蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 “ドラマ、コメディ、その他篇”

銃声が控えめな映画、あまりオバケや怪獣が出て来ない映画、恋愛要素控えめなドラマ、スポーツ物、ドキュメンタリー、音楽もの、ミュージカルを抽出しました。
2
前へ 1 2 ・・ 27 次へ
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『アメリカの伯父さん』 この映画も救いようのない悲劇なんだけど、語り口で思わずくすりと笑ってしまう、微妙なテイストの、でもアラン・レネの中では割と好きな映画です。全米じゃロジャー・コーマンが配給したらしいぞw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5Cx2yVZHGM

2015-08-15 00:34:15
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『都会のアリス』 ヴェンダースはどこがいいのか全然理解できなかったんです。10数年前。過労で体をこわした時に観たら思いの外心にしみて、以来、大好きになりました。ふだんと違うテンポで観たのが良かったんでしょうね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/jwn9zB9nLF

2015-08-18 20:56:30
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『聖なる酔っぱらいの伝説』 ルトガー・ハウアーは凶悪なヒッチハイカーや散弾銃を抱いた渡り鳥、ネクサス6型アンドロイドだけでなく、こういう演技も出来るのだ。多幸感溢れる感動作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/h1xEWgU5u4

2015-08-20 21:55:05
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『Z』 政治的信条を盛り込んだ映画は堅苦しく真面目に作らねばならないという概念を打ち破った、テンポ良く娯楽感いっぱいで感動もさせるポリティカル・サスペンス。ミキス・テオドラキスの音楽が良いです。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/eWZr6BTuXu

2015-08-22 11:50:29
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『少年と海』 同じオーストラリア映画でも、この世界は海とペリカンでできている。 小さい頃にこういう映画に接して育ったこどもは、心優しい人に成長するような気もする(私が観た時は既にひねた大学生)。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/hBRCYWG957

2015-08-23 10:44:12
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『天才スピヴェット』 いじらしい映画なのである。ジャン=ピエール・ジュネの描く仮想空間としてのアメリカ、ポストカードのようなアメリカの風景が魅力で、適度に毒のある話も楽しい。素敵な映画です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/cQZkThUAQU

2015-08-24 00:00:51
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々』 19世紀末欧州の退廃と爛熟を描き、妙に印象に残る作品。マチュー・カリエールの線の細さ、ジェーン・バーキンの消え入るような魅力が匂い立つような官能を盛り上げる。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/SctoCa1s0B

2015-09-16 21:58:36
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ワンダー・ボーイズ』 文学を扱っているせいか、作品自体もアメリカ現代文学を味わっているかのようなテイスト。脚本良し。台詞良し。配役良しの良心的な映画です。「孤独なエビ」、読んでみたいw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/zYnANjh3qu

2015-09-23 00:45:04
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『LIFE!/ライフ』 予告を観た時にまるで『虹を掴む男』だなと思ったら、リメイクだったと言うねw 昔ほど楽天的でない終わらせ方もいいが、何と言っても「トム少佐」が活躍するところが大感動なのである。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/yYCQJeeTtQ

2015-09-29 00:35:21
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『海賊大将』 子どもの頃両親に連れられて観た1本。海賊に誘拐された子ども達の話で、感情移入しながら観ました。エンディングの切なさは一生忘れられないでしょう。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/sb01Z93DBh

2015-09-30 22:37:54
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『メイジーの瞳』 観終わってから長い間、心に残る映画です。力強く、真摯で優しい秀作。孤独な少女が自分の意志で疾走する画に、映画でなければ伝えられない表現力を感じました。原作はまさかのヘンリー・ジェームズ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/grWSCWjP37

2015-10-03 11:18:01
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『チキ・チキ・バン・バン』 両親が私を正しい映画ファンに育てるべく、子供の頃劇場に連れて見せた作品。方向性として間違ってない。人が死なないだけで『キングスマン』と変わることのない、夢の詰まった楽しい映画です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/6WTiTWcx2D

2015-10-05 00:27:57
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『あらかじめ失われた恋人たちよ』 学生の時片端から観たATG映画の中で繰り返し観たのがこれ。清水邦夫と田原総一朗の才能が前衛的演出の中できらきら光り、桃井かおりのエロと二枚目の加納典明に加え面目躍如の石橋蓮司。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/dGplavBKr8

