近代社会の個人主義について語る人々

この辺の話は、近代西洋や現代日本が話題になりやすいっぽい
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あきやすみ @dandonban

RT引用)19世紀初頭に伝統的社会から近代社会への移行が始まり、挑戦や自己表現、人間的成長といった個人主義に裏付けられた価値観の誕生が草の根のイノベーションにつながり(中略)当時の産業革命を担った人々は、高い教育を受けたエスタブリッシュメントではなく、街の技術者、街の発明家だ

2017-01-11 13:20:42
サンセット @Sunset_Yuhi

何か問題があって、自分なりに色々やってみた後、他に何をしたらいいか分からない時、「それでも自分で考えて動くしかない」と思っても、結局何をすべきか分かるまでに時間がかかることはあると思う。八方塞がりの状態からやるべきことを見出すまでの間、モチベーションを保ち続けるのがすごく難しい

2017-01-14 18:34:16
ガリポリ @christianharuhi

第一に、市民革命による近代憲法の人権宣言は、個人主義、自由主義にその思想的基礎を置き、そこでは、孤立した個人にのみ自由が存するということから集団の形成が制限され、社会的、経済的活動については国家の干渉が排除された。

2017-01-28 21:57:46
ガリポリ @christianharuhi

第二に、法実証主義の憲法論は前国家的な自然権の思想を拒否し、すべての法及び権利は法人としての国家に淵源し由来するものと考え、基本権をこの国家に対して主張される国民の公権として捉えるのである。これが19世紀から20世紀にかけて特にドイツ法系の諸国において支配的な学説となったのである

2017-01-28 22:05:47
サンセット @Sunset_Yuhi

「社会のうねりに飲まれてしまう個人はどうあるべきか」という問いは、思えば高校辺りからずっと考えていた気がする。自分と関係ない所で世の中が動いていて、いつの間にか自分が影響を受けてしまうことの恐怖は、高校生活の間に感じ始め、卒業直後の東日本大震災とその後の混乱を見てピークに達した

2017-01-29 04:37:43
喜多村 @totoronkitamura

如何にして近代西洋思想が民主主義・社会主義・共産主義・無政府主義を生んだかを考察するに………その根底には個人主義的人生観があることを知るのである。……『 #国体の本義 』 ♢(西欧の)民主主義…社会主義…共産主義…無政府主義の根底にあるものは同じもの→個人主義的人生観・人間観

2017-01-29 23:03:22
ある大学教員のつぶやき @socio_human2

マイケルムーアのボウリングフォーコロンバインを鑑賞。米国の社会構造によって生み出された不安という感情で物事が動いているという視点は面白かった。結局近代化による個人主義の行き着く先は我執による不安や恐れか、自律的な市民的個人か。米国はこのダブルバインドの狭間に置かれていると考えれば

2017-02-15 14:42:18
Ken @Ken_November

よくわからないけど、新自由主義的考え方(突き詰めれば、自分さえ勝てればいい)というのは近代的個人主義の鬼子として、実は戦前から存在していたのかも。我欲が個人主義周辺の近代的な術語で装飾されたもの。これは確かに保守でもリベラルでもない。第三極で社会を滅ぼす考え方なのかもしれません。

2017-02-18 22:04:56
サンセット @Sunset_Yuhi

政教分離は、国家が個人の思想に口出ししない一方で、個々人の内面にカルト的精神を生み出しやすくなっている。多様性を重視することはそういう危険もある。皆が自分勝手だと、ポピュリズムもエリート主義も簡単に生まれる。多様性を重視しつつ、共通の博愛精神を持たせることなんてできるんだろうか。

2017-02-25 17:56:26
サンセット @Sunset_Yuhi

グローバル化が進むと個々人のアイデンティティが弱まるという話があって、その点では「穏健な」ナショナリズムやパトリオティズムには賛成する。でも今盛り上がっているのは排他的で「過激な」精神に見える。ただ「穏健な愛国心」というのは、ともすれば右左から叩かれるんだろうなあ。

2017-02-26 02:13:04
サンセット @Sunset_Yuhi

個人の内面を描く系の文芸作品って、まず間違いなく虚無感や喪失感が背景にある気がする。それをドラマや笑いに変えることはあるにしても。精神分析的だけど、じゃあその書き手や読み手は、それを改善したいと暗に思ってるのかな。その場合、中身は丁寧な方がいいし、救いの要素もあった方がいい。

2017-03-06 19:08:50
社会学 @6Z2yu71aZyECsxi

#s1tq 社会学という学問が近代ヨーロッパで始まったのは、例えば日本では世間という概念が広く浸透していて社会という言葉が比較的新しいものであるのに対して世界の中でもヨーロッパにおいて早い段階で個人主義が生まれたからですか?

