蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 2051~2100

物忘れが激しくなったので、1日1本オススメ映画は自分のための忘備録として役に立っています。忘れないように身体にタイトルを刺青する手もあるが、痛そうだし。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

主人公が1920年代のデンマーク人風景画家ということで、画面作りの構築に同じデンマーク人の画家ヴィルヘルム・ハンマースホイの絵画を参考にしています。 コペンハーゲンの運河沿いに佇む画家の家の、室内の虚ろさ、孤独感が、主人公の心象にぴったりなのだ。 pic.twitter.com/Simf2E8Xae

2017-12-26 18:57:56
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『リリーのすべて』 当時の欧州において性転換手術を受ける勇気は並大抵のものではなかったと思う。トランスジェンダーとか性同一性障害の知識が無いので、この勇気ある主人公を描く勇気ある映画について正確に主題を受け止めきれたかどうかは自信無いけど、最後の最後で大感動。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/PSioi6I2Ww

2017-12-26 18:55:48
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

イタリアン・ネオレアリスモを感じさせる乾いた視点の底にラテンのリズムとバイタリティが在り、マカロニウエスタン顔負けの皆殺しと残虐な場面(しかも、それがリアルな現実ときている)の連続の割には、観終わった印象は爽やか。 pic.twitter.com/LLVUtG3WMM

2017-12-26 10:46:25
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『シティ・オブ・ゴッド』 “神の街”…それはブラジル、リオ・デ・ジャネイロの貧民窟。そこでは子供が子供を殺し、麻薬と強盗、ギャング同士の抗争が横行する。その地獄の様な街を舞台に、一人の少年がカメラマンを志してチャンスを活かし這い上がって行く。鮮烈な演出に震える。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5TLQ9SCAKM

2017-12-26 10:43:58
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ゴーストタウンの決斗』 観てる間既知感を感じるがそれは間違いで、多くのイタリアの作家達が本作の衣装、構図、キャラクター造形を参考にしている筈。原作は『ガンクレイジー』と同じマーヴィン・H・アルバート。スタージェスの西部劇の中では『墓石と決闘』と並んで好き。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/vcpe1RLEyf

2017-12-26 00:08:46
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『人生スイッチ』 全6編から成る、アルゼンチン発『世にも奇妙な物語』。だが、内容はより辛辣でパワフル。黒くて辛くて皮肉が効いてます。最初のが短くて凄いオチだなと思ったら、そこにタイトル。掴みはOK。圧巻なのが最後の話。どう収拾を付けるのかと思ったら…見事でした。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/PIscpkj2lH

2017-12-25 17:49:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『マリア・ブラウンの結婚』 背景を第二次大戦後に移して、ドイツ人が演出した『嫌われ松子の一生』? …違いますねw 敗戦後のドイツで、一人の女性が生き残るために手段を選ばず、男遍歴を繰り返す。最後のガス栓のくだりは解釈が分かれるところだが、私は事故説を推したい。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/EhACKEiRd2

2017-12-24 21:39:27
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ホワイト・クリスマス』 クリスマスイヴに生まれたハリウッドの職業監督マイケル・カーティスの撮った、知名度抜群能天気古典クリスマス映画。この当時作られた映画ならではの撮影とか、セットとか唄とか女優とか踊りとか、脳内に“名画フィルター”をセッティングして観るのだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/XizbEaMrTS

2017-12-23 22:35:13
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『トレーニング デイ』 正義感の強いルーキーが歴戦練磨のベテラン刑事と共に現場でノウハウを学ぶ…昔からポリスアクションでよく見るけど、今はここまで殺伐としてるのかと暗澹たる気持ちにさせられる。遊び感覚の銃撃戦とか当然の横領とか。荒廃したまま物語は進み、〆は非情。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/a47QOCLAJt

2017-12-22 18:57:12
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『やぶにらみの暴君』 65年も前にフランスで作られた長編アニメです。30年経ってポール・グリモー自身がセルフリメイクした『王と鳥』というのもあります。私は大学の授業で1952年版を観ました。アニメーションの可能性を拡げ、完成度の高さから多くの追従者を生んだ作品です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/OsV4K54NX9

2017-12-21 23:39:34
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 アメコミ原作実写物は苦手だ。“ポンチ絵”だからか? マカロニウエスタン大好きなのなw 大味だからか? いや、バットマンなぞは陰翳に富んでる。理由を探るべく、私のアメコミ原作実写物鑑賞行脚は続く…。本作はかなり好き。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/49onfAXVM5

2017-12-20 23:42:52
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

コーエン兄弟の名人芸的演出はもはや枯山水と言うか、しみじみと見事だ。 毒舌キャリー・マリガンと猫がまた、素晴らしい。とてもとても素晴らしい。 pic.twitter.com/tKxnbwTYEY

2017-12-20 10:24:16
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』 名人的演出と陰翳礼讃の画面に映し出される、1961年N.Y.グリニッジ・ヴィレッジのフォークソング界隈。無名のアーティストが成功するでもなく落ちぶれるでもない、当時の空気に生きていた姿を独特の距離感で描く。絶品。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/tml5TmmO2a

2017-12-20 10:20:26
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『リトル・ロマンス』 相手役のクソガキに対するあからさまな嫉妬で(それだけダイアン・レインの可愛さと言ったらなかった。いや。今見てもこのガキのドヤ顔はムカつく)、オリヴィエ卿に「歯の治療してやれ」「袖口の刃物でぶすっと刺してやれ」とか想ってると感動のラストだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/8LBSJuqtU6

2017-12-19 20:18:48
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