小学校英語教育に関して、世間に溢れてる「まず日本語が大事」「日本語が破壊される」系の話はむしろ言語学的には否定されていて、研究者たちが批判しているのは、教員・研修などインフラを整えないまま教科化だけ決定されてる点。 兵站など全く整えずに目標だけ決めて動くまさに旧軍そのままの政策。
2017-08-19 13:08:34遅ればせながら、”「まず日本語が大事」「日本語が破壊される」系の話はむしろ言語学的には否定”のソースを バイリンガルの言語能力理論の解説 d.hatena.ne.jp/TerasawaT/2011… バイリンガリズムの認知機能への影響 twitter.com/podoron/status…
2017-08-20 11:39:40バイリンガリズム研究の世界的な権威であるE. Bialystokらが第二言語習得の脳機能への影響をまとめたレビュー論文では、 「教育・臨床関係者は、未だに、俗説、半世紀前の学説を信じているだけ」と斬り捨てています。 9/ 論文:ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…
2017-04-09 22:10:11似た問題は第二言語(英語)教育でもあって、いわゆる「文法問題」は、◯☓が簡単につけられ、基本は”公式”を教えれば良いので教師の言語能力が高くなくても教えられる。 しかし、例えば、”三単現のs”は反復で「覚えて問題を解く」ことは出来る様になるが、言語の習得には一定の順序があり、1/ twitter.com/noricoco/statu…
2017-10-10 22:18:57<漢字・計算ドリル>ドリルでなんとかできるのって(中学の方程式等も含め)漢字と計算なんです。ドリルというのは、文の意味がわからなくても反復すればできるようになるもの、だから。親の目が届くのは小学校高学年までなので、親も漢字・計算ドリルをすれば大丈夫と思い込みやすい。
2017-10-10 09:57:57文法項目の中でも”三単現のs”が「習得(身に付いて自然に使える)」出来るのはかなり遅めである事が研究で分かっている。 それを、言語を文脈から離れて一文単位で切り出して、初学者に「三単現のsが抜けてるから不正解、マイナス◯点」とテストすることにどれだけの意味があるか。 2/
2017-10-10 22:20:06アメリカの大学で、学生にTOEFLなどのいわゆる「英語能力試験」をやらせると、アメリカ人のネイティブの学生よりも、日本や中国などからの留学生の方が点数が良い。 当然、言語能力自体はネイティブの学生の方が高い訳だが、日本人学生などの方が「英語の試験を解く」能力が鍛えられている。3/
2017-10-10 22:43:46じゃあその「試験を解く能力」が”言語能力”かというと、=じゃないから英語教育があれこれ言われる訳だが、言語能力とは何かって話は言語学において研究の蓄積がちゃんとある。 例えば、ハイムズ以来の言語能力の定義をまとめたもの。4/ PDF google.co.jp/url?sa=t&rct=j…
2017-10-10 23:07:41英語教育に関して、「四技能!」「いや、読み書きこそが基礎だ!」とかやり合ってるのとか見ると、こういった研究の蓄積を押さえてるんだろうかと疑問に思ってしまう。 まぁ、教育・言語”政策”は、労働面など色んな問題が絡むので難しいけど。5/twitter.com/podoron/status…
2017-10-10 23:19:304の和訳はないですが、「言語能力」と合わせて「方略言語能力、社会言語能力」あたりの用語で検索すると解説が見つかるはずです。 例えばこちらは、CEFRでの言語能力の定義の日本語解説。6/google.co.jp/url?sa=t&rct=j… twitter.com/koh39148132/st…
2017-10-10 23:53:22