2017-04-17 14:03:31
社会学 @jy_socio

@6Z2yu71aZyECsxi そうですね。個人主義が発達したからこそ、個人を形成主体とする市民社会の秩序がいかにして可能か、という問いが生まれた、と考えていいでしょう。#s1tq

2017-04-18 14:37:21
板見しずか(灰ねこ) @haironeko

封建主義や絶対主義王政が過去にあったところから、そこの我国の過去との類比関係を求め、「歴史的発展」の論理から、我が国にもそれをあて嵌めて、近代的個人主義や民主主義や社会主義が我国にも歴史の進展によって生まれる筈だと考えるならば、それは余りにも安易である。(#森有正『経験と思想』) twitter.com/a_rat_ani/stat…

2017-04-24 05:45:12
浅羽通明 bot @bot_asaba

非武装中立の夢は、国民の平和への希いをストレートに汲みあげはした。しかし、国際政治上の現実性に乏しかった。また、社会主義を奉じる知識人・文化人らのストイシズムと近代個人主義は、私的欲望充足の願望、旧来の横並び集団主義への愛着のほうを、あまり許してくれそうもなかった。→

2017-05-13 16:00:08
金沢次郎 @umetenjin

文明史の中で民主主義のような個人主義とイエや国家などの集団主義を並べてみたときに、さて生き残るのはどちらか。戦後社会で育った身としては前者の肩を持ちたい気もするが、実際どうなのかわからない。近代社会を経て全体の物質的豊かさは増しているはずというのがひとつの傍証にはなると思うが。

2017-05-21 10:40:18
未識魚 /中川譲 @COMITIA138 え01b @mishiki

@hinatakobo 公的な場において顔を隠すなという近代国家の圧力は、個人を最小の社会構成単位とみなしその様々な権利を保証する近代的個人主義と裏返しの関係にあります。欧米は、複数の世界大戦等を経て多大な犠牲を払うことで中世的宗教観を変容させましたが、ムスリム達は穏便に解決して欲しいものです。

2017-06-04 23:40:28
サンセット @Sunset_Yuhi

最近、「二十歳の原点」とかいう50年前の女学生の日記を読んでいる。優等生や楽しそうな人間を演じつつ、大人社会のあり方に抵抗する反動として、独りであることと未熟であることを痛感し、何かをしようと葛藤する姿が、ものすごく身近な存在に思えてならない。

2017-06-06 23:39:24
サンセット @Sunset_Yuhi

学生運動当時の日記を読むと、何をすれば良いのか分からないまま行動して、試験が延期になったりする様子もニヒルに見てたりして、そういう感覚はすごく今っぽく感じる

2017-06-09 17:41:39
サンセット @Sunset_Yuhi

二十歳の原点を読んでると、社会という「外界」と無意識という「内面」との間で、どう自分のアイデンティティを確立していくか、そして世界の「真実」とはなんなのかで悩むという、自分で抗いがたいものに揺り動かされているように見える。何年もかけて自殺に突き進んで、タナトスを体現している。

2017-06-20 18:05:20
サンセット @Sunset_Yuhi

「二十歳の原点」から辿って、「二十歳の原点序章」「二十歳の原点ノート」と遡ってみたけど、中学2年の時点で理想が高く、一方で自殺という単語も出てきてなかなかキツい。でもノートの方だと、友達や授業の話が多くて、政治の話がほぼ無いので、まだ素朴さを感じる。

2017-06-24 23:45:08
サンセット @Sunset_Yuhi

何か創造する人になりたいと考えるような、ある種の若者の悩みって、社会に対抗できる自分らしさを確立して、自分で納得できる意思決定をして、それを他者に宣言できるようになりたい、みたいな思考があるんだろうか。でも一方で、それに加えて、理解ある恋人を欲しがったりなんかして。

2017-06-25 15:38:37
ウナギ通信 ウナ電 耳の痛い話 @FakeRokuoLoto

「西欧近代の社会思想である個人主義・自由主義・民主主義を機能させるには、批判精神を備えた人知が不可欠なのだ。」

2017-07-04 13:12:00
高瀬 慶 @rikuoharuo

欧米人に個人主義が多いのは、そこには自分と神との関係が自分と他人との関係よりも強いキリスト教文化的土壌があるからであり、そこでは神との一対一の対峙において自分を見つめることができるからである。日本にはそーゆー文化はないので、世間の人間関係こそが自己の存在理由になっちゃったりする。

2017-07-21 10:12:53
雁琳(がんりん) @ganrim_

女性の社会進出と個人主義化、自由と多様性の尊重が進んだ後期近代社会では、これまで地縁血縁の元で因襲的に早婚していた人々が自由恋愛という名の自由競争をするようになる。女性は上昇婚傾向に従って上位男性と結び付く為に過当競争し、下位男性は放置される。晩婚化未婚化が進み人口が減少する。

2017-08-08 18:00:14