『リンキング・ラブ』は愛の力で”アイドル冬の時代”を終わらせたのか?

金子修介監督、田野優花主演のタイムスリップ・コメディ『リンキング・ラブ』についての呟きをまとめました。(セルフまとめです)
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UWの落日 @uw_susu

『観れば必ずアイドルが好きになる、田野優花が主演「リンキング・ラブ」のここがスゴい』 「田野優花は映画初出演ながら主役に抜擢、ミュージカルで鍛えた演技力で笑いあり、ダンスあり、涙ありと、とてもルーキーとは思えない存在感を見せている」 news.dwango.jp/2017/09/12/148… pic.twitter.com/fVjCEc9cHG

2017-09-16 15:17:42
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田野優花主演、金子修介監督のタイムスリップ・コメディ『リンキング・ラブ』がようやく公開されました。
私は、AKB48を見る中で、以前から田野優花さんの演技のファンだったので、金子修介監督の映画で主演するというのは、嬉しいニュースでした。

UWの落日 @uw_susu

田野優花さん主演映画「Linking Love(リンキングラブ)」クランクイン。私は田野優花さんの演技のファンなので、これは嬉しいニュース! 以前、オーディションの情報が流れていましたが、金子修介監督作品だったのか!金子監督は若い女優の魅力を引き出すのが上手いから、期待大ですね。

2017-01-23 13:47:09
UWの落日 @uw_susu

田野優花さんの演技は良いですよね。舞台を経験することで、元々ある素質が開花したのだと思います。今迄AKBの中でそれほど目立たなかったのは、AKBのドラマや映画にホラーが多いせいも、あったんじゃないかな? 田野優花さん、余りホラー向きじゃないんですよね。でも、コメディならピッタリ。 pic.twitter.com/b0p2s9F8qn

2017-01-31 13:01:49
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UWの落日 @uw_susu

金子修介監督と言えば、やはり平成ガメラ3部作や白目のゴジラ等が有名で、怪獣映画の名匠というイメージが強いけれど、本来は、女の子が主人公でコメディ・タッチの映画が得意な人なのではないかと思う。その分野では外した作品もあるけれど、斉藤由貴主演の「香港パラダイス」なんて良かったですよ。 pic.twitter.com/fl8ZelcXTF

2017-01-31 13:11:04
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UWの落日 @uw_susu

『前田敦子、大島優子をゴボウ抜き!?AKB48・田野優花が“大女優”になれるワケ』 「あの金子修介監督が『この子は大女優になる!』と大絶賛なんです」 → 前田敦子・大島優子をゴボウ抜きかは判らないけれど、田野ちゃんの演技は良いよね。 news.nifty.com/article/entame…

2017-02-12 16:30:42
UWの落日 @uw_susu

「AKB田野優花がバブル末期のアイドルに。金子修介監督『リンキング・ラブ』」 アイドルになる夢に敗れた女子大生がバブル末期の1991年にタイムスリップ。 「田野優花、可愛くて面白い。小柄だけどビッグでパワフルな女優が現れた」金子修介 cinra.net/news/20170310-…

2017-03-10 19:57:45
UWの落日 @uw_susu

『田野優花が披露 AKB主演映画に初めてAKBの曲』 女子大生役の田野は、両親の離婚危機を阻止するため過去にタイムスリップし、母とアイドルグループを結成。現代からAKB48の曲を4曲持ち込み、若き日の父を振り向かせようとする。 nikkansports.com/m/entertainmen…

2017-07-01 08:00:18
UWの落日 @uw_susu

『田野優花、バブル体験するなら「ボディコンしたい」』 (女優陣のAKBのダンスに)「完成度が想像よりすごくて、現役よりすごいんじゃないかと思ったほど。振りが固まってるし、女優さんばかりだから表現力がすごい。私も頑張らなきゃと思った」 nikkansports.com/m/entertainmen…

2017-10-02 21:41:11

『リンキング・ラブ』では、田野優花さん演じる主人公の女子大生が1991年にタイムスリップして、両親の恋のキューピットになるべく奮闘します。
アイドル・オタクである父親を母親に振り向かせるために、1991年でアイドルグループを結成し、母親をアイドルにしてしまおうとするのです。

UWの落日 @uw_susu

『リンキング・ラブ』。田野優花さんの初主演がこの映画で良かったと思う。『制服が邪魔をする』という選曲とそれをフルで見せる拘りが「映画界で最もアイドルを理解している」と自認する金子修介監督の面目躍如である。曲をたっぷり見せる事が、ちゃんとドラマのグルーヴを高めているのが素晴らしい。

