蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 1851~1900

最近は訃報と共にかつての名作を紹介することが増えたような気がして、哀しみの街角。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『黒いオルフェ』 フランス人がラテンの狂騒で描く愛と死の物語。リオのカルナヴァルを背景にギリシャ神話のオルペウスとエウリュディケーの伝説が描かれる。妻の亡骸を抱きかかえながら彷徨う男の幻影はアイコンとなり、『イングリッシュ・ペイシェント』にまで継承された。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/xTTmY0tUPL

2017-08-09 01:45:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

主人公はエイドリアン・ブロディで。 pic.twitter.com/SuYiDgAtJT

2017-08-08 01:27:02
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ティム・バートンのコープスブライド』 他のティム・バートン作品同様、隅々まで美しいもの、気味悪いもの、感動的なもの、哀しいものが詰まってます。観る度に一つ一つ骨をしゃぶる様に味わえる、愛しい作品です。アニメとして完成されていますが、実写化したのも観たい。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/x7kY6L06Ko

2017-08-08 01:21:14
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『マーズ・アタック!』 迂闊に観てしまった子供はトラウマ植え付けられること必至、ティム・バートンおふざけ悪乗りキッチュな怪作。豪華俳優陣が嬉々として演じてる感じは、グロテスクな『007/カジノ・ロワイヤル』(1967)の様でもある。トム・ジョーンズ大活躍。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/qqcZdnGesJ

2017-08-07 01:04:33
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『冷血』 人を殺すとは、殺されるということは、どういうことなのか。その神髄を、宗教的暗喩と優れたモンタージュ、出演者の迫真の演技で、この映画は観客に差し出す。こういった事件は昔から起ってきたし、今後も起り続けるだろう。その描き方の冷徹さも含めて怖ろしい。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/N9k8qVJ8MQ

2017-08-06 12:42:48
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『カポーティ』 カポーティは彼自身が創り出した作品も素晴らしいが、逸脱したキャラを持つ彼自身も描くにふさわしい興味深い作家だ。そしてこの映画は彼の代表作でもある『冷血』(映画化された1967年の作品も異様な迫力)が完成される迄を描く、うすら寒い傑作である。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/pEDeanScy8

2017-08-05 22:19:08
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『美女と野獣』(2017) 銃と復讐に生きる私の前に、「でずにー」「ミュージカル」の2つの試練が立ちはだかる。「『ゴッド・アンド・モンスター』のビル・コンドンだ。大丈夫。戦える」…でずにーフォーマットに見え隠れする監督のゴス趣味に助けられつつ、無事鑑賞。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/qzGB8gKZBx

2017-08-05 03:14:15
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

妻の命令で『美女と野獣』を観てきました。 先週『ジョン・ウィック:チャプター2』につき合わせたことへの報復措置です。 pic.twitter.com/loiycVfCDF

2017-08-05 03:00:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『デッドリー・スポーン』 歯並びの悪くなった『スポーン』の続編です(さくっと嘘を吐く)。『シン・ゴジラ』の元ネタでもあります(さらに嘘で塗り固める)。夜店で食べる駄菓子的な風合いのSFホラーとでも申しましょうか。趣味悪いです。根性あるガキンチョが素敵です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/qpPVp4d3bb

2017-08-04 00:52:23
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『スポーン』 アメコミ実写映画全盛の昨今。今から20年前にその土台を築いたかの様な、志の高い、しかし完成度としては試験飛行の如き、ダークヒーロー物。『ジョン・ウィック』の車屋扮する下品でなんぼのクラウンに、主人公登場の際の黎明期のCGで翻るマントが印象的。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/DbeirOyUpJ

2017-08-03 00:32:39
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『個人教授』 観たのが高校生だったものだから観終わった後、居ても立っても居られなくてね。いや、現実世界では何も起こらないのであるが。 美女の後ろにいるのがロベール・オッセンだよ。カタギには見えないよ。私だったら尻尾巻くが、この映画の主人公は度胸があるのだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/HllcI7pY0G

2017-08-01 22:43:20
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『天国の日々』 サム・シェパード R.I.P. 鬼才テレンス・マリックが撮ったこの世で最も美しい映画。『地獄の逃避行』の延長線にある“マジック・アワー”に集中して撮られたバラッド。モリコーネの音楽とN・アルメンドロスの撮影で、天国に連れて行かれそうになる。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/lNqZSREpSb

