シャーロック・ホームズの「バリツ」に関する考察と資料(バーティツ)
- gryphonjapan
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@mon_emon あれはマスター・キートンの二巻が初出じゃないかなあ。ああ、ナバホ族のナイフ術は、あれは『ザ・殺人術』からだと思います…とは、以前にお会いした時にいいましたっけ。
2017-08-05 02:59:46@SagamiNoriaki @gishigaku @MyoyoShinnyo コナン・ドイル氏自体はボクシングがお気に入りで、現在のクインズベリー・ルールを整備して近代的なものにする時も応援団的な役割を果たしたそうですね(第一回五輪の役員だったし) sanjuro.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/1…
2017-08-05 05:49:43@gryphonjapan @SagamiNoriaki @MyoyoShinnyo ホームズ氏もボクシングは得意ですよ。グラナダ版でもその腕前を披露するシーンがありました…ボクサー(それも今よりはるかに荒っぽい時代の)としての面に焦点を当てると、ロバート・ダウニー・Jr氏演じるあのホームズ氏になるわけで
2017-08-05 13:14:31@gishigaku @SagamiNoriaki @MyoyoShinnyo ですね、原作でも記述が登場する…「美しき自転車乗り」だな…、となんとか出てくるほどには記憶は錆びついてなかった。 221b.jp/h/soli-5.html 「数分は愉快だったよ。左ストレート対、強打の悪党。僕はご覧の有様で切り抜けた。ウッドレィ氏は荷車で家に運ばれた」
2017-08-05 13:20:50資料として、過去の自分のホームズ関連まとめに、 221b.jp を紹介するこれを挿入しておこう。 有志が翻訳したため著作権に抵触しないシャーロック・ホームズ全集が無料で公開中 - まとめ togetter.com/li/1135691
2017-08-02 04:21:59ま、これも収録しとくか。あちこちにまとめができてるけどはてブついてるからここにしとく。だいたい合ってるコナン・ドイル伝。 / “泳ぐやる夫シアター コナンドイル「小遣い稼ぎにキモオタ向けのラノベでも書くか」” htn.to/fNWwf9
2017-08-05 07:35:30以前、Twitter上で話題に出した『月刊秘伝』のホームズ武術特集号を引っ張り出してきましたので、号数など御紹介。 #HOLMES
2010-03-17 01:20:26『月刊秘伝』1997年8月号、山田實による「シャーロック・ホームズの【柔術】」。正典のライヘンバッハの滝のシーンなどのガイダンスと、E・W・バートン=ライトとその「バーティツ」のさわりを紹介した記事ですね。 #HOLMES
2010-03-17 01:22:48『月刊秘伝』2005年1月号、日本シャーロック・ホームズ・クラブの協力も得た、本格的な不定期連載記事が始まりました。「名探偵幻の秘術 バリツの研究」。正典中で描かれたホームズの棒術や体術の分析、バーティツの技法の紹介が中心の、貴重な記事です。 #HOLMES
2010-03-17 01:25:37『月刊秘伝』2005年5月号、第2回ということで「ホームズの“棒術”の謎」。バーティツにおけるステッキ護身術の詳細解説です。のみならず、初期ボクシングについての歴史解説もあり。 #HOLMES
2010-03-17 01:27:06第三回が掲載されたのは、『月刊秘伝』2007年9月号。ちょっと間があきました。テーマは「バリツのカギを握る謎の柔術家・上西貞一」。バーティツのエキシビジョンで、実際に演武を行っていたという柔術家の谷幸雄と上西貞一、そして彼らの用いた柔術についての解説です。 #HOLMES
2010-03-17 01:29:47自宅内で散逸して久しいので、『月刊秘伝』のバリツ記事掲載号を揃え直すことにする。こういう時、過去の自分は実に頼もしい。(-,,,- )
2017-08-09 08:44:05#holmesjp ドイルの言うところのバリツ Baritsu は、ほぼ確実に初出「空き家の冒険」(1903年)発表の少し前に英国で話題になったバーティツ Bartitsu なのだけれど、ややこしいのはライヘンバッハの事件時(1891年)にバーティツは英国未上陸だったという……。
2017-08-09 08:54:26これがいわゆる「バリツ問題」で、ホームズの言うバリツというのは「日本の武術」を示す慣用句としてのバーティツからの転訛であったとして、ではホームズが修めていた武術というのは何なのか? ということをマジメに考証し始めるのがホームジアンの習性というやつです。
2017-08-09 08:55:51#holmesjp 僕が初めて「バリツ=バートン流柔術」のことを知ったのは河村幹夫氏の『われらロンドン・シャーロッキアン』でしたが、あれから20年、研究者の皆様の尽力で、バーティツの情報もだいぶ掘り起こされました。 amazon.co.jp/dp/B00E5XAY8Q/
2017-08-09 09:00:19あの頃はまだ、夢枕獏氏などが紹介していた「バリツ=バーリ・トゥード」説などの方がよく知られていたという印象。
2017-08-09 09:01:24海外の柔術本はルーツの流派が今一つ不明だったりする物も多いけど、オブライエンの場合は自剛天真流メインとはっきりしている。先日あげた帽子トリック技は明らかに工夫されたものだろうけど、教えた柔術に自剛天真流がどこまで残っているのかの検討というのも面白いかもしれないな pic.twitter.com/bdWyQxpdvD
2017-08-09 18:50:15サバットのルーツの一つであるマルセイユのショソンだけど、第二帝政期に東洋に航海した海軍水兵が中国拳法を基に開発した、つまり19世紀半ば以降の誕生という類の説がチラホラ見えるな。新説なのか、妄説なのか
2017-08-10 02:41:57「最後の事件」の1891年以前にホームズが柔術に触れる機会があったか。確認できる人としては1889年から1年間の最初の渡航中にロンドンにも行ってる嘉納治五郎。また92年にジャパンソサエティで講演したタカシマという楊心流らしい人。彼は英国で勤めてたので91年以前からいた可能性は十分
2017-08-10 03:49:55それ以前の薩長や幕府のイギリス留学生となると、みんな短期間で帰国してるから、ホームズが20歳で習ったとしても1875年頃まで誰かが伝承していなければならない。あとたまに言われる海軍の線は柔道採用が1888年からなので卒業してから…と考えると無理だな
2017-08-10 03:51:04