蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 “ドラマ、コメディ、その他篇”

銃声が控えめな映画、あまりオバケや怪獣が出て来ない映画、恋愛要素控えめなドラマ、スポーツ物、ドキュメンタリー、音楽もの、ミュージカルを抽出しました。
2
前へ 1 2 3 ・・ 27 次へ
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ショーシャンクの空に』 原作に深く感動したので、映画化を知った時は「そうか、この配役で来たか…」と思ったのです。公開時に劇場で観た時は「今後キングの作品は全部フランク・ダラボンに映画化させろ」と思いました。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/gzqmYicS0E

2015-12-19 14:20:04
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ブロードウェイと銃弾』 正に演出と脚本の妙と言うか、状況設定と台詞回しの面白さ、役者のぴったりハマった感が神がかり的で、こういう作品を観るとウディ・アレンは天才だなあと思うのだ。抱腹絶倒。何度観ても笑う。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/16uAqUQy3Z

2015-12-21 00:58:34
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『乙女の祈り』 楽しげな悪夢を延々観てるかのような邪悪な作品。ふたりのセンシティヴな女子高生を、架空のオーソン・ウェルズがメフィストフェレスのように母親殺しの惨劇へと誘っていく。実際に起きた殺人事件を映画化。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/cL7bl9mPIp

2015-12-22 23:44:56
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『夢想期』 原題は“ZMORY”(悪夢)。20世紀初頭のポーランド。多感で繊細な少年ミコワイの目を通して描かれる、グロテスクな大人たちと性への目覚め、複雑な家庭事情への切ない感情。そして彼の成長と淡い希望。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/zhTluErcyt

2015-12-23 12:18:57
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ジョニーは戦場へ行った』 ハリウッドを赤狩りで追われた脚本家ダルトン・トランボの唯一の監督作。“ジョニーよ銃を取れ”は北米の戦時中国威高揚スローガンだが、では銃を取ったジョニーがどうなったかを、彼は描いた。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/I3IhOPABY5

2015-12-23 19:44:23
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『フェリーニの道化師』 あれだけ作品を撮っていながらフェリーニに駄作は無い。特にこれは絶品。ペキンパーとは作風も内容も異なるが、滅びゆくものへの挽歌を哀愁込めて描く点で同じ。ドキュメンタリーだけど最後は泣く。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/qTK3tnTgA3

2015-12-26 10:16:35
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ポネット』 物議を醸した反則映画。肉親を亡くした人観てはダメ。ジャン=ルイはこの映画、辛くて観ることできないだろうなあ。非情で知られる私でさえ(w)、マリー・トランティニャン登場シーンでは号泣します。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/pi6BWI8NZR

2016-01-02 11:07:48
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『二十日鼠と人間』 “頭の不自由な人”ベストと言ったら『ギルバート・グレイプ』のディカプリオか、『フォレスト・ガンプ』のトムか、このマルコヴィッチであろうね。ゲイリー・シニーズ監督の演出の巧みさには舌を巻く。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/atPU3bht91

2016-01-04 23:14:02
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『スリング・ブレイド』 こちらはビリー・ボブ・ソーントンが監督・主演した、正しい意味での“おバカ映画”。元祖おバカ俳優ロバート・デュヴァル共演。本作の主人公は意識が高く矜持を持っていたが為、より切ない結果に。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/dZ3mBadPkD

2016-01-05 22:01:50
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『合併結婚』 親に連れられて『チキ・チキ・バン・バン』とか観に行くと、何故かこの作品ばかりが併映され、子どもの頃劇場で数回観ているのだ。実話の映画化らしいが、子沢山同士が再婚し、いっきに大家族となるコメディ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Yj7XeZVnt6

2016-01-10 00:01:29
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ヴィオレッタ』 イリナ・イヨネスコの娘エヴァ初監督作。娘の視点から観た、芸術家の母親とのダブルバインドと共依存。こわれた親との確執に、特別な境遇に置かれたことからくる「まともな」娘のこわれゆく精神。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/nK9Mv0dULM

2016-01-15 23:03:28
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『賞金稼ぎのバラード』 未公開マカロニかと思い学生の頃深夜放送で一度観ただけだが、ぜひもう一度観たい良作。クリフ・ロバートソンが製作・脚本・監督・主演を務め、ロデオで稼ぐ男を描いた。知られざるニューシネマ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/kAkyAgjYRT

