも平等に訪れる「チャンス」をつかめる人とつかめない人の差はどこか
- barbara_asuka
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人は、「数多くチャンスをつかんだ人」のことを「運がいい人」と呼び、「チャンスをつかめなかった人」のことを「運が悪い人」と呼びます。
2017-07-24 12:10:36そしてしばしば、「あいつは運が良かった」「運が悪かった」と言い、「運のいい人のところにはチャンスがたくさん来て、運の悪かった人のところにはチャンスが来なかった」と思われています。しかし、本当にそうでしょうか
2017-07-24 12:10:47私が他のクリエイターさんを見ていると、少なくとも新人のうちは、チャンスは平等に訪れているように見受けられます。もちろん、ベテランになっても、それなりにチャンスは訪れます。ただ、「そのチャンスをつかむか、つかまないか」の差があるだけなのです。
2017-07-24 12:11:11「チャンス」というのは、ほとんどの場合、チャンスの顔をしてやっては来ません。ごく日常の、当たり前の顔をしてそっと訪れる。もしチャンスというものがすべて「チャンスでござい!」と派手に現れるものなら、みんなそれをつかめるはずなんです。
2017-07-24 12:11:42前から思っていたことなんですが、チャンスをたくさんつかんだ、一流の人(=「運が良い」と言われる人)はどうも、「おっちょこちょいな人」が多いのです。おっちょこちょいだから、来たものなんでもつかんでみる。なんでもつかむから、チャンスを取りこぼさない。
2017-07-24 12:12:09チャンスをつかめない人(=「運が悪い」と言われる人)は、チャンスがやってきても、疑り深く臆病で、「いや、これはやめたほうがいいんじゃないか」「だまされているのではないか」と考えてしまい、手を出さずにチャンスを取り逃がしてしまう。
2017-07-24 12:12:33もちろん、クリエイターの回りに現れる事柄は、チャンスばかりではありません。怪しい話やスカがほとんどです。大事なのはここから。「チャンスをつかむ人」は、「あ、これ、チャンスじゃねえわ。スカだった」と思ったら捨てるのが早い。つかむのも光速なら、捨てるのも光速。
2017-07-24 12:13:23何でもつかんでみて、それから判断して、いらないと思ったら捨てられる。これが「運のいい人」の正体です。
2017-07-24 12:13:29「運の悪い人」はそもそも「つかまない」ので、チャンスかどうか判断しようもない。ぐずぐず言っているうちに、チャンスを取り逃がす。これが「運の悪い人」の正体です。
2017-07-24 12:13:46もちろん、これは、「クリエイターにちゃんとした実力があって」という前提があっての話です。才能、ではありません。「努力で獲得できる範囲の実力」があれば充分です。努力も発表もしない人のところにはそもそもチャンスどころか、何の話も来ません。
2017-07-24 12:14:10チャンスをつかみたければ、「チャンスがやってくる確率を増やす」のが一番の近道。努力をし実力を磨き発表をする。人がいるところには出向く。人には声をかけてみる。話が来たらとりあえず聞いてはみる。人が会いたいと言えば会ってみる。
2017-07-24 12:14:32とにかく行動する。そうすれば「何らかの話」が来る確率は上がっていきます。そしてその中に、「チャンス」は、私の見たところ、一定の割合含まれています。
2017-07-24 12:14:44とりあえず、何でもつかんでみないと、それがチャンスかどうかはわからないのです。そして、ハズレだと思ったらためらいなく捨てる。つかむ勇気と、捨てる勇気。それがあなたにあれば、チャンスをつかむ機会は必ずやってきます。
2017-07-24 12:15:00そういうわけで、「チャンスをつかむ確率」というのは、自分で上げることができるのです。「運」などという、来るか来ないかわからないものではありません。
2017-07-24 12:15:22チャンスをつかみたいあなたは、さっそく今日から行動してください。背中を丸めて部屋で丸くなっているだけでは、チャンスどころか話すらこないのですから。〈了〉
2017-07-24 12:15:35