ニンジャスレイヤーの謎が次々と解き明かされる貴重な質疑応答セッション
A8 ボンド(続き)「それから、スシ? アンチョビ・グンカンが一番だ。次がナチョ。もちろんマグロも大好きだよ。ぼくはスシが好きと言いながらナマモノはダメでタマゴばかり食べるような、モータードクロのような情けない『ガイジン』とは違う。笑」
2011-04-01 22:32:19A8:モーゼズ「私の答えはカリフォルニアの空のように単純明快さ。それはカキノタネだね。私は勇敢だから、辛い食べ物や危険な食べ物に目が無いのさ。シチミ・ペッパーを一缶入れるビールの飲み方も教わったよ。スシで言うと……マグロ……いや、タマゴかな。アボカド・トビッコロールも大好きだよ」
2011-04-01 22:36:48Q9>初めて読んだ時から「サイバーパンク」と「ニンジャ」が異常な親和性の高さを発揮していることに驚愕しているのですが、一体何故この組み合わせの相性のよさに気づいたのでしょうか。
2011-04-01 22:40:35A9>モーゼズ「以前、インタビューで詳細な持論を展開したこともあるが、あれは事後に発見したことなんだ。最初は……偶然だろうね。ケミストリーの産物さ。たしか、屋外でニンジャセッションを行っていた時に、ニンテンドー・パワーグローブを黒く塗ってテッコの代わりに使ったのが発端だと思う」
2011-04-01 22:45:03Q10> ポン・パンチ、とはポンポンに撃ち込むパンチだと解釈していましたが、実際どういうパンチなのでしょうか?
2011-04-01 22:52:18A10> ボンド「これは、一般的に知られているのは、ビデオゲームのTEKKENでPAUL PHOENIXがポップな形で使っている。ジュードーの技「デス・フィスト」だ。この技は中国大陸から伝わったカラテ技で、かつてはポン・パンチと呼ばれていた。ポンとはクラッシュの意味だ。」
2011-04-01 23:05:19A10 ボンド(続き)「ちなみにポムポム・パンチは、対空砲撃砲であるポムポム砲から来ている。斜め45度に向かって繰り出す危険なパンチなんだ。これはポン・パンチとは特に関連がないから気をつけてほしい」
2011-04-01 23:07:02Q11>ネオサイタマのスシはサカナの粉末をスープと混ぜ合わせ練り、スシネタを作っている様ですが現在の日本のスシとは大きく違いますね また、大トロの粉末を貴金属の様に取引されてもいます こういった現象の背景を教えてください。
2011-04-01 23:09:00A11>ボンド「日本にいる私の甥が、ネギトロチューブについて教えてくれたのが発端だね。サシミを樹脂に詰めて成型してしまう…これは半神的存在であるニンジャにLAN端子をインプラントするくらいサイバーパンクで冒涜的なことだと感動したし、将来的に全てがその方向に行くだろうと考えたんだ」
2011-04-01 23:12:24A11(続き)>ボンド「それから、大トロ粉末か。これはね、大トロの成分はニューロンに作用するというサイエンスTVプログラムから着想を得ているよ。日本人が非常に賢く、またテクノ的なニューロンを持つのは、すべてがマグロに由来するとそのサイエンスTVプログラムは言っていたんだ。」
2011-04-01 23:15:34Q12> ニンジャスレイヤーには巻物をくわえたりガマに乗ったりするタイプの古いニンジャ・フィクションの影響はあるのでしょうか?一見ないように思いますが。
2011-04-01 23:17:05A12:ボンド「マキモノとガマについては、バイオニンジャの『フロッグマン』で実現させた。かれはバイオ蛙にまたがりマキモノで攻撃するニンジャなんだ。いずれ彼にも活躍の場がやってくると思う。」
2011-04-01 23:17:23Q13> ドーモ、モーゼズ=サン、ボンド=サン。翻訳された物をいつも楽しく読ませて頂いています! あえてお二人の「日本文化で嫌いな物/受け付けない物」を伺ってみたいです。食べ物とか。
2011-04-01 23:19:27A13: モーゼズ「食べ物についていえば、とくに無いかな。納豆だってお手の物さ。トーストに挟んで食べる。あれはピーナッツバターに似ているね。嫌いな物…そうだな、官僚機構、ヤクザ・ファンド、カロウシといったものは重大視していて、ニンジャスレイヤーにおいても大きく取り上げている。」
2011-04-01 23:21:57A13 ボンド「どうしても受け付けられなかったものがある。固くボイルした卵黄を砕いてアンコにしたものを食べたことがあるんだが、あれはウィアードで、じんましんが出て寝こんでしまったんだ。もしも皆の中にあれが好きな人がいたらごめんよ。」
2011-04-01 23:28:57Q14> 翻訳されたノベル、いつも楽しく読ませて頂いております!米国ではアクション・トイがシリーズ化されるほどの人気と聞いてなるほど、と納得しておりました!さて、ニンジャスレイヤー本編にはこういったトイの元になる挿絵がついているのでしょうか?是非詳細を知りたく思います!