2017-11-03 21:51:28

『リンキング・ラブ』は、昔からのアイドル・ファンでもある金子修介監督による刺激的な「アイドル論」でもあります。

UWの落日 @uw_susu

最初に思い浮かんだのは、“アイドル冬の時代”「バブル時代になると、若者自身の生活の方が充実して、アイドルの需要がなくなった。 “アイドル冬の時代”がなぜ生まれたかは解明していないと思うんだけど、今回、エンタテインメントで解明した」 eiga.com/news/20171101/…

2017-11-03 23:07:54
UWの落日 @uw_susu

「彼女たちがだんだんアイドルになっていく過程の中で、互いに切磋琢磨しながら、かわいさを獲得していく。それが今の集団アイドルの姿。5、6人だと、けんかもすると思うんだけど、16人もいると、対立もない。互いにライバルではあるけど、仲間ということが先にある」

2017-11-03 23:21:03
UWの落日 @uw_susu

『リンキング・ラブ』では、1991年の“アイドル鉄人”が「大人数では魅力が薄まってしまう」と懸念するのを田野優花さんが「理論が古い」と切り捨てるのが面白い。大人数の場合、むしろメンバー間の「対立が薄まり」「切磋琢磨による相乗効果が生まれる」という「アイドル論」が作品の背景にある。

2017-11-04 08:18:35
UWの落日 @uw_susu

このグループ・アイドル肯定論は、AKBのメンバー達が「AKBの中にはイジメや確執が(世間の人が思っている程には)ない」と繰り返し語っている事実や、近年の心理学が明らかにした「チアリーダー効果」(人は1人でいるよりも、グループの一員としての方がより魅力的に見える)とも呼応している。

2017-11-04 08:40:23
UWの落日 @uw_susu

ただ、それは「AKBのメンバーが卒業後は、なかなか一人で輝くことが出来ない」という現実とも表裏一体なのだけれど…。 そして「時代は巡る」から、いずれ大衆がアイドルにも「一人のカリスマ」を求める時が、再びやって来るのかもしれない。

2017-11-04 08:46:41
UWの落日 @uw_susu

田野優花さんは表情豊かなリアクションが魅力的で、しかも、ワザとらしさが無く自然なので(そこが柏木由紀さんや西野未姫さんと違う)、バラエティよりも映画やドラマのコメディエンヌに向いている人だ。『リンキング・ラブ』でもリアクションの表情が面白い。演技というより、こういう人なのだろう。

2017-11-04 09:00:38
UWの落日 @uw_susu

こう言うと、柏木由紀さんや西野未姫さんを批判しているみたいだが、そうではないのよ。バラエティのリアクションでは、ある程度のワザとらしさ(カリカチュアと言っても良い)が必要なんですよ。田野優花さんはバラエティだと、本来リアクションすべき所で無表情だったりする。そこが面白いのだけど。

2017-11-04 09:06:54
UWの落日 @uw_susu

田野優花さんは、AKB内での序列より外仕事の方が充実していて、演技やダンスでも評価を得ている。だから、もうAKBに拘らなくても良い気もするが、田野優花さんは実は“AKB愛”が強くて「もう一度AKBのブームは来る。私はそれに関わっていたい」と話す。そんな所も映画の主人公に似ている。

2017-11-04 09:43:26

『リンキング・ラブ』で、主人公の女子大生は、現代からバブル崩壊直後の1991年にタイムスリップします。
この時代設定に、金子修介監督は明確なこだわりを持っているように見えます。

UWの落日 @uw_susu

『リンキング・ラブ』は、冒頭のラップバトルが実は重要ではないか?と思う。男性ラッパーが意外にストレートに今の社会の問題を告発し、主人公を打ちのめす。そして、彼女はタイムスリップして両親のキューピットになる事で「現実を見つめ、戦う姿勢」を学び現代に帰って来る。今に立ち向かうために。

2017-11-04 09:55:26
UWの落日 @uw_susu

だから、タイムスリップで「現代がどう変わったか?」は描かれない。それがどんな「今」だろうと、私達は正面から見つめ、戦わなくてはならないからだ。1991年と今は「一見平和だが、地平線の向こうから暗い影が迫っている」点が共通している、と金子修介監督は問いかけているのではないだろうか?

2017-11-04 10:02:18

『恋に唄えば♪』、私はけっこう好きだったんですよね...。
(^▽^;)

UWの落日 @uw_susu

余談ですが『リンキング・ラブ』は、金子修介監督にとって“『恋に唄えば♪』のリベンジ”という側面もあるのでは?と少し思った。個人的には、あの映画は不当に叩かれた印象がある。金子修介監督が怪獣映画の傑作を連発した直後だったので、ファンの期待と実際の映画に差があり過ぎたのではないかな?

2017-11-04 10:15:21