甲状腺乳頭癌の自然経過について
@nagaya2013 @koichi_kawakami @CordwainersCat 甲状腺乳頭癌の自然経過について ①結果として成長を止めた癌の存在は確認されている。 ②再発や転移しやすい特徴を持つがその後の経過はゆっくりで長いものが多い。 ③先行調査では自然発生の癌が多数発見され、癌統計との比較から長い期間の前倒しや発症しない癌の診断と評価されている。
2017-10-13 07:06:59@nagaya2013 @koichi_kawakami @CordwainersCat ④10歳以下では殆ど発見されていないことから、4年程度で5ミリ以下から平均14ミリに成長したと推定される。 ⑤そのような速度で成長する癌の発生時期は倍加速度の考え方からは10年ほど前と推計され、事故前からの自然発生であるという評価、10歳以下でみつからないという事実に矛盾しない
2017-10-13 07:12:42@nagaya2013 @koichi_kawakami @CordwainersCat ⑥手術例の検討では、顕微鏡的な転移は非常に多い。(検診で診断可能になる前に転移が起こっている可能性が高い) ⑦検診での早期発見、片葉切除例から再発がみつかっている。(多いとは言えないが少ないとも言えない)
2017-10-13 07:23:17@nagaya2013 @koichi_kawakami @CordwainersCat これらのことから甲状腺癌の自然経過の特徴として、初期は成長がはやく転移しやすいことは共通だか、その中に成長を緩めて長い期間の後に発症に至るもの、発症しないもの、発症まで速い成長を維持するもの(若年発症の甲状腺癌)など様々な性質のものが含まれると考えています。
2017-10-13 07:31:39@nagaya2013 @koichi_kawakami @CordwainersCat 癌統計との比較からは、福島での診断例の多くは成長を緩めて長い期間の後に発症するものと発症しないもので、若年発症の甲状腺癌はないわけではないが割合としては少ないと考えています。
2017-10-13 07:36:45@nagaya2013 @koichi_kawakami @CordwainersCat 先行調査発見分は約4年(推定)で5mm以下から1.4cm、本格調査分は2〜2.5年で1cmですから、本格調査分が特に進行が速いというわけではないと思います。
2017-10-13 20:08:00@nagaya2013 @koichi_kawakami @CordwainersCat 訂正)⑤の倍加速度の説だと2年で2倍になるような一定の速度では発生から5ミリまで10年ではなく18年かかります。発生初期はもっと速く成長し、速度を緩めながら10年で5ミリに達すると考えるといいと思います。
2017-10-14 19:08:12@nagaya2013 @koichi_kawakami @CordwainersCat 極端に進行が止まるのではなくy=√xの曲線のようなイメージです。それにほとんどが生涯発症しないのではなく発症まで10年20年という長い期間がかかると考えています。もっと早いものも生涯発症しないものもあるでしょう。それらを区別できないわけですから手術のガイドラインは変えられません。
2017-10-14 10:52:00