2011-04-01 23:30:07A14: ボンド「ハイ、ついていました。ただ、今となっては権利の関係で僕らがそれらを自由にすることはできないんだ。残念なことだけどね。」
2011-04-01 23:32:16A14>モーゼズ「ちなみに、挿絵は全て私たち2人が描いた鉛筆書きだよ。当然、デッサンなんか無茶苦茶さ。ニンジャスレイヤーの誕生前夜、IRCを使って交換していたラフスケッチのエネルギーを、そのまま製品にしたんだ。でも自分達が描いた絵なのに公開できないなんて、おかしな世の中だよね」
2011-04-01 23:42:45A14 ボンド(続き)「前の出版社は殆ど嫌がらせめいた妨害で、インターネットにアップロードするファンにすら圧力をかけ削除させたんだ。だが我々はそれ以後の権利は全部押さえてる。彼らが妨害できたのは昔の絵だけ。今後は自由に新しい絵を用意できるし、ファンの皆も好きに描いてアップしてね」
2011-04-01 23:48:37Q15> 作中の世界ではもうリアル・ニンジャになる方法(修行法)は失われてしまっているのですか? そしてそれはどういった内容なのでしょうか?(僕もニンジャになりたいのでその鍛錬法には非常に興味があります!)
2011-04-01 23:50:00A15: ボンド「リアル・ニンジャは数えるほどしかいない。ドラゴン・ゲンドーソー(彼も故人となってしまったね)と、他に数人いるかどうか……。ニンジャになる修行法はゼンの教えを中心にしたもので、断食や木人拳などの過酷なシーケンスをこなさねばならない。実際危険なんだ。」
2011-04-01 23:52:09Q16:お二人が始めてニンジャに触れた作品を教えてください。サンペー・シラトか、フータロ・ヤマダか、ミツテル・ヨコヤマか
2011-04-01 23:53:18A16>モーゼズ「2つある。ゲームならNESのNINJA GAIDEN、ムーヴィーなら、場末のドライブインシアターでやっていたショー・コスギの名作ニンジャプロイテーション映画メドレーだね。カタナのような目だった。震えたよ。だから私の中ではラオモト・カン役は彼しかありえないんだ!」
2011-04-01 23:57:53A16:ボンド「Ninja vs Bruce Leeという、ええと、ブルース・リーの偽物の映画があって…まあひどい映画なんだけど。ニンジャもブルース・リーも出てこないんだからね。わけがわからないって?僕もさ。でも、映画館に入って裏切られるまでに脳内で温めた映像こそが僕の原点さ。」
2011-04-02 00:08:26Q17>作中にある『スゴイタカイ・ビル』はどれほどの高さでしょうか?また、このビルはネオサイタマで最長のビルなのでしょうか?
2011-04-02 00:10:53