ニンジャスレイヤーの謎が次々と解き明かされる貴重な質疑応答セッション
A17:モーゼズ「スゴイタカイ・ビルはかなり高い。実際高いといえるだろう。理論的には、ネオサイタマからフジサンを臨めるくらい高いんだ。しかし最長ではないね。二番目だ。最も高いのは、カスミガセキ・ジグラットだよ。そこからキモンの方角にスゴイタカイ・ビルがある。象徴的だよね」
2011-04-02 00:12:37Q:ケジメドのフロントマン、タケシ=サンはどういった経緯で両手の中指以外をケジメしてしまったのでしょうか?また彼はどうやってサケを呷ったりスシを貪ったりするのでしょうか…?
2011-04-02 00:15:09A18:モーゼズ「ヤクザ時代に何本か失い、その後、攻撃的サインを出すために中指以外をケジメしたんだ。コワイ!もうサケは飲めないしスシも喰えない。だから彼はいつも、未来はもう無い、未来は今だ、と歌うのさ。デッドムーン~で流れた曲は、アワ・ケジメド・フューチャーっていうタイトルだよ」
2011-04-02 00:19:41Q19:フィリップ氏とブラッドレー氏の作業分担はどのようになっていますか? また、お二人の出会いを教えて下さい。
2011-04-02 00:22:43A19>モーゼズ「昔はIRCを利用して1パラグラフごと交代で書くっていう修行をしたこともあるけど、基本的にはエピソードごとにメイン著者が別だね。ただ、お互いのアイディア交換によるケミストリー反応の過程は依然として残っているよ。僕達2人の出会いは、それこそまさにIRC上だったのさ」
2011-04-02 00:29:01Q20 > これまで数々のエピソードが公開されてきましたが、一巻は残り何話くらいなのでしょうか
2011-04-02 00:32:16A20 :ボンド「翻訳チームに現在の状況を教えてもらった。そう、『ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション』が時系列的にはもっとも1話の終盤近くということになるだろう。バジリスクとニンジャスレイヤーが戦い、ウォーロックが処刑され、ナンシーがさらわれたところだね。」>>
2011-04-02 00:34:57Q20:ボンド(続き)「あそこから最終シーケンスに突入する。そこからはジェットコースターさ。4月中には日本の皆さんにもお見せできるだろう。最終シーケンスを構成するエピソード名の一つは『…アンド・ユー・ウィル・ノウ・ヒム・バイ・ザ・トレイル・オブ・ニンジャ』だ。」
2011-04-02 00:37:17Q21>Wasshoi!質問です。悲鳴などに使われている「アイエエエエエエ!」はとても特徴的ですが、どこからインスピレーションを得て思いつかれたものなのでしょうか?
2011-04-02 00:39:39A21 ボンド「アイエエエ!という叫び声は、カンフー・ムービーにつきものだね。格闘シーンの最中、小市民が屋台や店を壊されて泣き叫んでいるのを見た事はある?とてもエキゾチックで、打ちひしがれた市民の叫びの代弁であり、心折れた戦士の情けない叫びにも使える。そこから着想を得たのさ。」
2011-04-02 00:43:00(翻訳チームより: ありがとうございます。ご質問メッセージの受付を終了させていただきます。ボンド&モーゼズは既にいただいたご質問から幾つかピックアップして引き続き回答します)
2011-04-02 00:46:12Q22>ドーモ、モーゼズ=サン、ボンド=サン。レイジ・アゲインスト・トーフが好きで、そこに描かれる下層民衆文化がオキニイリなのですが、あの一見矛盾するかにも思われるスタンド・フードショップとゼン空間の組み合わせのスシ・スタンドはいったいどのようして思いついたのですか?