2017-08-01 01:28:17
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『パリの灯は遠く』 独軍占領下のパリでユダヤ人から美術品を安く買い叩き、私腹を肥やすクライン氏。彼は同姓同名のドッペルゲンゲルの様なユダヤ人に間違われ、追い詰められていく…。赤狩りで米国を追われたジョセフ・ロージーの描く不条理劇。ジャンヌ・モローの貫録。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/WyhV7reHHR

2017-07-31 22:50:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

私は夢野久作の『死後の恋』を、ルビー・ローズ使って映画化して欲しいです。きっと軍服似合うぞう。 ロシア革命後のウラジオストクで、日本の将兵が出会った奇妙な男。彼はロシア革命の際にリヤトニコフという少年兵と一緒になるが…。 pic.twitter.com/gf2f61MslE

2017-07-31 22:23:11
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『モダーンズ』 時間と空間を自在に移動出来るとしたら、行ってみたいのは、1900年のパリと1950年代のニューヨーク、1960年代のローマです。 この映画の舞台は1920年代のパリ。当時の雰囲気の醸し出し方が最高。サントラも素晴らしくてよく聴いてました。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/XZOQnakEF7

2017-07-31 18:27:40
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『キラー・エリート』 最後まで観て「ニンジャ出て来ないな」と思った貴方、それは違う映画ですよ。(映画の中での)殺しに慣れた感じの主役3人だけでお腹いっぱいになる、意外に重量級の実話ベース・アクション。初監督にしてはきびきびした、でも回想シーンが下手な佳作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Mbo58jJLMA

2017-07-30 22:21:37
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『インソムニア』 今をときめくクリストファー・ノーラン監督3作目の作品。昔、「幻想文学研究」を謳った『ソムニウム』という素敵な雑誌があったけど、ソムニウムとはラテン語で“夢”のことだ。この映画も、謎解きより全編に漂う悪夢めいた雰囲気の醸造感が良いです。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/qEmQlzmzzZ

2017-07-30 02:00:04
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『ジョン・ウィック:チャプター2』の女殺し屋アレスに扮したルビー・ローズ、スピンオフで新作作れそうなくらいのカッコ良さでしたよ。 pic.twitter.com/u1iHdLkS68

2017-07-29 22:14:57
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

マカロニウエスタンのここがスゴイ! ・寡黙な主人公がたまに吐くキザな台詞 ・サントラがご機嫌 ・スタイリッシュなガンファイト ・たまに凄く心を打つ作品がある ・ファッションがおされ ・パンクな精神、予定調和の破壊 マカロニウエスタンのここがダメ! ・前世紀に絶滅しました。 pic.twitter.com/eQYqzzC0rN

2017-07-29 12:10:57
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ジョン・ウィック:チャプター2』 人口の数割が殺し屋で構成された世界での、メガ盛殺しとBasta Cosìな銃撃。ソムリエお薦めシーン、雑踏で消音ピストルぴゅんぴゅん撃ち合う場面なんか、最高に素敵です。ルビー・ローズにもネロにも惚れる、ハラショウな続編。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Pp9HUTINCW

2017-07-29 02:13:50
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『ジェイソン・ボーン』 カーアクションましまし、配役も豪華に、予定調和な展開も増えて色褪せた新シリーズ1作目。メルヴィルの『サムライ』を三倍速にして『24』スパイスを効かせ、リアル風味を醸し出すのは同じだが、グリーングラスもハリウッドの風にやられて枯草に? #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/40mUJh4ykT

2017-07-28 00:14:38
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『ピラニア』 本作のジョー・ダンテやジョン・セイルズ、続編のキャメロンら、才能溢れる作家達を魅了し、愛情溢れる3Dリメイクを作らせながら、何故今隆盛を誇る鮫映画に比べピラニア映画は一ジャンルを築き上げられなかったのか? 常々考えているのだが、答えは出ない。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/P2Wic4BHbX

2017-07-27 15:54:13
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ボーン・アルティメイタム』 想像以上にハードな展開を見せ、鮮やかに物語を収斂させる完結編。最後のボーンと殺し屋との刹那のやり取りに、シリーズ通してのテーマが集約される。見事な脚本、無駄無い会話、職人的な演出と神業のアクション。これで終わると綺麗なのだが。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/AKINpPpCqu

2017-07-26 01:56:21
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ボーン・スプレマシー』 末端職員の描写から、標的の宿泊先の突き止め方まで…映画の命は細部に宿る。「あの車を追え」なんて描写はない。今回の“ボーン・ガール”は誰かなんてゆとりもない。この作品が荒唐無稽に思わせない工夫、演出に舌を巻くボーン・シリーズ2作目。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/EiR8qZe7jW

2017-07-24 10:38:30
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