社会学ウェブと卒論指導

野村一夫先生が提唱された「社会学教育的情報環境」を整備することで「社会学的公共圏」を構築しよう、そうすれば卒論指導ももっとやりやすいよ!とひとりごちております。
セルフまとめ 社会学 cmc 大学教育 卒論
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うっちー @ucdktr2016
そろそろいろんな大学で秋学期/後期が開始されるでしょう。学生たちからすると卒論にいよいよ本腰を入れ始める季節でもあります(そんなんもっと早くからやっとるワイという人も多い…と思うけど)。そこでちょっと文献資料の扱いについて。
うっちー @ucdktr2016
どんな卒論テーマでも先行研究にあたったり、社会調査データを参照するため文献を読まなくてはならないわけです。そこでは卒論指導を担当する教員や先輩・同輩からの指示や推奨によって、もしくは自力で適切な文献資料を探し出してくるわけですよ。
うっちー @ucdktr2016
卒論レベルだと、取り組むテーマに関連してひとまず「定番」といえるものがあるわけです。「これを読まなきゃ始まらない!」といえるようなヤツが。
うっちー @ucdktr2016
想像するにその手の「定番」はいわゆる社会(学)理論であったり、事例研究であっても古典と呼ばれるようのヤツになるでしょう。さらには社会学辞典も引かなきゃならないし、書き手の知識不足ならばそのテーマ(領域)をやさしく(わかりやすく)解説する概説書なんかも読まなくてはならないでしょう。
うっちー @ucdktr2016
ちなみに概説書だと世界思想社の「学び人のために」シリーズミネルヴァ書房の「よくわかる」シリーズあたりですね、想定しているのは。
うっちー @ucdktr2016
ともあれ卒論に取り組んでいる学生は難易度や内容の硬軟を鑑みて複数の文献を組合せて読み進めるわけです。でも大抵の場合似通ったテーマなら似通った文献を選択することが多い。
うっちー @ucdktr2016
だとすると卒論テーマにそった必読文献のプリセットのようなリストがあれば便利だろうと思うのです。できればリストにある各文献の解説文(書評レベルでいいと思う)もあわせて読めれば便利だろう。
うっちー @ucdktr2016
ただし、この「便利」ということば要注意であって、あくまでゼロから調べて、書くことが大切なわけですから、あまり丁寧な解説文があると、それを批評的に読むこと無くそのまま受け止めてしまうかもしれない。最悪のケースはそこから無断コピペをしちゃうことも覚悟しないとダメなわけです。
うっちー @ucdktr2016
@ucdktr2016 したがって収録文献に対して「ほどほど」の解説文が付いたプリセットを作ろうかと。もっとも幅広く社会学の各領域をおさえているわけではないので、自分の専門とする/したい領域やテーマに限られるわけですが。
うっちー @ucdktr2016
幸いにも(?)自分はブログを管理・運営しているので、そこのコンテンツとしてちまちまと載せていけばいいわけで。あとはまあやる気をどう奮い起こすか、ですね。

ここで話の方向性を少し変えてみます。

うっちー @ucdktr2016
ところでウェブ上で社会学の教材を公開する、という取り組みで初期に本格的な教材を公開されていたのが、国学院大学の野村一夫先生です。ご自身のサイト → socius.jp
うっちー @ucdktr2016
野村先生の取り組みは日本のウェブ初期(1990年代中盤)から継続されているのですが、それをまとめたものとしていくつか論文があります。
うっちー @ucdktr2016
ひとつは、「ネットワーク時代における社会学教科書の可能性 (特集1 Teaching Sociology--社会学テキストをめぐって) 」ci.nii.ac.jp/naid/110009564… #CiNii
うっちー @ucdktr2016
もうひとつが、「社会学を伝えるメディアの刷新」『社会学評論』Vol.58,No.4(2008年)jstage.jst.go.jp/article/jsr/58…
うっちー @ucdktr2016
この2本の論文のうち後者では「社会学ウェブ」そして「社会学教育的情報環境」というキーワードが出てきます。これが(社会学教育にとって)とても大切。
うっちー @ucdktr2016
「社会学ウェブ」と関連して「社会学的公共圏」というののも、私にとっては魅力的なキーワードですな。
うっちー @ucdktr2016
「社会学教育的情報環境」の構築をもっと学会ないし社会学系学部・学科でやるべきではないか。個人レベルでやってもいいと思うけど(やっている人はいるけれど)せっかくなので、教員・研究者間で連携したやればなおよろし。
うっちー @ucdktr2016
もっともこういった取り組みが遅々として進まないのは、これを一生懸命やっても「業績」にはならないこと。だから「研究」面だけでなく「教育」面の活動も適切な業績として採用・昇任人事で(特に前者で)考慮すべきではないかと思うのです。

いろんな大学の公募人事で提出させる書類には「教育研究業績書」があります。研究より「教育」の言葉が先にあり、実際に記入欄も最初に教育業績から書き込むようになってます。果たしてコレ(選考において)ちゃんと読まれているんヤロカ…と疑問に思うことしきりなわけです。

うっちー @ucdktr2016
と、これだけのことを書き連ねるのにエラい時間かかってもーた。

コメント

@ucdktr2016 2017年9月15日
まとめを更新しました。
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