2011-04-02 00:52:39A22>ボンド「甥から送られてきたスシバーやヌードルバーのムービーに強くインスパイアされた。客は超然としており、イタマエと目を合わせようとせず、隣の客といっさい話をしようともしない。まるでゼンやチャドーの苦行のようだった。それを実際安いイミテーションにしたのがあの無人スシバーさ」
2011-04-02 00:58:32Q23> 先日はニンジャヘッズによる人気投票も行われましたが、モーゼス氏とボンド氏がニンジャ的キャラクターを考案する際に念頭に置かれる事は何でしょう。また、例えば『ニンジャスレイヤー』のファンジンや同人誌を日本のファンが発行する事についてどう思われますか?
2011-04-02 01:02:00A23:ボンド「ファンジンや同人誌を作ってもらえるのは、とても光栄なこと。原典としてこのTwitterアカウントや日本公式サイト http://d.hatena.ne.jp/NinjaHeads/ を明記してくれるぶんには、そういったコンでの取り扱いは歓迎だよ。」
2011-04-02 01:04:54A23>モーゼズ「“何故彼はニンジャになったか”を常に念頭に置く。作品内で語られることは無くても、全てのニンジャにソウル憑依前のエピソードがある。生き死にのドラマを描くわけだから、そこはキッチリやりたい。一番好きなキャラ、ラオモト・カンについては、スピンオフを軽く1冊書ける位さ」
2011-04-02 01:12:33Q24>先日、twitterでキャラクターの人気投票が行われましたが、お二人のお気に入りなキャラクターを教えて下さい(人数は問わず)
2011-04-02 01:16:04A24 モーゼズ「というわけで、ラオモトだね。」ボンド「もちろんニンジャスレイヤー、ダークニンジャだが、バジリスクもかなり気に入っている。それからサボターは執筆時かなり苦労させられたこともあって印象に残っているよ。」
2011-04-02 01:21:14Q25>今後サムライが登場人物として関わってくることはあるのでしょうか?サムライ探偵なるアニメが存在するようですが、ネオサイタマではサムライはどのような存在なのでしょうか
2011-04-02 01:23:19A25 ボンド「サムライは江戸時代の貴族階級だね。扱いとしては現実の日本のそれと同じと考えてもらって構わない。ニンジャのような畏怖すべき半神性は全く持ち合わせない。まあしかし、サムライ的価値観、サムライ的魂といったメタファーは存在するだろう。そんな感じだね。」
2011-04-02 01:27:06Q26> ニンジャの皆さんの着ているニンジャ装束に関して。作中描写では血がニンジャ装束に変化したり、ボロ布をニンジャ装束のように纏ったりしていましたが、もっと一般的なニンジャ装束はどのように調達しているのでしょうか。お裁縫もタツジンなニンジャがいるのでしょうか。
2011-04-02 01:28:54A26 モーゼズ「ニンジャによって様々だが、ソウカイ・ニンジャは組織から支給を受ける。ニンジャ装束はカーボンテクノロジーが使われていたり、様々なデジタル機能が付与されていたりする。ニンジャスレイヤーの装束は血から作られるが、着たり脱いだりもできる。布製のものも持っているかもね。」
2011-04-02 01:32:23(翻訳チーム:名残惜しいですが一問一答タイムはこれにて終了となります。お付き合い頂きありがとうございました。全てをとりあげることはできませんでしたが、どれも奥ゆかしいグッドマナーな質問ばかりで、まさにファンの皆様に支えられた作品であるという認識を強めました。御礼申し上げます。)
2011-04-02 01:36:56モーゼズ「本当にどうも有難う!私たちはつながっています!今までも、これからも!Wassyoi!」ボンド「いずれまたお会いできることでしょう!オタッシャデー!」
2011-04-02 01:38:07(翻訳チームより補足:さきほどQ&Aのなかでも触れられましたが、コンにおける当日版権について。出典として当アカウントと公式サイト http://d.hatena.ne.jp/NinjaHeads/ を明記して頂ければ、自由に行っていただいて結構です。)
2011-04-02 01:40:22