2016-01-17 08:52:09
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『屋根』 戦後のイタリア。郊外の市有地に警官に見つからぬよう家を建てれば、居住権が発生して住むことが出来る。貧しい新婚の夫婦は友人たちに手伝って貰い、一晩で家を建てようとするが…。デ・シーカのネオレアリスモ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/kFalUAFCwG

2016-01-19 23:14:21
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『BAR(バール)に灯ともる頃』 エットーレ・スコラ追悼。スコラ版“映画に愛をこめて”の『スプレンドール』もいいけど、一番好きなのは父子の会話をしみじみと描く本作。天気の話でも何でもいいのだ。会話さえあれば。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/V8WIy4H5Y8

2016-01-20 10:02:18
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『早春』 ジョン・モルダー=ブラウンはあんなに整った容姿に恵まれてるのに、何でこうも痛い映画ばかりに出ているのか? 特に代表作であるこのイエジー・スコリモフスキ監督の鬱屈した傑作では、いたたまれなさが際立つ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/uCEwPSiok2

2016-01-20 23:37:14
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

相手役が若かりし頃のトランティニャンだったからいいんだな。頼りなくて翻弄されて。あきらかに人妻の方が上手(うわて)だ。 そして、それまでの諸々を圧倒的破壊力で帳消しにしてしまう、“激しい季節”の到来。傑作です。 pic.twitter.com/8L3goRKGAx

2016-01-24 12:10:48
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『めぐり逢う朝』 アラン・コルノーが本分を忘れ、文芸作を撮っていた頃の1本で、古楽器ヴィオールを操る演奏家たちの葛藤を雅に、またフィルムノワールのタッチで陰翳深く描く。ドパルデュー親子は17世紀がよく似合う。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/9om32H1hzx

2016-01-29 22:27:02
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『去年マリエンバートで』 ロブ=グリエの脚本で難解の大決闘みたいに思われてるが、レネをお好きな方なら御存知の通り、彼は理知的で理路整然とした作品を撮るのである。服装の差異、最後の解釈を再考すると答えが見える。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/T757xZ4FeC

2016-01-30 12:21:56
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『鏡の中にある如く』 作家と精神的に不安定な彼の娘、そしての弟の織り成す孤島での緊張感溢れるドラマ。コクトーの『恐るべき子供たち』と同じ題材を扱っているが、ベルイマンの冷徹な視点にロマンチシズムは欠片も無い。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/o2rt4aSxl7

2016-02-06 11:31:20
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『スイミング・プール』 「火サス」みたいな話だが、不可思議な仕掛けが散りばめられていて面妖なのである。この映画でもシャーロット・ランプリングは胸を露わにし、踊る。だが、『愛の嵐』の時とはおおいに趣を異にする。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Ri3OgavKyp

2016-02-07 02:56:57
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『緑色の部屋』 フランソワ・トリュフォーとヘンリー・ジェームズは親和性があるのだった。そしてこの上質でゴシックな映画にはモーリス・ジョーベールの音楽とネストール・アルメンドロスのカメラはべストマッチなのだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/6E1aUemRsd

2016-02-07 03:12:24
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ゲーム』 観客が素直に物語に入り込めるかどうかの試金石に成り得る、“シャマラン風”サスペンス。個人的事情もあり、大人になった兄弟の愛情と相克を描くこの話は大好き。落下シーンの、夢の中の記憶にも似た美しさよ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/KXdAIt70wa

2016-02-07 11:07:29
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ラスト・ショー』 小さな劇場が次々に斃れていく今観るべき映画です。本作で閉館になるテキサスの田舎町の映画館の、最後に上映される映画は『赤い河』でした。原作ではランドルフ・スコットのB級西部劇だったらしいね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/q992IweFNG

2016-02-10 10:33:56
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『砂の女』 いったい勅使河原宏の他に誰が、安部公房の原作を映像化しようなどと無謀なことを考えるのであろうか?そして出来たこの作品の完成度の高さ。 瀬川浩のカメラ、武満徹の音楽。岸田今日子の怪演。圧巻の終幕。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/vRwr92MdXq

2016-02-11 00:03:10
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『パサジェルカ』 新婚旅行中の客船で出逢った旧知の女性。それは自分が親衛隊将校として収容所に勤務していた時の囚人だった…。『愛の嵐』にも似た設定のこの話を撮影中、アンジェイ・ムンク監督は事故死。未完の傑作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/FkwfqqO5uH

2016-02-12 00:45:15
拡大
拡大
拡大
拡大
前へ 1 2 3 ・・ 27 次へ