2015-10-09 23:58:43
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『柔らかい殻』 原題は“THE REFLECTING SKIN”(反射する肌)と言う。監督のフィリップ・リドリーはこの処女作の宣伝のために来日した際、邦題の意味を問い、答えを聞いて満足したと言う。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/a4mBVfrhxM

2015-10-12 03:29:05
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ゴッド・アンド・モンスター』 『フランケンシュタイン』の監督であり、謎の死を遂げたジェームズ・ホエール。ブレンダン・フレイザーはミイラだけでなく、人造人間にも縁があったのだ。演出に深みがあり、ラストは泣く。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/0hEzbdDSIP

2015-10-21 19:59:35
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ミツバチのささやき』 『フランケンシュタイン』の申し子映画をもう1作。当初は恐怖映画の企画だったと言う。それが監督の手腕でこんな変わり果てた映画にw 『エル・スール』と一緒に宝石箱にしまっておきましょう。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Nzxvh6Mu1X

2015-10-22 00:11:19
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『幕末太陽傳』 今観ても十分面白いし、川島雄三の引きずる死の影とフランキー堺の絶妙な演技がアクセントとなり、一筋縄でいかない喜劇となっている。邦画界の誇る至宝。舞台となった品川・相模屋は現在はコンビニにw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/m1P8NiFNfr

2015-10-28 01:08:17
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『リービング・ラスベガス』 運転しつつ呑む。プールの中でも呑む…酒に溺れて緩慢な自殺を図る男と、孤独な娼婦との魂が寄り添い、触れ合う。その切なさと哀しみ。最後のエリザベス・シューの表情を思い出すだけで泣く。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Bur3F1fVU8

2015-11-05 23:03:38
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ヘヴン』 息を飲むほど美しいトスカーナの風景。だが話の内容は殺伐としたテロにまつわる物語だ。本来だったら断じて結ばれぬ男女の逃避行。二人の行方は予想もしない展開を迎え、観客は観たことのない終わりを目撃する。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/rZnd8jswWS

2015-11-11 23:49:58
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『マルコヴィッチの穴』 スパイク・ジョーンズ映画の底辺には哀しみが流れている。不条理な設定で右往左往する人々。やりきれない展開、エロい女、苦笑いに近いユーモア、そして哀しみ。これこそ人生。人生の哀しみだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/2RhD9rwy6b

2015-11-18 21:27:20
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『道』 『ローマの休日』とか『アラビアのロレンス』など、この世には“完璧な映画”が幾つか存在するが、これもそのひとつ。たった3人の主要人物がこの世の愛、憎しみ、嫉妬、嘆きをシンプルな話の中で表現し尽くす。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ffC8hyJifw

2015-11-19 00:09:56
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』 両親を亡くしてからどうしてもこの映画を観ることが出来ない。いつか再会したいものだと思いつつ…。傷つきやすい少年とタフな少女、そして犬のシッカンが織り成す繊細でハードなお伽噺。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/GVxlhJzF8t

2015-11-19 23:46:31
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『太陽はひとりぼっち』 愛の不毛、孤独、不安、倦怠、実存と不在、モニカ・ヴィッティの虚ろな瞳…。原題は“L' ECLISSE”(蝕)。観た者の心を蝕み、心の底に澱のように沈澱していく映画。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/VtQUd53QA1

2015-12-03 21:59:06
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『若者のすべて』 ヴィスコンティは下々の者たちを描いても巧いのだ。主演をドロンに据えたところが一点豪華主義。美しい若者がさめざめと泣くだけで観客は心を打たれる。しかも描写が冷徹。ルキノっていいかも(古い)。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/pdB9F6FsE7

2015-12-06 12:34:05
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『アラビアのロレンス』 興味深い題材。緻密な人間描写。息を飲むスペクタクル。エキゾチックなロケーションに劇伴音楽。“完璧な映画”ベストと呼んで差支えない、一生に一度は劇場の大スクリーンで観て欲しい名画。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/c19Uhan3hk

2015-12-12 11:40:01
拡大
拡大
拡大
拡大
前へ 1 2 ・・ 27 次へ